家主 2021-10-24 11:26:36 |
通報 |
(慌てて羽織ったせいか、ボタンを止め忘れていたレインコートが動く度にふわりと揺れる。しかし、それすらに気付かない程彼女は焦り視野が狭くなっていた。雨が本格的に降りだせば、確実に小鉢の花は無事では済まないだろう。一刻も早く向かわねばと焦り足の力をさらに強めようとする。そうしようとした直後、後方から悲鳴のような自分を呼ぶ声がした。何事かと思い足を一端止め振り向くと、此方に向かって駆けるディアナさんの姿が目に飛び込む。)
ディ、ディアナさん! どうかしましたか?!
(外へと走る自分が心配かけているとはつゆも思わず……いや、心配された事がこれまで殆ど無かったからか。もしや、何かとんでもないことがあったのかと直ぐにディアナさんの方に駆け寄ろうとする。)
(/ご挨拶が遅れてしまいました、アレクシアの背後です! 皆様と比べれば技量はまだまだ拙く、至らぬ面もあるかと思いますが、暖かい目で見ていただければ幸いです。これからどうぞよろしくお願いいたします!)
トピック検索 |