天才or努力家 2021-06-06 12:22:24 |
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あぁ、俺も今それに気付い…っ、まさか!(相手からの言葉にそれには自分も気付いたがどういう意味なのだろう、と言わんとした矢先に自分の右ポケットからボフンと何かが弾ける音と軽い衝撃があり、バッと地上の村を信じられないと言わんばかりの表情で見上げ呟けば「…悪い、俺はすぐに村へ戻る!」と言って駆けるように来た道を戻り)
無理だけはするなよ!!
(貴方は何かを気づいた様子で村に戻ろうとする背中に向けて叫び、気を抜かないように木に化けている魔獣を見つめていたら木の幹からぐるぐると大きな蛇が姿を表して魔獣は二匹いたのかなんて考え)
…ターゲットではない、か。ま、用心で置いといて正解だったぜ(村長の家に戻りそのまま家を後にして反応のあった場所へ向かえば蝎のような姿をした魔獣が村の中に入ってきた所だったようで溜め息交りにそう呟いては折角なら今村人らは運良く全員かは定かではないが村長の家で寝ているなり伏してるなりで居ない。だからこそ、ここで多少強引に討伐しても問題ないだろうと考えると、火炎系の魔法の1つにある熱源感知の魔法を逆手に取り、微弱な弱い人間が一人でいるように見せ掛けピット器官を扱う蛇の魔獣も呼び寄せて纏めて処理せんとしつつ、蝎の魔獣からの攻撃を容易くかわし)
さて、此方も本気で行こうか。生憎。水は俺の得意科目だ。
(貴方が完全に姿が見えなくなるのを感じとれば、自分だけならば簡単に始末出来ると考えた魔獣が二匹出てきたのを見れば舐められたものだと苦笑いしながら、貴方が準備してくれた綺麗な水と自身の血を混ぜれば聖水となり魔獣にとっての毒を作り上げて手を上に上げ聖水を浮遊させ鋭いナイフのような形に作り上げながら俺口調で魔獣に話しかけてから、パチッと指を鳴らしナイフを振り下ろし)
っと…こーいうヤツって炎とか効くんじゃねーのかなぁ…それ、かこれ、かなっ(蝎の魔獣の攻撃をかわしつつあくまでも目の前の魔獣はまだ戦ったことのない魔獣だからこそ、情報収集して次に出会した時に速やかに対応できるようにするため、さまざまな魔法を蝎の魔獣相手にまるで子どもがオモチャで遊ぶように試し。そして結果的に水魔法の派生である氷魔法が一番効くと分かればそれで蝎の魔獣を容易く氷漬けにして)
これで終わりだな。
(貴方が集めてくれた水を使い、的確に魔獣の弱点を狙っていきながら、心臓部分である魔獣の体に大きな聖水の剣を突き立てれば依頼された魔獣の動きが止まり始末が片付いたなと考えれば、ため息をこぼし、それと同時に魔獣の栄養分になっていた人が顔色を取り戻していき)
…ま、寝覚めが悪いしな。放るわけにもいくまい…っ(氷漬けにした蝎の魔獣を見上げながらポツリと村人に危害が加わらなくて良かったと安堵していたが、グラリと地面が揺れ動いたかと思えば山の麓辺りから複数の何かが自分の方へ向かってるのを見て流石に村に招くのは危険と判断して村から少し離れるように誘導し)
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