メジロドーベル 2021-12-04 15:33:06 |
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トレーナー、今日はちゃんとトレーニング……って、どうしたの?なんだか凄く暗い空気を醸し出してるんだけど…
(少ししてグラウンドへと姿を現し、ケガがあったり色々あって中々ちゃんとしたトレーニングが出来ていなかったこともあり今日こそはと意気込んでいたが、膝を抱えてなんだか調子のおかしい相手のことを心配して何事かと尋ねて)
あ、ドーベル……いや今日さ君がいなくなる夢見たからさ…でも大丈夫、顔みたら元気出た
(ドーベルの顔を見ると一気に明るい顔になり、今朝あったことを話すがそんなこと思い違いだなと苦笑いして立ち上がると)
あくまでもそれは夢でしょ?アタシにはアンタが必要だし黙って居なくなったりなんてしないよ。そんなありもしない心配よりちゃんとしたトレーニングメニュー、考えてきてくれた?
(夢でみた内容に一喜一憂していたことがわかれば、それは無用な心配だということを示すために今の自分がどれだけ相手のことを必要としているかをありのままに伝えて。夢の内容よりも現実のこと、自分で自分を誇れるウマ娘になるためにどんなトレーニングをすればいいのか相手に尋ねて)
だよね、それじゃ今日はタイム測ってみよっか。今のドーベルの実力知りたいし
(ドーベルの反応を見て自分の考えは本当に杞憂だったのだと馬鹿らしくなって笑いかけると、今の実力からドーベルのメニューを改良しようと考えてるのでタイムを測りたいとお願いし)
わかった、とりあえず先にアップ済ませてきてもいいかな?アタシも走るのは久しぶりだから
(相手の指示に頷くと、タイム計測の前に少しばかり走りの感覚を取り戻しておきたいと考えれば軽く準備運動を済ませてからウォーミングアップのためにグラウンドをゆっくりしたペースで走り始め少しずつ速度を上げていき)
そういえば今まで怪我とかでトレーニングしてこなかったけど…ドーベルって本当に素質有りまくりなんだよね…
(最近はリア充みたいな事ばっかりしてたので忘れかけていたが、やはりメジロ家のウマ娘ということもあり走りは1級品で、その姿に目を奪われ)
うん、いい感じかな…トレーナー、そろそろいけるよ
(これまでそれなりに走り込みをしてきていて身体に走りの感覚は染み付いており、感覚を取り戻すのにそれほど時間はかからず身体もいい感じに温まってくればタイムの計測もいつでもいけると相手へと告げて)
はいよー、それじゃ行くよ。よーい、スタート!
(ドーベルの調子が戻ってきてスタートラインに立ったのを確認すると、手元のストップウォッチを用意して走り出したらボタンを押し)
じゃあ、行くよ……はああっ…!
(自己評価の低さに反して相変わらず人目がない場所での走りはかなり洗練されており、フォーム、ペース配分共にかなりの安定感でコースを走り抜けて)
出会った頃よりも成長してる…きっと俺に隠れて自主練してくれてたんだな…
(ドーベルの走りを見てれば彼女の努力が伝わり、こちらへ戻ってくれば微笑みながら褒めるように頭を撫でて)
まあ…足の怪我に支障が出ない程度には筋トレとかしてたけど…それぐらいだよ
(筋肉量が出来るだけ落ちないように自主的に軽い筋トレをこなしていたのみでわ自主練なんて言えるほど大袈裟なことはしてないと相手の行動に赤面してやや俯きがちにそう口にして)
ドーベルのそういう気持ちが嬉しいんだよ。てか髪サラサラだね~…
(ほんの少しの筋トレでも、自分で強くなろうとするその心意気がすごいと褒めながら頭を撫で続けていると、あまりのサラサラ感にこっちもなんだか気持ちよくなって撫でるのを続けて)
そりゃ…アンタとの約束だし、アタシの努力が足りないせいなんてことになったらアタシは自分で自分を許せないだろうし…って、ちゃんとトレーニングするって話はどうなったのよ、もう……
(努力をするのは自分自身のケジメと相手との約束のためだと、やや照れ臭そうにしながらも答えて、頭を撫で続けながらこちらが恥ずかしくなるような感想を述べる相手に相変わらず抵抗はしないながらも文句を言って)
大丈夫大丈夫、ちゃんとするから。今の走りみて前よりも速くなってること分かったから少しトレーニング変えてみるか……それじゃハードルしよっか。待ってて~
(さすがにこれ以上撫でれば機嫌を損ねるかなと思い手を離して、記録を見て上達してるのを確認すれば素の速さは素晴らしいので機動性を上げてみるかと考えて走ってミニハードルを取りに走って)
ハードル走か…アタシはあんまりやったことないかも。……それにしても、最初は全然頼りない感じだったのにいつの間にかちゃんとトレーナーしてるじゃん…
(これまでの授業や教官の指導ではあまりやったことのないハードル走へと思いをさせ馳せ、全くの新人トレーナーが自分の指導をするなんてなった時は本当に大丈夫かという不安もあったが、こうしてみるとしっかり目標を見据えて必要なトレーニングを提案したりとちゃんとトレーナーらしい働きをしていることに感心して一人で相手が戻るの待つ間そんな事を考え、表情は優しげなものへと変わり)
んっ?どうしたのドーベル…なんかいい事あった?
(ミニハードルを抱き抱えて戻ってくればとても優しげな表情をするドーベルに少し驚き、何かあったのか聞いてみるけど少しふざけて「あっ、俺と一緒にいることが嬉しいの?なんてね」と冗談を言いながらハードルを並べて)
べ、別になんでもない…!アンタって相変わらず都合のいい解釈するよね、本当…
(戻ってきた相手の言葉にハッとして、緩んだ表情を見られてしまったことを恥ずかしく思い顔を背けて、相変わらずポジティブな思考をしている相手に対してやや呆れたような声音で口にしてからため息を零し)
ハイハイ俺はポジティブバカですよ~…ほら、ハードル並べ終わったからトレーニング再開するよ
(ほんの少し機嫌が悪くなった感じだけど口調は柔らかく微笑みながら、手を振りながら走ってと伝え)
わかった、とりあえず慣らしで少し抑え目のペースでやってみてもいいかな?
(並べ終わったハードルを見れば、自分としてはあまり経験のないことであるということを踏まえて最初から全力ではなくまずはハードルに身体を慣らすためこちらのペースでやってみてもいいか尋ねて)
もちろんだよ、俺は見てるからドーベルのペースでとりあえずやってみて
(ハードルの横に立って、どれくらいできるのかなとワクワクしながらドーベルの方へ手を振り)
…ありがと、アタシなりに頑張ってみるけどダメでもがっかりしないでよね
(こちらのペースに合わせてくれるという相手に感謝の言葉を述べて、自信のなさの現れかもしもダメだった場合のことも考えてそう予防線を張ってからゆっくり目のペースから始めて少しずつ速度を上げていき、自信のなさげな言葉とは裏腹にどんどんコツを掴んで速度を上げていき)
すごいじゃんドーベル!それ結構難しいってトレーナー同士でも言われてるのに……さすがメジロ家のウマ娘だな~
(あっという間に速度を上げて上達した動きを見せるドーベルに、もっと自信もってもいいのになと思いながらべた褒めして)
そう…?でもまだまだ…ここで満足して気は抜かないから
(褒められて一瞬安心したような表情を浮かべたがすぐに真剣な表情になって、再び足元のハードルへと集中すればまだペースは上げられるはずと試行錯誤を繰り返していて)
そっか……あっ、言い忘れたけど今週デビュー戦だから頑張ってね
(必死に頑張るドーベルにそういえば言い忘れてたなと思いつつ、彼女ならなんとかなるだろうと既に登録してあることをカミングアウトし)
そう…デビュー戦ね………って、ちょ、ちょっと待って、そんなこと急に言われても困るってば…どうしてそんな重要な事黙ってたの!?
(足元の動きに集中するあまり一度は聞き流してしまいそうになったが、すぐに相手がとんでもないことを言ったことに気づけば慌ててトレーニングを中断して、今週デビュー戦ということはもう殆ど日数がないことを意味しており何故今まで黙っていたのかと呆れ半分驚き半分といった様子で問い詰めて)
いや、今日の昼間に思いついてさ。ドーベルの実力試すいい機会だと思って申請しちゃった……もしかして怒っちゃった?ごめん。
(以前から感じていた彼女の実力ならデビュー戦も難なく乗り越えられると思いしてしまったと告白して、さすがに身勝手すぎたかと思い頭を下げて謝罪し)
…もういいわ、こうなった以上今更出走しないなんて言ったらそれこそ笑い者だし…それで距離は?
