一見さん 2023-12-23 17:33:22 |
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〈倉木真澄〉
「……安心するといい、僕は五条くんも、夏油くんも─…ちゃんと愛しているから。ね?」
(夏油傑の笑みに頬を膨らませた五条が「はあ?…絶対僕の方が良いって言わせてやる。」と不貞腐れたような声を上げながら自身を抱き寄せようとするのを手で制し、二人を胸元へ引き寄せては─聞き分けの悪い子供に言い聞かせるかのように、優しくそう囁いてやった。五条は未だ不貞腐れたような表情を浮かべてはいたが、倉木の囁く愛の言葉に絆されたのか「…なら、いいけど。」渋々文句を引っ込めて引き下がった後─僕も自分で開発とかした方が良いのかなあ、と自身の胸元に手を触れ、小さく呟く。そんな様子を余所に、倉木は煙草の吸殻を灰皿で揉み消し─「…今日は泊まるかい?五条くん、まだやりたいプレイがある─とか言ってたじゃないか。」と先程の五条の発言を思い出したのか、二人にそう提案した。五条はさんせーい、と軽い調子で声を上げ、「僕、真澄と泊まってくけど…傑はど~するの?」と首を傾げてそう問い掛ける。)
──
〈五条悟〉
「……めんどくせ…」
(五条は教室に入ってきた夏油の言葉に眉を顰め、大きく伸びをした。家入も"めんどくさー"と感情の籠もらない声で呟く。)
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