匿名さん 2024-01-18 21:20:33 |
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鮫島旭
「……何ですか、急に?……まあ…それなりに行きますけど。」
(急な質問に携帯から顔を上げ、怪訝な顔をしたものの─訝しげな眼差しで先輩の顔を見上げたまま、一応問い掛けられたことには答えておく。─確かに、七海とは良く飲みに行く。お互いに共通の面倒な先輩を持っているからか、飲んでいる時の話題には事欠かないし─七海自身ともそれなりに仲は良い。だがどうしてこんなことを聞くのだろうか、と脳内で頭を捻りつつもまた携帯に目線を落とし、生徒たちからの新着メッセージを確認した。大抵はおはようございます、やら今日の組手楽しみです、やらといった可愛らしい内容で、読んでいる内に思わず頬が緩んで。)
五条悟
「勿論!楽しみだなー。」
(案の定と言うべきか、自分の提案を二つ返事で了承してくれた彼女の手を─ぎゅ、と握りしめた後直ぐに離し、上機嫌にニコニコと笑う。空色の瞳が店内の明るい照明を反射してきらきらと輝き、自分の内心を代弁してくれているようだった。楽しみだ、と本心を吐き出し、若干浮ついた気持ちでテーブルに頬杖をついて。)
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