(自分の性格を考えればこれぐらい強引な方が覚悟が決まって良かったかもしれないと頭の片隅で思いつつも口には出さず、とりあえず怒ってはおらずメジロのウマ娘として一度決まったレースから逃げることはしないと諦めたように口にすれば早速レースの詳細を相手に確かめて)
ありがとうドーベル~。距離は1400m、契約する前の色々なドーベルの資料漁ってみて恐らくマイルが得意だなって思ったからこっちで決めさせてもらったよ。
(怒られずにすんで胸を撫で下ろし、デビュー戦を決める前から彼女に隠れて資料を読みまくって研究していたと話してどうかなと聞いてみて)
…うん、そうだね、アタシもそれぐらいの距離がちょうどいいと思う…アンタにしてはいいチョイスなんじゃない
(自分としてもベストだろうと思える距離を提示してきた相手が、独自に色々調べたりして自分のことをちゃんと考えてくれているのがわかり言葉の端に少し嬉しさを滲ませながら頷き)
ふふっ、褒められちゃった。ドーベルは綺麗だからすぐにファン増えそうだな……でも、なんかちょっとやだな…
(彼女の容姿ならデビュー後すぐにファンも増えそうだと思うと喜ばしいが、他の男に色目を使われるのは嫌だなと思い、寂しそうな表情をしながら人差し指でドーベルのほっぺをつついて)
ちょ、もう、やめてってば……アタシが綺麗かどうかは置いといて、メジロ家のウマ娘としては走りで評価されたいかな。生まれがいいとか綺麗とかそんな評価ばかりが先行するようじゃウマ娘の名折れだと思うし…
(頬を突かれるとそれを押し除けつつも、綺麗という評価には僅かに頬を赤らめては、すぐに気を取り直し小さく咳払いをしてから周りからそんな風に見られても嬉しくはないと、レースで成績を残したいという気持ちを前面に押し出して)
ははっ、ごめんごめん。もちろんそう評価されるようにこの一週間でしっかりトレーニングしなきゃ…だね。でも今日はこの辺で切り上げようかな。
(押しのけられると以外にもあっさりと引き下がり、彼女の言う通りメジロ家のウマ娘としてそちらでも評価されるように頑張ろうと意気込み、今日は一通り練習メニューを終えたので地面のハードルを片付け始めて)
お願いね、アンタのこと、アンタ自身が思っている以上に期待して頼りにしてるんだから…でも、ファンに嫉妬するようなみっともないことはしないでよ?
(これまではあまり素直に言えなかった相手を一人のトレーナーとして信頼して頼りにしているという言葉をストレートに告げてから、ややため息混じりにトレーナーとしてそんな大人気ないのは辞めてと苦笑して)
ははっ、……………ごめんそれは難しいかもしれない、まぁトレーナーっていう立場だから我慢するけど……
(もしかしたら自分よりかっこいい人がドーベルのファンになって、ドーベルが惚れてしまうのではとありもしないことで悩んでしまい冷や汗ダラダラで)
もう、しょうがないんだから…アタシとしてはもうちょっとアタシのことを信用して欲しいんだけど……
(そこで大丈夫と言い切れない辺り、こういうところは頼りないなあと肩を竦め、それからポツリと自分の好意をもっと信じてくれても良いのにと相手に聞こえないぐらいの声で小さく呟いて)
な、なんでもないっ…なんでもないから!…今日はトレーニングここまでなんだよね?レースまでもう一週間ないし、少しだけ自主トレもやっておかないと不安なんだけど、やりすぎも良くないし…だからこの後時間あれば一緒に自主トレのメニュー考えてくれない?…カフェテリアでお茶でも飲みながら…どうかな?
(慌てて相手の手から抜け出して後ろへと下がり、赤い顔でなんでもないと否定して、それからデビュー戦に向けて自主的にもトレーニングをしたいと要望を伝えつつも、トレーニングメニューについてはやはり相手の意見も聞きながら決めた方がいいと考えているようで、ついでによければ一緒にお茶でも…と少しばかり自信なさげに誘って)
もちろん良いよ、俺からすればドーベルと一緒に居れる時間が増えるだけで幸せだし。んじゃ、行きますか。
(反応を見て可愛いなと思いながら、意外なお誘いに少し驚きながらも断る理由は無く、むしろありがたいと微笑みながら2人でカフェテリアに向かい)
そ、そう…よかった…ありがとねトレーナー
(誘ってみたはいいものの、断られたらどうしようという想いが少なからずあって不安もあったが相変わらずブレない反応に安心しては、カフェテリアにむけて歩きながら穏やかな笑みを浮かべて、自分のわがままに付き合ってくれる相手に素直にお礼を言って)
こちらこそありがとうね……やっぱ放課後だからか人は少ないね。
(誘ってもらえて嬉しいとこちらもお礼を言ってカフェテリアに着けば、他のウマ娘も少なくこれならばドーベルと沢山話せるなと少し嬉しくなり)
ん、そうだね。アタシとしては人が少ない方が落ち着くし嬉しいかな…トレーナーは何を飲む?アタシはたまにはコーヒーでも飲もうかなって思ってるんだけど
(人が少ないことは自分としても好都合だと答えて、それは人目が少ない方が落ち着くというのもあるが、邪魔が入りにくい環境で相手とのんびり過ごせて嬉しいという気持ちも少なからずあって。とりあえず何か飲みながらと思い、相手にそう尋ねて)
んじゃ、俺もコーヒーで。大丈夫ドーベル、コーヒー苦いよ?
(自分がよく飲むコーヒーを相手も飲むということに少し嬉しくなり、照れ隠しのようにドーベルの事を茶化して)
子供扱いしないで!…でも、ちょっとだけミルクとお砂糖を貰える?べ、別に苦くて飲めない訳じゃないけど、アタシ的にはそっちの方が美味しく飲めるから…
(ムッとして反論するが、テーブル上の相手の手元のミルクと砂糖を指差しそれをこちら側にとってくれるようにお願いをしてから、改めて苦くて飲めない訳ではないと釘を刺し)
ん、はいよ……えいえい、構っておくれ~
(砂糖とミルク、それとマドラーをドーベルに渡して無言でコーヒーの中に入れてかき混ぜるドーベルを見てほっぺをつついてちょっかいを出して)
ちょっと、もう…子供みたいなことはやめてってば…全く、こんな時までのんびりお茶を楽しむ余裕もないんだから…
(頬へと触れる手から軽く身を引きながら、せっかく顔を突き合わせてのゆったりしたティータイムだというのに…と軽くむくれてみせるが、実際は表情は決して本気でそこまで怒っている感じではなく、しょうがないなと言わんばかりに、やれやれと小さく肩を竦めて)
ははっ、ごめんごめん。こんなことしてればいつかドーベルに嫌われそうで怖いな。
(相手も本気ではないことは分かっているが一瞬だけ本当に悲しそうな表情をしてまたいつものように明るく微笑んでコーヒーを口にして)
別に…そんなことで嫌うほど私は狭量じゃないつもりだけど…アンタはそういう人だってアタシはわかってるつもりだし
(嫌われることが怖いなんて口にする相手に対して少しだけ照れ臭そうに相手がどういう人物なのかはある程度わかっているしその上で自分は一緒に居るのだと言ってのけて)
…やっぱりドーベルは優しいね。本当に俺は君のことが大好きだな……それで、自主トレについてだけど取り入れたい事とか希望ってあるかな?
