主 2020-04-02 19:17:07 |
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>DM-01(メイ)
…メイ、か…失敬、私にとってその名は随分懐かしい響きでね(メイという名から思い出されるのはかつて生み出した『人工妖精』。名と知識を与え、研究成果を嫉んだ愚物が盗み出した存在。彼女__ニンフをベースに生み出したので便宜上は彼女と呼んでいた__は己の研究において非常に重要な存在であった。というのも、【地の人(ペルソナ=テラ)】の制御術式は彼女を生み出した時の研究成果を基に構築、運用したのだ)…生憎おいそれと顔を晒せる立場では無いんだが…(そう言いながらも右手で髪を払って相手に素顔が見えるようにしようか。警戒心の薄い行動にも見えるだろうが、相手が間者だった場合は魔力回路に侵入し、操っている者の神経ごと焼き切れるよう左手では≪分解≫の術式を構築し始めていようか
>剣崎
言ったろう?ソイツは戦闘を行いながら相手に対して効率的な戦闘を行えるよう自己最適化を繰り返すんだよ(戦闘で傷付く彼女の姿はある種の趣味を持った者にはその凜々しさも相まって扇情的にすら映るのだろうが、生憎此方にはそんな趣味は無い。だが、どの傷をとっても致命的、或いは機動性を著しく低下させるような傷は負っていない。彼女としては無意識下で行っているのだろうが、恐らく『闘って尚生き残る』という深層心理の働きが肉体の運用に一定の影響を与えているのだろう)…!(その瞬間だった。彼女が刀身へと相当量の魔力が流れ込むのを己の双眸が捉える。銀霊髄液相手に有象無象の刀剣に魔力を込めて打ち込もうがビクともしないが、恐らく"アレ"はマズい。無論、ただ魔力を込めただけでは多少速度や剣戟の威力が向上するだけに留まるが、あの刀身に込められた魔力は武装と同調する類いのモノ。神秘の格でいえば銀霊髄液とほぼ同格という代物だった)…ッ!!(同等の神秘がぶつかった場合どうなるか?言うまでもなく互いの物理的強度のせめぎ合いになる。口頭での命令では防御形態への移行前に断たれかねないと判断し、その場で銀霊と回路を?いで防御形態へ移行させつつ、一本だけ刃を高速で喉元へ伸ばそうか。銀霊と刀身が触れ合った瞬間、接続した右腕の回路5本の内3本が完全に絶たれ、激痛が右腕をはしる。銀霊自体も破断される一歩手前で彼女の刀をその中でくわえ込んでいるだろう
>エリカ
…大衆化した神秘は神秘で無くなる。科学技術の発展を止める権利は無いが、ある程度秘されなければヒトはその欲望を果てなく追求しかねん。それを頭に入れておいて損は無いと思うがね(高等技術の大衆化は魔術師である自分にとってはあまり歓迎出来る事柄では無い旨を伝えておこうか。科学者にとっては最終的に大衆化されない技術など無意味にも思えるかもしれないが、魔術とはそういうモノであり、そうであったからこそ未だに様々な摩訶不思議としか言えない現象を引き起こす事が出来るのだから)…さて。互いの技術論を語るのも良いが、目下そっちはどうするつもりだ?私は十三柱の誰か、出来れば戦闘技能に特化した人物を探すつもりだ。そうでなくとも当座の用心棒を飼っておきたくてね(閑話休題し、今後どうするのかを訊ねてみようか
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