駄々こねてないもーん (そう反論しつつ、聞こえないように小さな声でやった、呟くと満足そうに兄の手を握って歩き出す。兄もなかなかの、いや、かなりのイケメン。いつ彼女が出来てもおかしくないため、急に自分の側から離れていってしまうかもしれない。それが怖いのか、離れたくないとより一層握る力を強め)