匿名さん 2021-08-16 21:01:18 |
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>東雲さん
いや、こちらこそ勉強になるんで……助かります。
ああ、ありがとうございます、っと、すいません。
( 庭の植物たちと室内に生ける花の世話は、やってみると似て非なるものであり、まだまだ父親の手伝いに過ぎないが、とても新鮮な仕事で。粋な着こなしの相手の綺麗なお辞儀に、いつもより丁寧に頭を下げ返し。差し出された手土産に、慌てて土のついた手袋を外せば、ツナギで手を乱雑に拭ってから受け取って。
その手土産をとりあえず玄関に置いてから、庭を通って花の世話をしている温室の方へ歩き出し。その最中で東雲をチラリと見遣れば、おずおずと口を開いて。 )
……その、東雲さんの生け花って何処かで見られたりするんすか。その、勉強に……ご迷惑じゃなければ。
>和馬
ハハ、悪い悪い。おー、じゃあなー。
( 怒る和馬に、睫毛の長い目を細めると、小さく笑いながら謝って。いくら広い西城家と言えど、玄関までの距離はそこまで長くはない、三和土に植木を置くと、玄関の奥に消えていく和馬にひらりと小さく手を振って、仕事に戻ろうと。 )
( / そうしましたら、このまま何も無ければ、今日は別れるということで、場面転換はお任せしてもよろしいでしょうか?
勿論、此方から始めるのでも大丈夫です。 よろしくお願い致します。 )
>桃香お嬢さん
……あ、そいつ。また入ってきたのか。
( 仕事の最中、庭でしゃがみ込む西城家の双子の片割れを見つける。服や髪型の印象から姉の方だろうと検討をつけながら、何か庭に変なものでもあっただろうかと近づき。お嬢さんが見ていた猫に、見覚えがあったことでつい声が漏れて。 )
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