(ドーベルの言葉を聞いて頬杖つきながら微笑んで、トレーナーなのだから本題に入らないとなと意外とマジメに話を進めて)
そんなのアタシだって……そ、それより自主トレの話しだったよね、アタシとしては筋力のアップは必要かなって思うんだ、フォームの矯正とかはアンタに見てもらいながらの方が効率がいいだろうし、自分で出来そうなことっていうとその辺かなって
(大好きだという言葉に対して思わず自分もと漏らしてしまいそうになったがすぐに恥ずかしくなってこちらも本題について頭を切り替えて、あくまで自主トレなため、自分一人でも出来そうな筋トレをメインでやりたいと伝えて)
んー…じゃあジムで筋トレでもしてみる?もしそうするなら借りれるよう申請しとくし。ドーベルがそう思ってくれて嬉しいな、ありがとうね。
(筋力アップならストレートに筋トレの方が効率が良いだろうなと思い提案して、ドーベルが自分の体にそこまで考えていることにトレーナーとして嬉しくなり頭をよしよしと撫でて)
自主トレの為にそこまでしてもらっていいの?ジムが使えるなら確かに願ったり叶ったりだけど…
(あくまでも相手の指示ではなく自主トレの範囲であり、それにも関わらずジムの使用許可をとるなんて少し大仰な話になってきたなとそんな風に考えつつ、本当にいいのだろうかと確認するように口にして)
まぁ、自主トレってなると時間帯的にも他のウマ娘少なそうだし…なんとかなるでしょ。使えなくても空いてる時間帯虱潰しに探してみるから安心して。
(いつものようにお調子者のような感じではなく誰が見ても真面目に担当ウマ娘について真剣に考えてるからか、思考をめぐらせ眉をひそめ)
そう…じゃあ宜しくね。…アンタってさ、その気になればデキる人なんだからいつもちゃんとしてればいいのに……と、思ったけど、なんかあんまり完璧過ぎてもそれはそれで嫌かも
(普段とは違う、ちゃんとしたトレーナーらしい一面を見せられ少しドキドキしながら、普段からそうしてれば…と口にしてみるが、それはそれで何となく相手らしくなくて嫌かもしれないと思う自分がいて、結局のところ自分は自然体の相手の事が好きなんだなとそんな風に考えていて)
えっ、俺そんなんだった?…なんかそれはキャラ違いというか嫌だな。……あっ、俺も甘いコーヒー飲みたい
(無意識にやっていたためキョトンとしてそれは自分らしくないなと苦笑いして、いつもの感じに戻り自分のコーヒーに砂糖やミルクを入れればいいのにドーベルのコーヒーが飲みたいとお願いして)
な、なんで、アタシの手元見ながら言うのよ、自分で甘くすればいいじゃない。…む、無理!無理だから!……間接キスになっちゃうし……
(自らの手元のコーヒーへ砂糖やミルクを入れるのではなく、こちらの手元を見て期待に満ちた眼差しを向けてくる相手に無意識に手元のコーヒーを手で庇いながら、ゴニョゴニョとそう口ごもっては赤面していて)
やだー、ドーベルのコーヒーが飲みたい。てか、実際ドーベル俺にキスしたんだから関節キスくらい平気でしょ?
(机に突っ伏して駄々をこねて、この前自分の頬にキスしたんだから大丈夫でしょと謎の自信をこめて)
それは…でも恥ずかしいものは恥ずかしいんだってば、ていうか、ほかに誰が聞いてるかわからないんだからそういうことは言わないで…
(だからといって恥ずかしくない訳じゃないんだと抗議すれば、今は人が少ないとはいえ不特定多数が訪れるカフェテリアで誤解を招きかねない発言は控えるよう言って)
うぅ…分かった…コーヒーは諦める…
(機嫌が悪くなった子供のように机に突っ伏したままそのまま動かなくなり相手にギリギリ聞こえる声量で「ドーベルとイチャイチャしたい…」と連呼して)
あーもう、わかった、わかったから…イチャイチャとかそういう恥ずかしいこと言わないで…その、デビュー戦が済むまでは難しいけど、それが済んだらまた今度一緒にどこか出かけよ?…よっぽど変な事じゃなければアンタのしたい事に付き合うからさ
(拗ねたように顔を伏せる相手にバツが悪そうな顔をして、デビュー戦に向けてやるべきことはしっかりやらなければいけないが、それがひと段落した暁には自分で出来ることであれば応えてあげたいと伝えては頭へと手を置き)
…ほんとに?…えへへ、ありがとうドーベル。大好きだよ
(相手に頭を撫でられながら顔を上げて上目遣いでドーベルを見つめて、ならデビュー戦に勝つためにこの一週間で仕上げなきゃと決意してにこりと微笑み)
もう、調子いいんだから…アタシも大概甘いなあ
(こちらの提案にすぐに頭の調子を取り戻して微笑む相手に苦笑浮かべるが、なんだかんだ言って相手の思うつぼにハマってしまっている自分自身の甘さにやれやれと小さく息を吐いて)
うん、ドーベルはとっても優しいと思うしね。それで自主トレについては他に何かあるかな?
(改めてこんなダメな自分に着いてきてくれるドーベルのありがたみを知り本当に優しいなと思い、だからこそ自分も答えねばと自主トレについて他に決めることはないか確認し)
そうね、後は…やっぱりここ1番のスピードを伸ばすためにも走り込みをした方がいいと思うんだけど…距離とかペースとか悩ましいんだよね
(相手の問いかけに手元のコーヒーをティースプーンで掻き回しながら考え込んでからスピードを伸ばしたいという目標を伝えて、その為にはやはり走り込みが一番だろうと考えていると言い、走り方についてアドバイスを求め)
そうだね……正直ドーベルの走法は綺麗だから俺が口出すところもないし単純にスピードを鍛えた方が……そうだ、明日のトレーニング体育館に来てくれない?
(メジロ家のウマ娘だからか走りに関しては完成されてる部分が多く、ならばステータスを上げるしかないなと考えると妙案が思いつき明日のトレーニング場所を伝えて)
え、うん、それは構わないけど…
(スピードを鍛えるというのは共通認識だとわかれば自分の考えが間違っていなかったことに安堵して、自主トレの話しだったと思っていたため、相手に時間と場所を指定されれば戸惑ってしまうが、相手なりに考えがあるのであればそれを信じようと思い頷いてみせて)
…もういい、ただし他の人の前では呼ばないで。恥ずかしいから…
(あれほど言ったのに結局またベルと呼ばれてしまうと、なんだか怒る気も失せて相手にならいいかという気持ちにもなってしまうと一つため息ついてから二人きりの時に限って許すと条件付きで許諾して)
うん、ありがとうね……ベル…ベル…ふふっ
(昔のようにこの呼び方を2人きり限定で承認された事がとても嬉しくて、何度も連呼して頬を緩ませ)
……だからって意味もなく何度も呼ばないで…!恥ずかしいんだから…
(呼ぶ事は許可したが、それでも繰り返し呼ばれるとやはり恥ずかしさが出てきてしまって、ムッとした表情でそう抗議して)
ごめんごめん…さて、そろそろ帰りますか、時間も遅くなってきたし……本当はずっとベルと一緒に居たいけど…
(外は真っ暗になっていて帰らせないとまずいなと立ち上がるも、つい本音が出てしまい)
どうせ明日すぐ会えるんだからそういう聞き分けのないこと言わないの、アンタって時々子供みたいなこと言うよね…
(一緒に居たいなんて無茶を言う相手に、どうせ明日の約束もあるんだからと諭しながら、時々出てくる子供っぽい部分は昔とずっと変わらないなとそんな風に思っていて)
逆にベルはお姉ちゃんみたいだよね、しっかりしてるし
(自分が子供らしい事は承知しており、だからこそベルはしっかりしてるなと微笑んで)
そうかもね……そういえばアンタに話したっけ?アタシ、年の離れた妹がいるから少しはそれっぽく見えるのかも…まさかトレーナー相手にその姉らしさ発揮する羽目になるとは思わなかったけど
(姉のようだと言われればあながちそれも間違いではないかもしれないと自分の身の上を交えて語り、仮に姉らしいとしても自分より年上のトレーナー相手にそんな部分を見せるのは少しばかり不本意といった様子で)
え、知らなかった。でも、ベルがしっかりしてるから俺も素でいられるしありがとうね……ベル姉ちゃん、頭よしよしして?
(妹はいるとは知らず驚くも、その性格のおかげで自分も頼りにできるとお礼を申し、少し歩いて面白いことを思いつけばベルの前に行き頭を下げて)
は、はあ?……もう、わかった、気が済んだら今度こそ帰るからね。…何が悲しくてトレーナーの頭撫でてるんだろアタシ…
(あまりにも斜め上過ぎる要求に頓狂な声を漏らしたが、言っても引き下がらなそうなため仕方なく頭を撫でてやり、大の大人の男性の頭を撫でて自分は何をやっているんだろうと小さくため息をこぼして)
……さすがに引いたかな…俺、昔から褒められたことなんてなかったからさ、こうやって頭も撫でられたことないし…
(大の大人が頭を撫でさせるなんておかしい事はわかっているが、今までこういう風に甘やかして貰えなかったのでついしてもらいたかった頬を染めて呟き)
そういえば、アンタの家庭ってあんな感じだったもんね….でも、変に気を回されるのもそれはそれで辛いものだよ?
