《ヒロアカ》お相手募集

…お前は(相手の反応に恥ずかしくなり目を逸らして)

…そんな言葉言われたことないから( 慌てて缶を拾いながら小声で話して )

…俺だって言ったことねえ(相手の手首を掴むと視線を合わせて)

！…は、恥ずかしいんやけど( と僅かに相手から視線を逸らして )

逸らすんじゃねえ(相手の顎を持ち上げ視線を合わせ)

ぅ……。( ここまでされると逃げられずぎゅっと目を瞑り )

…戻るぞ(少し意地悪しすぎたと思い手を離すと歩き出して)

あ、猫ちゃんや( 外で猫の鳴き声が聞こえると相手と反対の方に歩いて行って )

ああ？(猫の鳴き声に自分とは反対を歩いていく相手に立ち止まり戻ると声を掛け)

可愛い！( 外に出ると擦り寄ってくる猫に癒されていて )

おい(相手に近づき声をかけて)

あ、爆豪くん、この子すごく人懐っこいんよ( 猫を撫でながら微笑んで )

…(無言で猫を見つめて)

爆豪くんも撫でてあげて( 喉を鳴らしている猫に癒されながら手招きして )

…お前が撫でてんだからいいだろ(視線を逸らすと両手をポケットに入れて)

爆豪くん、私と付き合ってるのって、罰ゲームか何かだったりする…？( 最後に猫をひと撫でしてから相手の目の前に行くと首を傾げながら問いかけて )

ああ？てめぇ俺がそんなくだらねえ事するとでも思うんか(想定外の言葉に思わず相手を見て)

…じゃあ、誰かのそういう個性にかかってるんやないの( 可愛くないことばかり言ってしまう自分が嫌になり相手の横を通り過ぎると逃げるように自分の部屋に戻って行って )

はっ、意味わかんねえ(突然の相手の言葉に驚きつつも段々イライラしてきて舌打ちをすると自分も部屋に戻り)

…絶対嫌われた。何をカリカリしてんだ、私( 部屋のベッドで三角座りすると深い溜息をこぼして後悔していて )