匿名さん 2024-01-18 21:20:33 |
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鮫島旭
「……ありがとなー、けんと。」
(─心做しか普段より身長が自分に近い気がする七海(仮)にされるがまま身を委ねて店を出た後、普段の自分からは想像もできない程締まりの無い表情でふにゃり、と笑いながら礼を述べる。そのままタクシー乗り場まで運ばれ、偶然その場に停まっていたタクシーに乗り込んで─座り込んだ後は七海(仮)の肩に頭を預け、「わり…めちゃくちゃねむい、から…おまえんち、とまらせて…」と呂律の回らない口で言葉を紡ぎながらも─頭がかくん、と揺れ、再び眠りに落ちかけていて。)
五条悟
「…あのさあ。」
(彼女からの遠慮がちなお叱りにはごめん、と笑み混じりでごく軽く詫びてみせた。─自分の名前を呼んでくれたことが酷く嬉しい。が、邪魔者─自分を指差す男には絶対零度の眼差しを向け、刺々しく突き刺すような声を出した。「…君、さっきから何なの?僕が彩莉菜のこと騙す訳ないじゃん、ホントに大好きなのにさ。」明確に言葉には出さない。だが─言葉の節々に邪魔だから帰れ、と言わんばかりの嫌悪感が剥き出しになっていて。)
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