学生A 2022-01-12 23:44:29 |
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( 満月がこちらを見下ろす夜のこと。授業終わりに荷物をまとめ、さぁ帰ろうとドアを見遣れば集団が塞いでいたもので退くまで仮眠でもしようかと、そう思ったのが全ての始まりだった。目が覚めれば誰もおらず、暗い教室に一人きり。起こしてくれても良いじゃないかと文句を脳内で散々吐き散らしても誰かが現れる訳でもないのだからやるせない。荷物を片手に立ち上がると、不気味な教室内を見回して── )
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