(家族から疎まれていた相手の境遇を思い出し、納得したように口にすれば頭を撫で続け、一方で自分は親族の愛情を感じながら育ったが、親戚や家族が褒めてくれる内容は他の才能溢れるウマ娘とは違ったものであったことを苦々しく語り)
そうかな…でも、無い物ねだりかもだけど俺は褒められる方がいいな…
(頭を撫で続けるドーベルの手を取って自分の頬に当て目をつぶり頬擦りして、昔のことを思い出すあまりかその表情はだんだんと険しくなり)
…まあ、アンタは実際よくやってるんじゃない?…たまに変なこと言い出したりして戸惑う事もあるけど…
(それでも褒められたいという相手に、時々こうして突飛なことをしてみたり、言ったりするのは玉に瑕だが、普段は相手なりに頑張っていると思うと少し遠回しながらも褒めて)
……ベル…ありがとう…俺…君に出会えて本当に良かった…あれ、なんか涙出てきた…
(今まで褒められたことなかったので感激してしまい、そのまま抱き締めてしまい、自分の目から涙が出てることに気づいて)
もう…大袈裟だってば、いい歳して泣かないでよ。本当しょうがないんだから
(感極まった様子で抱きしめてくる相手に抵抗せず、こちらからも控えめに背中へと手を回してやれば呆れたような口調で言いながら背中を軽くトントンと叩いて)
……なんかベル…お姉ちゃん超えてお母さんみたいだな……ほとんど実の母と話したことないからちょっと嬉しいかも…
(背中優しく叩かれれば、なんだか母性を感じて一般の家庭だとこういうこともして貰えたのかなと甘えるように鼻をベルの頭に密着させて髪の毛の匂いを嗅いで)
それは勘弁して…アンタぐらいの子供が居たりしたらアタシは何歳なのよって話になるから
(母親のようだというところまで話しが飛躍すれば、流石にそれは今の自分の年齢のことも考えれば勘弁して欲しいと反論しつつ小さくため息ついて)
比喩だから、まぁベルは歳とってもずっと綺麗だと思うから楽しみ……もうちょいこのままでもいい?
(あくまでっぽい話だが、ベルは容姿が優れてるのである程度歳をとってもさほど変わらなそうと結婚後が楽しみとも取れる発言をして、さらにこちらへ抱き寄せて)
っ……そ、そう…本当アンタって物好きだよね、アタシみたいなのを綺麗とか可愛いとか本当に……
(女性的な魅力という面では特に自信のない自己評価に対して相手は真逆ともいえる評価をしており、嬉しいやら恥ずかしいやら色んな気持ちがないまぜになった感情を誤魔化すように照れ隠しにそう呟き)
……アタシなんてこと言わないで、もっと自信持って欲しいな
(頭を撫で、どうしたらもっと自信をもって貰えるか考えてながらそのまま抱きしめ合い)
……ありがとうベル…おかげでなんかスッキリしたし幸せな気分だよ
(そのまま30分ほど雑談しながら抱きしめ合い、本当に寮に返さないとやばいなと思い名残惜しいが離れて微笑んでお礼を言い)
ならいいけど…アンタがちゃんとしないとアタシも困るんだからね、これでもさ結構アンタのこと頼りにしてるし共倒れだけはごめんだから
(とりあえず自分がこうして恥ずかしい思いをしながら耐えた意味はあったとわかれば安心したように頷き、改めて相手には頼り甲斐のある存在であってほしいと、自分の身を相手に委ねることへの抵抗はなくなりつつあって)
うん、前までは俺が一方的にベルの事好きなだけかと思ってたけど……今はちゃんと両思いだって分かってるから。この先ずっと支えてくから、俺がダメな時は支えて欲しい。
(ベルの言葉からちゃんと自分の事を思っていることを知っていると手を握れば、優しく微笑んで結婚のプロポーズみたいなことをやってのけ)
…ダメな時は支えて、なんて本当締まらないね。まあ、そんなとこまでアンタらしいけど
(中途半端にカッコつけきれてない相手のセリフに対して苦笑浮かべながらも、言葉とは裏腹に満更でもなさそうで口調も柔らかく)
あはは…俺にはかっこいいは似合わないから…それじゃ今度こそ帰ろっか。
(自分の容姿や性格がベルにかなわないことは承知しているので苦笑いして、以前のお出かけのように手を握りながら寮まで歩いて)
そんなことは無いんじゃない…アンタは充分にその……ううん、なんでもない。送ってくれてありがと
(カッコいいは似合わないと自らを卑下するような相手の言葉に対し、自分にとっては充分に素敵な男性だと伝えようとしたが、照れ臭さから言葉には出来ず、そのまま寮の前まで到着すればここまでわざわざ送ってくれた相手に素直にお礼を述べて)
どういたしまして……あの、ベル…最後にさ、この前みたいに、俺もベルのほっぺに……キスしたい…
(頬赤らめて自分もしてもらったのと、してみたいという気持ちが出て断られるの覚悟でお願いし)
えぇ…!?いや、それはその……目、閉じてるから、するなら早くして……
(相手からのお願いに目を丸くして、頬赤らめながらあたふたしてしまうが、最後に大きく深呼吸すれば覚悟を決めた様子で目を閉じて身体を小さく震わせていて)
じゃあ…………やばい…これめちゃくちゃドキドキするね…というか学校でキスしちゃうなんて……ちょっとやばいかも…
(目を閉じてそっと頬にキスし、顔真っ赤にして目線逸らしながらこんな恥ずかしい物なのかとあたふたし、思えば前回は物陰だったのに対し今回は周りに人がいないからいいもののちゃんと寮の前という学校の敷地内でしたことに胸がドキドキし)
わ、わかってるからわざわざ言わないで…!余計に気になるし恥ずかしくなるから…もう、なんでアタシもオッケーしちゃったんだろ…
(学園の敷地内でのキスというのがどれだけ大胆なことであるかということは理解しており、それを改めて指摘されれば自らの行動に頭を抱えてしまいそうになるほど恥ずかしさが込み上げてきてしまい、そう抗議して)
ベルって結構大胆なこと好きなのかな?……ふふっ、それじゃ今日こそお別れだね、今日はありがとう。
(なんやかんや自分のしたいこと全部叶えてくれるベルはそういうことの方が好きなのかなとからかい、今日だけで抱きしめ合ったりキスしたりと濃厚な1日を過ごせたことを感謝し)
あーもう…変に意識しちゃう…
(次の日、約束通りに体育館へとやってきて相手が来るのを待っていたが、実際相手と一緒に過ごしていると自分の思考が少女漫画的になってしまっていることは否めず、昨日別れ際に相手に言われたことが後を引いており、一人悶々として顔を赤らめていて)
ベル、なんか顔赤いけど大丈夫?もしかして熱あるとか…ちょっと失礼するね…
(体育館に来てベルの顔が赤いことに驚き体調が悪いのか心配になると、とりあえず熱を測ろうとベルの前髪を上にあげて自分のおでこをくっつけて)
なっ…なんでもない!大丈夫だから!
