学生A 2022-01-12 23:44:29 |
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>白野トワ
ええ、構いませんよ。そうと決まればさっそくアッサムと牛乳の手配を──中途半端なものを出しては私が恥をかきますからね。
( 感慨に浸っていると思いもよらぬ誘いに考える間もなく頷いて。茶菓子を用意すると話す彼女に負けじと美味しいミルクティーを振る舞おうと意気込み、銘柄は何がいいか、お気に入りのティーカップを持って行こうかといった楽しい想像は吸血鬼としての誇りはどうした、というもう一人の自分の声なき声によって霧散し、取ってつけたようにあまのじゃくな発言へと変貌させる。眼鏡のレンズに穴が空くのではと思うほどの熱視線にから逃げるように眼鏡を直す仕草をして、先ほどとは打って変わってため息混じりに話し始め。 )
ええ、まあ…私とは似ても似つかない兄弟が五人ほど。彼らは校内でも好き放題暴れているようなのですが、どうやら貴女の耳に我が逆巻家の悪評は届いていないようですね。
>日谷リン
心配には及びません。私はどの棚に何があるか全て把握していますから。
( 急に敬語になる相手に内心驚きつつも、手を差し出したままこちらも引き下がらない姿勢を見せる。むきになりかけていたのもあったが、やはり彼の態度は引っかかるものでもう少し観察することに決め。とはいえ相手もなかなか頑固な性格なのか、本を渡す気配はない。どうしたものかと考えを巡らせた結果、差し出した方の手で彼が持っている本を指し示しながら、ちょっとした冗談を交えつつ問いかけて。 )
先輩であるこの私に遠慮でもしているのですか?それとも、自分が借りていることを知られたくない本があって見せたくないと?
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