匿名さん 2024-01-18 21:20:33 |
通報 |
五条悟
「あ、ごめんごめん!すぐ拭くねー。」
(流石に店員があそこまで親身に拭くのはどうかと思う。普通なら本人に拭いてくださいって渡すだけでしょ。あそこまでするって気があるに違いない。心の中で文句を垂れながら別の客の注文に行った店員の子をにこにことしたまま手をひらひらとして見送る。そうしていると旭から催促される。阻止は出来ても旭に風邪でも引かれては良くない。いつもの調子で謝れば布巾をジーンズに乗せぽんぽんとしながら水分を布巾に吸い込ませる。)
胡桃沢彩莉菜
「もう…やれば出来るんならこんな…ご褒美とかしなくてもちゃんとすれば良いのに…。」
(自分の赤い顔を隠し冷ますのに必死で彼の顔には気付かず彼が離れた気配にほっと安堵する。ドキドキが止まらない…なんで…?こんな気持ちはあの頃のようだ。この想いは抑えないと。頭から気持ちを消すように頑張りながら彼の顔は見ないようにして頬の熱を冷ますように手で扇ぎながらもポツリと告げて。そうしていては、ちょうど終業のチャイムが鳴って。特に残ってしないといけない仕事はないため机の上を整理しては鞄を手に持ち立ち上がって。)
トピック検索 |