(顔の赤みを指摘され、急におでこをくっつけられてしまうと余計に顔が熱くなるような気がして、慌てた様子でそう口にしながら後ろへと後ずさって)
……ならいいけどさ、ちなみに今日だけど体育館の雑巾がけをしてもらいます。足腰鍛えられていいかなーって
(とりあえず元気そうなので安心し、今日のトレーニングについて伝えれば懐から新品の真っ白な雑巾を出してベルに渡し)
雑巾掛け?…アンタもよくもまあ色々思いつくよね。まあ突飛な発想だけど雑巾掛けって実際かなり足腰の力使うし確かにトレーニングとしては悪くないかもね…体育館も綺麗になるしね
(今日やることを聞けば、最初こそ怪訝そうな表情を浮かべ相手の突飛な発想に対し、やれやれと肩を竦めてみせるが雑巾掛けそのものは実際トレーニングとして効果がありそうで、トレーニングついでに学園の施設も綺麗になるならと前向きに捉えていて)
そうそう、普段使ってる場所なんだから感謝を持って掃除しなきゃだしね……それじゃバケツに水汲んでくるね
(自分でも結構奇想天外な案だと思っていたが、受け入れてくれたのでほっとしてニコニコ笑って喜べばはしゃいで水汲みに行って)
ふーん、アンタにしては中々いい事言うじゃん
(なんだかんだ根っこの部分はしっかり育ちのいい部分も感じられる相手の発言に感心したように口にしながら、とりあえず相手がバケツに水を汲んで戻ってくるのを待って)
……持ってきたよ、手冷たくならないようにお湯にしてきた。
(少しして戻ってきて、ゆっくりバケツを床に置いてベルの手が辛くならないように温かいお湯を入れてきて)
ありがと…さてと、それじゃあ、ちょっと気合い入れないと…この広い体育館を1人でって中々ハードだし
(相手の気遣いに素直にお礼を述べてから腕捲りをして気合いを入れて、普段ならばこんな広い体育館を一人で雑巾掛けなんてめちゃくちゃだと抗議しているところだが、トレーニングとなればむしろキツくなければ意味がない為、ハードだとわかった上で一切の文句は言わずに早速雑巾を絞って雑巾掛けを始めて)
キツくなったらいつでも言ってね、助っ人呼ぶ準備はしてるから
(さすがに1人で体育館全て雑巾がけするのはきついだろうと思っているので既に助っ人を用意していて場合によっては呼ぶと伝えて
確かにやるからには中途半端にはしたくないし場合によってはお願いするかも
(今回はあくまでもトレーニングとはいえ体育館の掃除も兼ねており、途中で辛くなったからといって投げ出すようなことはしたくないと考えれば、その場合は助っ人に頼りながらでも掃除はしっかりやり遂げるつもりでいて)
わざわざついて来なくても…アンタはそこで見てれば?ていうかそうして。気が散るから
(雑巾掛けをする自分と並走して声援を送ってくる相手に対し、ずっとついて来られると流石に気が散るため、大人しく見守っててと苦言を呈して)
え、あ、うん……分かった。近くで見てたかったのになー…
(そういうつもりで言ったわけでは無いことは分かっているが、邪険にされたみたいでテンションが下がって体育館の隅っこで体育座りして)
…そんなに近くで見ていたかったら、アンタも一緒にやってよ。どうせ助っ人呼ぶつもりだったんならアンタがやるのも助っ人がやるのも一緒でしょ?
(隅っこで落ち込みモードに入った相手にやれやれとため息こぼせば立ち上がり、そばまで歩み寄っていけば予備の雑巾を手に相手の前に差し出しそう提案をして)
[風晴澪]
えっ…うん、ありがとうベル。ウマ娘にはかなわないけど手伝うね
(雑巾受けとり立ち上がれば、一転して嬉しいそうに笑いながら気合を入れて)
[タイキシャトル]
ハウディ!!ドーベル来ましたよ~!
(体育館の扉勢いよく開けると、ドーベルとそのトレーナーが雑巾がけしないで微笑みあってるの見て、自分も混ざりたいとドーベルに抱きつき)
なっ…ちょっと、タイキ!?急に抱きついたら危な……キャっ
(背後から急に抱きしめられると思いっきりよろめき、バランスを崩して足を出せば運悪くそこにあったバケツに躓き、思いっきり転び水浸しになってしまい)
[風晴澪]
べ…ドーベル大丈夫?とりあえずそのままだと風邪ひくから俺のジャージ貸してあげるよ。タイキはこのまま雑巾がけしといて、もう1人助っ人呼んでおくから、ドーベルは任せてね。
(水被ったドーベルを見てこのままだと風邪ひくなと判断して手を引いてトレーナー質に向かう事を提案して、悲しそうにするタイキの頭撫でながら体育館を後にしてどこかへと電話して)
[タイキシャトル]
オゥ…ソーリーです…ツミホロボシとしてドーベルの分まで雑巾がけ頑張りマスネ!!
(自分のせいでドーベルを濡らしてしまってしゅんとするがドーベルのトレーナーに優しく頭撫でられると元気が出て彼女の分まで頑張ろうと張り切り)
ん、気にしないで…それより、結局任せちゃってごめんね
(同性であり、それなりに親しい間柄であるタイキに対しては一切の棘もなく、結局自分では雑巾掛けを殆どやらないまま離脱してしまうことを謝罪してから相手と共にトレーナー室へと向かって)
とりあえず少し大きいかもだけど俺のジャージ着といて。ドーベルの服はここで乾かしとくから……さすがに部屋出た方がいいよね?
(トレーナー質着き、クローゼットから青いジャージを取り出して机に置き、半分冗談のつもりで部屋から出た方がいいかと聞いてみて)
うん、ありがと……って、当たり前でしょ!?いくらアンタでも男の人がいる部屋で着替えられるわけないじゃん…
(素直にお礼を述べてジャージ受け取るが、部屋から出た方がいいかとの問いには異性の前で着替えるなんて出来ないし当たり前だと指摘しつつも、異性の中でも相手が他と比べて特別な存在であることを暗に示していて)
そうだよね、正直言うとベルの下着姿見たかったけどまだ諦めます。……じゃあ外出るから着替え終わったら呼んでね。
(正直に自分のスケベ心を告白して、さすがに退散しようと手を振りながら外に出て)
…正直でよろしい…ってそんなわけないでしょ!…全くもう………トレーナー、入ってきていいよ
(欲望に忠実に、嘘偽りなくある意味潔い相手の発言に対してそうノリツッコミをかましつつ、とりあえず相手が外へと出ていけばようやく着替え始め、それから少しして着替えが終わるとドア越しにそう声をかけて)
…やっぱりちょっとダボダボだね。一応使ったら洗ってるけどくさくないかな?
(自分の服をベルが来てることになんだかラブコメにありそーだなと少し恥ずかしくなり、男物だから匂いとか大丈夫か不安そうに聞き)
別に臭くはないけど……なんていうか……や、やっぱなんでもない!
(匂いについて不快感は全くないが、微かに残る相手の匂いを感じて、まるで相手に包まれているような感じがして落ち着かないが、それを口にするのは恥ずかしい気がして慌ててなんでもないと言い直して)
そういうけど…何回か袖嗅いでるよね?……良かったらそのジャージ上げよっか?
(部屋出て体育館に向かっていると、本人は無自覚なのかもしれないが何回かジャージの袖を嗅いでいるので気になって聞いてみて)
えっ!?あ、いや、これはその…ていうか、別に要らないから!
(相手の指摘に自分でも無意識に匂いを嗅いだりしてしまっていることに気づき、この行動についてどう弁解すればとオロオロしていれば、そんなに物欲しそうに見えたのだろうかと思えるような質問が飛んできて恥ずかしさのあまり必死でそう否定して)
それは…なんか傷つくな-…嫌々着て上げてる感出てて
(そんなことは思ってるはずが無いとわかっているが、意地悪してみたくなり期限を悪くしたような口調でベルをじっと見つめ)
べ、別にそうは言ってないでしょ!?…そもそも本当に嫌ならアンタの提案でも絶対断ってるし…
(どうしてそんな方向に話しが飛躍してしまうんだと慌てて相手の発言を否定し、着替えるにしても背丈などが近い他の友人などにお願いした方がずっと現実的であり相手の提案を拒否しなかった時点で決して嫌ではないということはわかるはずだと小さく呟き)
ごめんごめん…ちょっと意地悪したくなっただけだから。ベルがそんな風に思うなんて考えてないから……
(体育館前に着きさすがにやりすぎたかなと謝れば、周りに誰もいないことを確認して後ろから抱きしめてベルの髪の毛嗅ぎながらちゃんと相手のことを信じていると伝え)
わかればいいけど……って、ちょっと、だからって抱き締める必要はないでしょ!?
(薄々勘づいてはいたが、相手の発言が冗談とハッキリし安堵するも、それとほぼ同時に抱きしめられてしまうとやはり未だにこういう行為には慣れないようで肩を跳ねさせ、オロオロとしていて)
[風晴澪]
今日はまだ抱きしめてなかったからいいでしょ?……ベル好き…
(強く抱き締め、髪の匂い嗅ぎながら毎度のようにベルへの愛を伝えて)
[エアグルーヴ]
…!…おい貴様、ウマ娘に何をしている!?それでもトレーナーか!このまま生徒会室まで連行させてもらうからな
(体育館前通りがかって、自分を慕うドーベルに抱きつく人間を見て引き離し、胸のバッジ見てトレーナーだと確認すれば胸ぐら掴んでそのままズルズルと連行しようとし)
あ……ま、待ってください、これはその…拒否しなかったアタシも悪いですから…もし罰するならアタシも一緒に…!
