学生A 2022-01-12 23:44:29 |
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>日谷リン
そうかな──まあ、きみが言うならそうなのかも
( 階段をあがり、月明かりが差し込む踊り場は白く輝いて幻想的。面白いことを言ったつもりはないが、それはもう面白そうに笑う後輩を上の段から見下ろしながら首を傾けて──それから困ったように笑って。再び前を向き階段を上がるように足を踏み出しながら思うのはヴァンパイアたちのこと。怖くて冷たくて、でもどうしようもなく美しい彼らは…どうしたって相容れない存在に違いないけれど )
分からないから怖いことってあるじゃない?幽霊の正体見たり枯れ尾花…なんてね
>逆巻レイジ
餡子との相性良いからね、無難に羊羹とかにしようか?──おやおや、きみは私のセンセイみたいだね
( ごろりと横になったままページを捲っていれば譲り渡した椅子に戻る生徒の姿…仮に彼がヴァンパイアだったとして、こちらに対して攻撃的で無いのなら逃げる理由もない。だって同級生というやつだから。と、想像以上に優しい声で窘められれば本を再び閉じて、ゆっくりと身体を起こして座り直し、服装を整えて、足先を揃えて…淑女のように。ただし、言葉は変わらず生意気に )
はい、センセイ。それじゃあ、来週の金曜日にしようか。時間は──学校終わりだとだいぶ遅くになってしまうけれど、大丈夫?昼間の方が良いとかあるなら、合わせるよ
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