学生A 2022-01-12 23:44:29 |
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>日谷リン
私には才能だとか、それを肯定するような責任感も持ち合わせてはいないけどさ…それでも、きみのピアノは好きだったよ
( 廊下が暗いから、ヴァンパイアなんて非現実的な話をしていたから…いずれにしても隣を歩くこの生徒が私を怖がらせまいと話しかけてくれていることが分かる。優しさは甘んじて受け取るとして、無茶はするなと窘められてしまえば困ったように肩を竦めてみせて。ちらりと横を見れば月明かりで幾分か明るい廊下を進みながら、楽しそうにピアノの話をする姿は年相応に見えるもの…そもそも好きなことをしてはいけない理由なんて学生時代には──それが誰かを傷つけない限りはないはずなのだから。だから私も無邪気さを取り繕うように笑って )
別の学年のクラスに入るのなんていつぶりだろう──なんだか悪戯する時みたいでワクワクしちゃう。黒板に落書きでもしておこうかな
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