匿名さん 2024-01-18 21:20:33 |
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鮫島旭
「……いやに…きまってる、だろ。…しつこいし…めんどくさいんだよ、あんた。」
(顔を覗き込まれ、眉間の皺を更に深くしながら─無駄に顔の良い先輩からふい、と顔を背ける。横目でじとりと先輩を睨みつつ、残り数個までに減った唐揚げを口にぽいと放り込んだ。声にならない文句をブツブツと垂れながら、先程零してしまったものの代わりに新しく運ばれてきたビールのジョッキを手に取り、一気にその中身を飲み干す。ガン、とかなりの勢いで空になったジョッキをテーブルに叩き付け、今思えばとんでもない爆弾発言を口にして。)
「……だいたい、さあ。…あんた、なんでおれにからむんだよ。……おれのこと、すきなのか?」
五条悟
「そう?なら良かった!」
(彼女からカッコ良い、と言われて─あからさまに自分の表情がだらしなく緩むのが分かった。周辺から花でも飛んでいそうな空気のまま彼女の肩を抱き、浮き足立った気分でカフェの中へと入る。適当な席に腰を下ろし、いつものようにニコニコと微笑みながら彼女の顔をじっと見つめて声を掛け。)
「彩莉菜の服も可愛いね。」
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