匿名さん 2024-01-18 21:20:33 |
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鮫島旭
「……ですね。背中拭いてもらえますか。」
(背後に感じる先輩の気配に眉を顰めつつも、首元をタオルで拭きながら答える。スポーツバッグから取り出した厚手のタオルを先輩に差し出し─仲睦まじく会話している生徒達の姿を眺めながら地面へ腰を下ろした。腕時計で時間を確認する片手間に柔軟体操をしていると、ふと虎杖が近付いて来て─「鮫島先生すげー!骨ないじゃん!」と驚愕したように笑う。「…何言ってるの、ちゃんとあるよ。」と軽くあしらいながら尚も柔軟体操を続けて。)
五条悟
「彩莉菜もおいでよ、僕が守ってあげるからさ。」
(出張の間会えないのが淋しいなあ、などと思いながら─逃げるように離れていく伊地知を見送っていると、虎杖が彼女に来ないのか、と尋ねた。内心虎杖に親指を立てつつ、遠慮している様子の彼女に歩み寄ってその肩に手を回す。いつもの調子でニコニコと笑いながらそう声を掛けて。)
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