っ、おに、い…ちゃん……? (兄へのこの恋心は空回りだったのか、マイナスな考えばかりが脳裏にちらつき、気分はずんと沈んでしまう。しかしそんな悲観的な感情も一瞬で吹き飛ばしてしまうような、一番大好きな人からの口付け。普段は"する側"なのに今は"される側"。そのギャップに直ぐ言葉を発する事は出来なかったが、戸惑った気持ちを一度抑え、兄の口から発せられる言葉を待って)