こら、もう高校生になるんだからこう言うとき位繋がず歩きなよ(玄関ドアが開かれ外に出れば春のポカポカ陽気に頬を緩めながら目を細め。そうしてれば、弟の差し出された手と手を繋いで歩きたいと言いたげな様子であるのに気付けばその手は取らずワシャワシャと弟の頭を撫でながらそう言い聞かせるように話して)