親愛なる家族たちへ。（　日常 ／ 微ファンタジー ／ 人数制限あり　）

募集番号／　６

名前／　メイナード・ハンティントン
性別／　男
年齢／　24
容姿／　ボルドーの色味を持つ深いブルネットの髪は耳にかかる程度の短髪で、襟足を刈り上げて前下がりに整えられている。前髪は下ろしていれば眉毛を隠す長さのところを、適当に左右へ分けたり後ろへ流すなどして形のよい額を晒す。僅かに目尻の上がった切れ長の瞳はオリーブグリーンの深い色合いを持ち、ツンと上向きに尖った鼻に薄い唇、痩身でシャープなシルエット等が相俟って神経質そうな印象を与える。身長174cm。
白いシャツに焦茶色と深緑色のスラックスを着回し、サスペンダーで留めている。洗濯しても落ちない汚れ（絵具）が増えてきた。

性格／　良くも悪くも潔く、ものをはっきり言わなければ気が済まない気質。嘘が吐けず世辞も苦手で、歯に衣着せぬ言い方で人を刺してしまうことが多々あり、その所為で交友関係は希薄。“口が悪い”とか“デリカシーが無い”などと他人によく言われていたが、当人に自覚は無い。加えて少々頑固な性格であることを除けば、ごく一般的な感覚と教養を持つ中流階級育ちのふつうの青年。生活能力はあまり高くなく、特に掃除が苦手で部屋を散らかしがち。

背景／　商家の長男に生まれ育ち、家業を継がず画の道を志したことで厳格な父に勘当された。七年前に家を出て以来母からこっそり仕送りを受け続け、サロンではそこそこ名のある画家の元に師事して画生徒として腕を磨く。母が逝去したことで仕送りの金が途絶え、塾や下宿先への支払いが困難になり、また心に深い悲しみを負ったことで長いあいだ絵筆をとることが出来ず、仕舞いに逃げ出してきてしまった。
その後、腹を空かせ行き倒れていたところをログハウスの住人に助けられ、以来家主の厚意に甘えて居座り続けるうち、少しずつまた絵が描けるようになってきた。

部屋／　三階・東側・窓際

サンプルロル／

──……えっ。うわ、降ってきやがった…！
（　森の奥まったところにある小さな湖の畔にて、キャンバスに筆を走らすのに夢中で西空に積乱雲が迫っていたのにも気づかず、突然降り出した雨に大慌てで退散。キャンバスと画材と大きなイーゼルとを一緒くたにまとめ抱え、木々の間を縫って走り、どうにかログハウスまで帰ってきたが、大荷物で両腕が塞がっていて扉を開けることができない。そこで一度扉の脇に荷物を下ろそうと屈んだところでようやく気づく、雨に濡れないようキャンバスを庇うようにして抱え持っていた所為で、まだ乾かぬ絵具がべったりとシャツの胸から腹にかけて付着していることに。ショックのあまり声も出ずにその場で頭を抱え一頻り項垂れた後、のっそりと立ち上がって扉を開け、おそらく家の中に居るであろう家主に助けを求め　）
…………ディアナさん……あの、ちょっと来て…。


（／６番で参加を希望していた者です。キープいただきありがとうございました！プロフィールが完成しましたので提出させていただきます。不備などありましたらご指摘下さい、ご確認お願いいたします。）