匿名さん 2024-01-18 21:20:33 |
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五条悟
「旭、やっぱり酔ってるねぇ。」
(そろそろ乾いただろうかとジーンズに触れているといつもの口調とは違う粗雑な口調で手を払い除けられ睨まれた。これは完全に酔いが回ったらしい。舌っ足らずで目が据わっている。ジーンズは乾いていたため布巾をテーブルに置きながら旭をじっと見る。旭は唐揚げを食べていたが僕を睨み、これは本音なのだろうかぼろぼろと不満を口にしてくる。どうやら鬱陶しいと思われているらしい。まぁ、それはいつもの雰囲気からバシバシ感じていたが。こんなに頑張っているのにやはり旭は振り向いてくれない。この際、本音を聞いてみるかと「へー…そんなに嫌なの?僕にちょっかい掛けられるの。」と顔を覗き込み訊ねてみて。)
胡桃沢彩莉菜
「あ…五条く…っ…」
(周りを眺め彼を待っていては聞き慣れた声が聞こえてきて。其方に目を向けると手を振り此方に近付いてくる彼。何時もと違う雰囲気に胸が高鳴り名前を呼んでいたが途中で言葉を失う。目の前まできた彼は変じゃないかと訊ねてくる。変なんてことは無く寧ろカッコ良い。再会してこんな姿の彼を見るのは初めてだった。あの頃のようなサングラスを掛けているが、あの頃より幼さは抜けカッコ良さが増している気がする。ドキドキと鼓動が収まらず、なんでこんなにドキドキしてるの?と気持ちに整理が追い付かないながらも、首を横に振り「…ううん、その…カッコ良いと思う…よ?」と彼を見上げ答えて。)
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