(よもやこんなことになるとは思いもせず、相手が連行されそうになってしまうと、こういった行為を嫌がらずに受け入れてしまった自分にも責任があると主張しては、もしも相手が罰せられるなら自分も同罪だと食い下がって)
[風晴澪]
ドーベル、そこは好きで受け入れてるって言ってよ……うぐ
(拒否しなかったと聞いてそこは自分の事が好きで抱きしめさせていると言って欲しかったと思ったことそのまま言うが頭にエアグルーヴの鉄拳をくらいうずくまり)
[エアグルーヴ]
…分かった、お前がそう言うなら今回は不問にするが…お前はこいつに抱きしめられて嫌ではないのか?
(ドーベルがそう言うならとトレーナーの首根っこから手を離すが、嫌がっていないところを見て疑問に思ったので聞いてみて)
まあ、嫌…ではないです、言動とかちょっとアレなところはありますけどアタシはトレーナーのこと信頼してますし、これがアタシたちの日常なので
(鉄拳制裁を受けた相手のことを冷めた目で見て呆れ気味にそう言いつつも、彼を信頼している旨を伝え、同時にこれが自分たちの日常であると受け入れていると一切の迷いなく言い切って)
[エアグルーヴ]
なるほど…しかし、男嫌いのお前がそこまで信頼しているとはな……
(彼女の男嫌いは有名だが、彼に対してはそんなことなくむしろとても仲がいい事を知って彼女の成長を微笑ましく思い)
[タイキシャトル]
そういえばドーベル、毎日部屋で「今日もアイツかっこよかったな」とか「早く明日にならないかな…アイツに会いたい」とかヒトリゴト言ってましたが、もしかしてアイツってドーベルのトレーナーさんの事なんですか~?
(体育館の扉から頭をひょこっと出して、同室として疑問に思っていた事を素直に聞いて、鉄拳制裁で頭を抑えてうずくまっているドーベルのトレーナーを見て)
ちょ、ちょっと、タイキ…!何言ってんの!?あ、あれは……そうっ、少女漫画読んでていいなーって思ったシーンとかが思わず口に出ちゃってただけで…うぅ……
(同室のタイキから思わぬ爆弾が投下されれば顔が真っ赤になり、思いっきり狼狽えながら明らかに無理のある言い訳をしては俯きがちに小さく唸って)
[エアグルーヴ]
……なら、私達はここで引き上げるとするか。行くぞタイキ。
(ここは2人っきりにしてあげようと、タイキの腕を掴んでその場を後にして)
[タイキシャトル]
ちょっ、まだゾウキンがけ終わってませんよ~!
(まだドーベルの手伝いをしたい気持ちもあったが、何となく空気を察して抵抗せずにエアグルーヴに連行され)
[風晴澪]
……えと、ベル…俺の事思っててくれて…ありがとうね?
(やっと頭の痛みが引き、顔真っ赤にしてプルプルしてるベルを座ったまま頭を上げて苦笑いしつつとりあえず感謝?を言い)
あっ、ちょっと…わ、忘れて!今すぐさっきの会話を記憶から消して!
(この状況で二人きりにさせられる気まずさに二人を引き止めようとするが、さっさと彼女たちは去っていってしまい、結局二人きりになって相手の言葉を聞けば恥ずかしさが臨界点を越えればムキになって必死にそう訴えて)
いや…そんなカミングアウト忘れるなんて無理だよ。まさか寮でそんな感じだったとはね…あはははっ…!
(普段ツンケンしてるのに寮だと自分にそんなデレデレだったことを知れば頬染めながらなんだか面白くなって声出して笑い始め)
…そ、そんなに笑わなくてもいいでしょ…アタシばっかりダメージ受けてその上茶化されたら目も当てられないじゃん…
(望まぬ形で自分の裏の顔が暴露され、ただでさえ恥ずかしいというのに、その上それを当人に茶化される方の気持ちになって欲しいと頬を膨らませながら抗議して)
ごめんごめん…そうだ、さっきはエアグルーヴ止めてくれてありがとうね。おかげでトレーナー辞めずに済んだよ…ちなみにだけどさ、本当にあの時俺がトレーナー辞めることになったらベルはどうする?
(ベルの膨らんだほっぺをつつきながらいつもの調子で謝り、先程のことを感謝すれば、もしも自分がトレセン学園を去ることになったらどうするか聞いてみて)
どうするも何も、アタシの夢を叶えるなんてカッコつけておいて中途半端なままさようならなんて、そんなこと認める訳ないでしょ?その時は先輩相手だろうと会長が相手だろうと徹底的に戦ったと思う
(そもそもそんな状況になってしまうこと自体が許せないことだと断言し、その前の段階であのエアグルーヴや生徒会を敵に回してでも止めただろうし、その結果自分が然るべき処分を受けることになるのも覚悟の上だったと真剣な表情で言い切って)
ベル…あれだよね、恥ずかしがり屋な割にはかっこいいことよく言うよね。マジで今キュンとした…いやまぁいつもベルのこと考えてるけどね。
(真剣な表情であの皇帝と戦うと言い切るベルに鳥肌が立ち、いつもこんなふうに堂々としてればいいのにと思いながら、自分にとってベルが自分よりも大事な存在であることを仄めかし)
っ…もう、そういうのいいから!…とにかく、そういう余計なことを考える暇があるならアンタは自分の仕事に集中して…それだけ!
(ついいつになく力の入った発言をしてしまって、それを改めて指摘されると恥ずかしさが込み上げてきてしまえば、赤面しながら顔をプイッと背けると、そんなありもしないもしもを考えるよりトレーナーとして自分との事を考えて欲しいとぼそぼそ口にしてから、最後にそう強く言って)
はいはい、それじゃ雑巾がけ再開しよっか……半分以上タイキがやってくれたみたいだけど…
(いつものように適当に相槌しながら体育館に入ると、床の半分以上がピカピカになっていて、どれだけ張り切ってたんだと苦笑いし)
本当、ちょっと張り切り過ぎなぐらいだけど…また後でお礼言っとかないと
(自分が着替えて戻るまでにそんなに時間はなかったような…と思いつつも、助かったことには違いがないため、また後で改めてお礼は言おうとそんな風に考えては残りの雑巾掛けを再開して)
…本当にベルって美人でスタイル良いよな…顔立ち整ってあの体は反則でしょ…
(これだけ終わってれば自分はいいかなと座りながらベルの雑巾がけを見守り、おそらく聞こえないだろう声量で愛する彼女の体の感想を言い)
…トレーナー、そんなにジッと見られてるとちょっとやり辛いんだけど…ていうか、何か変なこと考えてない?
(相手のなんともいえない邪念がこもっているかのような目線に気まずくなり、雑巾を絞りに戻ってきたタイミングでモジモジしながら特別な根拠はないがなんとなく感じたままそう聞いてみて)
へっ…いや、考えてないよ……ベルの顔が美人すぎるのに体がスタイル良すぎてドキドキするななんて考えて……あっ…
(急に指摘されて慌てながら考えてたことを全て暴露してしまい、冷や汗かきながらこの後どうなるか全てを悟った顔して)
やっぱ変なこと考えてるじゃない…!もう…男の人ってやっぱみんなこうなの…
(自らボロを出した相手に顔を真っ赤にしてそう咎めるように口にしては両手で自らの身体を庇うようにしながら、疑念の眼差しを相手にむけて)
…ごめんベル…トレーナーとしては最低な発言だったよね。はぁ、せっかくエアグルーヴを止めてくれたのに俺は調子に乗って…
(疑念の眼差し向けれて胸が苦しくなると、このまま上手く行けば男嫌いも治っていたのになと後悔し、自分のために憧れの先輩に立ち向かってくれた彼女に真剣な表情で頭を下げて謝罪し)
全くもう…そんなことばかりしてると本当に庇いきれなくなるんだから…これでちょっとは我慢して
(怒ったのは幻滅したとかではなく、変に羽目を外しすぎると庇いきれなくなってしまうという意味合いの方が強く、邪なことを考えさせないようにするにはどうすればいいか、考えた結果適度に相手の欲求を満たしてあげればいいという結論に至って少しばかり恥ずかしがりながら背中にそっと手を回して控えめにハグをして)
ベル…?…なんか、いつも自分からしてるからそっちから抱きしめられると……恥ずかしいね…
(向こうからハグをされて驚きながらもこちらも背中に手を回して抱き寄せて、ベルの温もりを感じて)
い、いちいちそういう恥ずかしいこと言わないでいいから…!…どう?少しは満たされた、かな…?
