親愛なる家族たちへ。（　日常 ／ 微ファンタジー ／ 人数制限あり　）

募集番号／　０

名前／　ディアナ
性別／　女
年齢／　見た目は24歳前後
容姿／　肩甲骨の辺りまである長いブロンドの髪を、ゆるい三つ編みで左方にひとつにまとめ、毛先を胸の方へと流している。澄んだ碧色の瞳は大きく、穏やかに凪ぐ。唇はやや小さめで、肌もきめの細かい柔肌。身体つきは華奢ながらも、生活する中で身についた逞しさが所々に垣間見える。綿素材のワンピースに、赤を基調としたノルディック柄のポンチョを羽織っている。身長162cm。
性格／　いつも笑顔を絶やさず、何事も深く考えすぎない楽観的な性格。ゆったりとした喋り方と上品な所作で、どこかの令嬢のようにも見える。自分や他人の世話をすることが好きで、人にも動物にも自然にも慈しみを持って接する慈愛に満ちた人。一見騙されやすいようにも思われるが、根本的には聡明な人物であるためにそうしたことは少ない。ただし、分かった上で相手のために騙されている振りをすることもあり、そういった余裕が彼女の生きてきた人生の長さを思わせる。彼女からすれば家族全員が子どものようなもので、接し方からもその目線が見て取れる。簡単に言えばおばあちゃん。皆の母親的存在。
背景／　長命なエルフ族の末裔であり、先祖ほどではないものの彼女も長命。現在時点では約90年ほど生きている。兄弟姉妹はおらず、両親は行方不明。この家で両親を待ち続ける間、捨て子を拾い、いつの間にか家族が増えていた。
部屋／　二階東側階段近くの部屋

サンプルロル／

……あら？　あらあらあら、大変大変。
（　大切な家族たちのことを考えながら、毛糸を一本一本編んでゆく。色や柄はどんなものが似合うかしら、完成する頃にはもう少し背丈が大きくなっているかしら、──プレゼントしたら、喜んでくれるかしら。完成したセーターを着た姿を想像して、思わず顔が綻ぶ。こうしている時間があまりにも幸せで、幸せ過ぎて。窓を叩く雨音に気がついた頃には、外にはすっかりシャワーのような細雨が降り注いでいた。ぱちぱち、と二度瞬きをした後、立ち上がる。お洗濯物を干したままだわ。編みかけのセーターを座っていた椅子に置き、ぱたぱたと玄関の方へと駆けて行って　）