(自分でもらしくないことをしているという認識はあって、この状況についてわざわざ口に出す相手に対して頬を染めながら文句を言いつつも、上目で相手を見やり少しは欲求も満たされたかを尋ねて)
……ううん、もうちょっと…ベル、の髪の毛は本当にいい匂いするな…
(片手でこちらを見上げるベルの頬触りながら、髪の毛に鼻をつけて髪の毛の匂いを嗅ぎながら抱き寄せて)
うぅ…調子に乗らないで。もう終わり!…恥ずかしいんだから…
(しばらくは相手にされるがままに我慢していたが、流石に恥ずかしさが臨界点を超えてしまえば相手を両手で突き放しては顔を真っ赤にして俯いてしまっていて)
あはは…ごめんごめん…あ、水換えてくるね…って、うわっ…!?…いてて…
(さすがにやりすぎたかなと思い、バケツの水を変えようと持ち上げるも水がこぼれてそれで足を滑らせて転ぶと顔を床にたたきつけたせいか鼻血が出て)
なっ…ち、ちょっと、トレーナー、大丈夫なの!?しっかりして…!
(派手に転んだ上に鼻血を出しているのを見れば慌ててそばにしゃがみ込み、ハンカチで血を止めながら相手を安静にさせるために自分の太ももへと頭をのせて)
……だ、大丈夫…それよりもハンカチ汚れちゃうよ?……本当に大丈夫だから…うん…
(膝枕されたりハンカチで血を抑えてくれたりとベルの優しい行動にドキドキしてしまい、いつものような積極性は無くなって意気消沈し)
大丈夫な訳ないでしょ、こんなに血が出てるんだから…とにかく余計な心配しないでいいから大人しくしてて
(鼻血がダラダラと出続けているのを放っておける訳もなく、とにかく止血をと介抱を続けつつ、この期に及んでハンカチの汚れの心配をする相手に対して余計な心配だと一蹴しては相手の安静を保ち)
はーい……ベルの太ももめちゃくちゃ柔らかいね…本当に美人だなぁ…
(言う通りにしようとリラックスして、頭の後ろにある太ももの柔らかさにご満悦な様子で大好きなベルの顔をじっと見つめながら)
…それはどうも、ていうか一々そういう報告しなくていいから
(美人という相手の評価にも昔よりは抵抗もなくなり慣れてきて、頬を染め素っ気なくもお礼を言うと、太ももの感触などをわざわざ報告してくることに対してはしっかり苦言を呈して)
えー、いいじゃん本当のことだし……ねぇ、頭撫でて欲しいな。
(自分の感想は本当のことなので別にいいじゃんとほほ膨らませながら優しいベルに甘えたくなり、頭を撫でて欲しいと頼み込んで)
アンタ、どんどん図々しくなってない?…まあ、これぐらいならいいけど…
(最近はいいように相手に振り回されっぱなしな気がするとジト目で見やるが、頭を撫でるぐらいなら別にいいかと相手の頭を撫でてやりながら、同時に相手が自分のすることで満足してくれるならそれならそれでいいかもと満更でもなく感じている自分がいて)
ベルって口ではキツイけど撫でる手つきはとても優しいからさ、なんか癖になって……
(撫でられるとどんどん蕩けた表情になり、つんつんしてるけど母性もあるベルにどんどん甘えたくなり、横になりながら片手でベルの頬を撫でて)
悪かったわね、どうせアタシは愛想なんてないし…
(今のような異性に対する態度は長年時間をかけて染み付いたもので、わかっていてもそう簡単に矯正出来るようなものではなく、少し拗ねたようにそう呟きつつも、撫でる手は止めずにいて)
んー…俺はベルのそういう感じ大好きだよ…結婚してもずっとそんな風にいて欲しいな…なんて
(拗ねたベルの頭撫でながら愛想がない方が好みだと伝え、結婚なんてできるか分からないこと言うと向こうが怒ることは分かっているが、なんだか伝えたくなり)
それはそれでどうなのよ…ていうか愛想ないとこが好きとか言われても全然響かないんだから…バカ
(卑下したつもりがそんなところも受け入れると言ってくれたのは本来なら喜ぶべきことなのだろうが、内容が内容だけに素直に喜べないと少しばかり不満げに漏らすが、相手はどんな自分でも受け入れてくれるのだという事実にやはり嬉しさは隠しきれず口調とは裏腹に表情はどことなく優しげな笑みを湛えているようでもあって)
…そういうところが良いんだけどな……とりあえずもう鼻血は止まったから大丈夫だよ……おっとと…
(口ではそういうも表情は嬉しそうなのを見てにこやかに笑い、鼻血も止まったようでこれ以上かっこ悪い所は見せられない無理して立ち上がるも貧血のせいか立ちくらみして壁によりかかり)
あっ、ちょっと、だからって急に立ち上がったりしたら……もう、だから言ったじゃない
(鼻血が止まってすぐに立ち上がろうとする相手に、それなりに出血があった後だというのにいきなり無理は良くないと静止しようとしたが間に合わず、よろめいて壁に寄りかかった相手を心配そうに見やりながらも、とりあえず転んで怪我などはしなくて良かったとホッとして胸を撫で下ろして)
……うぅ…クラクラするよ…というか床拭かないとだしね…
(壁に手つきながら床の雑巾拾い上げてぶちまけたバケツの水や血を拭こうとするが既に死にそうな感じがして)
もう、いいからアンタは休んでて。大人しくしてること…いい?
(見るからに危なっかしい相手に一つため息をつけば背後からその身体を抱きしめ、聞き分けのない子供に言い聞かせるようにそう口にしては後は自分に任せるように言って)
ははっ…今回はお言葉に甘えようかな……よいしょっと…
(抱きしめられてドキッとしながらも、さすがにキツいと判断して床に座るも背中にあたるベルの胸の感触が忘れられずにニヤニヤして)
体調悪くなったら早めに言ってよ?保健室連れて行くから
(なんだかんだ相手のことが心配でたまらない様子で、念を押すように不調があればすぐに言うように口にしてから床の掃除を再開して)
うん、大丈夫……ありがと…ベル…大好……すぅ…すぅ…
(彼女の優しさに微笑みながらもさすがに体力使いすぎたのか眠気が襲ってきて起きようとするも負けてしまい寝息立てながら寝てしまい)
…全くもう、しょうがないんだから
(相手が眠ってしまったことに気付くと作業の手を止め、やれやれと苦笑しては更衣室へ行き、私物のブランケットを持って戻ればそれを寝ている相手の身体へとかけてやって)
……んっ…あれ、もうこんな時間…寝ちゃってたのか…これ、ベルの匂いして良いなぁ…
(しばらくして起きるとさっきより暗くなっていることに気づいて、自分にかけられたブランケットから大好きなウマ娘の匂いがして顔を埋めて)
…ふう、こんなものかな。そういえばトレーナーは大丈夫かな……。目が覚めた?
(雑巾掛けを黙々と行って、ようやく体育館が綺麗になればひと仕事終えた気持ちになって一つ息を吐いて、それから作業に集中するあまり忘れかけていたが相手は大丈夫だろうかと心配するように呟くとそちらへと目をやり、そばまで歩み寄っていくとモゾモゾ動いているのが見えて声をかけて)
んっ…ベル、雑巾がけ終わったんだね、お疲れ様……頑張ってる中俺は眠りこけてたなんて面目ないな…
(彼女が近寄ってくると嬉しそうににこやかな笑顔向けるが、トレーナーなのに彼女の頑張りを見ず眠っていたなんて最低だと自分を卑下して)
別に…そんなのアタシは全然気にしてないけど…むしろ休むべき時に休まないで倒れられる方が迷惑だし、アタシは怒るから
(自らを卑下する相手に、ちゃんと休んで元気になったならそれでいいと言い、逆にあんな状態で無理してトレーナーとしての責務を果たせない状態になる方が許せないと、不器用ながらも相手を心配するような言葉を口にしては、照れ臭そうにそっぽ向き)
ベルにはあんまり怒られたくないな……分かった、じゃあもうちょっと休ませてもらおうかな…ベルも隣おいで。
(自分の考えとは裏腹に無理をして欲しくないという言葉を聞いて胸がポカポカとして、せっかくならベルともう少し休もうと思いブランケット広げて横に座ってと促し)
全くもう、本当アンタって調子いいんだから
(さっきまでとは打って変わり、休むことも前向きに捉えて、更には隣へと座るよう声をかけてくる相手の変わり身の早さには若干呆れた様子ながらも、大人しくいうことを聞いて隣へと座ると肩を寄せて)
好きな人が隣にいるって幸せだね……このままずっと2人でいられたらいいのにな…
(ベルが隣に座ってくるとブランケットをかけてそっと手を繋げば、周りに囚われることなくずっと2人で一緒にいたいなとそう思い)
カッコつけ過ぎ…ていうか鼻血出して倒れた後じゃ締まらないから…
(正直言えば少女漫画などでありそうなシチュエーションとセリフにキュンとしたが、それを素直に認めるのは恥ずかしく、そう小さな声で悪態をつきつつも、そんな口調とは裏腹に相手の肩に頭をのせ、瞳を閉じて穏やかな表情浮かべていて)
いーじゃん。こんな広い空間に2人っきりなんだからロマンチストにもなるよ……キスでもしてみる?
(ブランケットの中で繋いだ手を恋人繋ぎに繋ぎ直して、寄りかかるベルの頭には顔近づけて髪の毛の匂い嗅ぎながら冗談半分でまた校内でキスしたいと耳元でささやき)
…んっ…これでいい?…って、アタシってば何やってんだろ…うぅ…
(相手のキスしたいという言葉を聞けば自分でも驚くぐらいすんなりと自然に相手の頬へとキスすることができて、しかしキスをしてしまってから我ながら何故こんな大胆な真似を…なんて頭を抱えて)
……やばいね、キスしすぎたせいで抵抗なくなってきてる…もう、約束破って本当のキス…する?
(すんなりと頬にキスされれば少し驚いて、普段の学校でのベルからは想像できないなと苦笑いすれば、ここまで抵抗なくなったなら本当のキスをしたくなって、意味深に目を閉じ)
…それはダメ。大事な約束でしょ…?アンタにとってはそうじゃないの?
(一瞬相手の提案に揺らいだが、それでもこの約束があるからこんな弱い自分でも前に進めるのだと思っていて、しかしそう思っているのは自分だけで相手にとっては大して大事な約束ではないのだろうかと少しだけ寂しそうに見やり)
(/前にも似たようなこと言ったと思うんですけど、距離の詰め方が強引かなと感じてしまうことが少なからずあります…これでも結構な歩み寄りを見せているつもりですがそれでも不足なのでしょうか?)
……ごめん、そういうつもりじゃなかったんだ。場に飲まれたって言うか…本当にごめん。とりあえず帰ろっか、暗くなってきたし。
(冗談だったが彼女の大切な気持ちを壊してしまったと反省して、とりあえず今日は頭を冷やそうと立ち上がって)
(/本当に申し訳ありませんでした、ドーベルの反応が可愛くて調子乗ってしまいました。なるべく強引な表現は抑えますので今後ともどうかよろしくお願いします)
アタシの方こそごめん…面倒な女って思うかもしれないけど、これもアタシだから、アンタには全部受け止めて欲しいから
(相手の事を特別に思う気持ちと、メジロの名に相応しいウマ娘になること、どちらか一方だけを選ぶなんて出来ないと自らの葛藤を口にしつつ、相手の存在を特別に思うからこそそんなありのままの自分をも受け入れてくれると信じてるなんて期待を口にして)
(/わかりました、こちらとしてもその一点以外は全く不満なく楽しませてもらってるので今後とも良い付き合いをしていければと思っていますので、よろしくお願いします)
もちろんだよ、だって俺はベルの全部愛してるから。それになんだかんだそうやってツンツンしてるけど、たまにデレデレなベルの事、大好きだから……
(自分だって彼女の事は何よりも特別だと思っており、座り込んでいるベルの前にも腰下ろせば彼女の事は全部好きだと優しげに微笑み、いつものようにからかったりして)
そ、そう……って、アタシはデレデレなんかしてないっ……してないからね!
(全部を愛してるなんて甘い言葉に頬を染め、うっとりしてしまいそうになったが、デレてるなどという表現は認めるのが恥ずかしく思いっきり否定するが、ここまでのやり取りで既に思いっきりそういう部分を見せているため、無駄な足掻きに過ぎず)
えー、説得力無いよ?……とりあえず帰ろうか、今日は色々とありがとうね。どんどんベルのこと好きになってくな。
(無邪気な笑顔向けてからかえば、そろそろ帰ろうと言い手を差し伸べて1日が過ぎるごとにベルへと好意が上がっていると彼女とは違いさらりと恥ずかしいこと言ってのべ)
なんか、そういうの前も言われた気がする…アンタどれだけ底無しなのよ
(どんどん好きになるという相手のセリフに既視感を感じ、前も同じようなことを言われたような…と指摘しつつ、今になって尚自分の事をもっと好きになるなんて、改めて相手はどれだけ自分のことを底なしに好きなんだと考えてしまい、恥ずかしさに頬を赤らめながら手を繋ぎ俯きがちに歩いて)
ベルへの好きな気持ちに底なんてないよ。……本当に大好き、もうベル無しじゃ生きてけないよ。
(手を繋ぎながら歩き、彼女への愛は無限だと屈託のない笑顔で言えば耳元で前にもしたように甘い愛を囁いてベルの反応楽しみ)
そ、そんなになんだ…ふーん…
(何の躊躇いもなく、大袈裟なぐらいに熱い想いを伝えてくる相手に思わず顔がニヤけてしまいそうになるが、どうにか耐えているが尻尾は嬉しそうにゆらゆら揺れてしまうし、耳は少しばかりヘニャっと力の抜けたような感じになってしまっていて)
……ベル、今日さ…家でご飯食べてかない?……いや、泊まるとかじゃなくて本当にご飯一緒に食べたいだけだから…!
(可愛らしい反応見て、いてもたってもいられず家に来てと突拍子も無いことを言ってしまい、ご飯食べるだけでいかがわしいことはなんにもしないと誓って)
…それは別にいいけど、それなら一度寮に寄ってもらっていい?泊まらないって言っても門限は過ぎるだろうし外出の許可はとらないとだから
(思わぬ申し出だったが、ほんの少し考えただけですぐに了承し、そのあと相手の家へと向かう前に寮で夜間外出の許可をとってきたい旨を伝えて)
…いいの!?ありがとう!!じゃあ寮まで一緒に行こう!
(すぐに承諾されて、今までなら断っただろうと最近で本当に仲良くなったことを実感すれば母親と手を繋ぐ子供のように無邪気な笑顔でベルを引っ張って)
あ、ちょ、ちょっと、もう…!そんなに慌てなくても…
(こちらの返事を聞くや否や手を引いて歩き出す相手に引っ張られるままに早足で歩きつつ、実家の幼いきょうだいたちと過ごしていた日のことが思い起こされてしまえば、我ながら自分のトレーナーを幼いきょうだいたちに重ねるのはどうなんだろうと思わず苦笑が漏れてしまって)
[風晴澪]
寮着いたよ、なんでトレーナーは入っちゃ行けないんだろうね…
(美浦寮前につき、トレーナーも入れたらベルと一日中いれるし同室のタイキシャトルなら快く承諾してくれそうだからつい叶いもしない願望口に出し)
[ヒシアマゾン]
そりゃ、寮はウマ娘にとってプライベートの場所だからな。よっドーベル、おかえり!
(ちょうどよく入口から出てきて、トレーナーにしては面白いことを言うドーベルのトレーナーらしき人に補足すれば右手上げて笑顔でドーベルを出迎えて)
何でって言われても決まり事だからとしか……あ、先輩どうも。…これから外へ出たいので外出の許可を貰いたいんですけど大丈夫ですか?
(相手のこういった突拍子もない発言は慣れており、また悪い癖が出たと呆れながらも決まり事だからとシンプルな言葉でそうあしらっていると寮長に声をかけられるとペコっとお辞儀をしては、これからまたすぐに外出する旨を伝え、外出許可を貰おうとして)
[ヒシアマゾン]
へぇ、ドーベルが珍しいねぇ……ひょっとしてデートかい?
(風の噂でドーベルは自分のトレーナーと熱々な事を聞いたなと思い出せば、さすがに冗談だと思い聞いてみて)
[風晴澪]
まぁそんなところだよ…………あっ、ドーベル、これはその…
(つい相手の言葉に素直に反応してしまい、今までの経験から絶対に怒られるとベルの方恐る恐る見て)
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