お前の人生を買ったから、もう俺のもの(〆)

「へぇ、そりゃまた良いもんをお返しに貰ったんだな」(相手からの助けたお礼として貰ったという返答にケラと笑いながらそう話して。色んな具材が入るらしいおやきは案外栄養バランス良いもんだよな、なんて見ていれば相手からの提案に「お、良いのか？じゃ交換な、好きなの取れよ」と弁当箱…というよりもタッパーみたいなものだが、サンドイッチの入ったそれを差し出して選ぶよう促して。勿論具材はどれも大して変わらないのだが、自分で手渡すよりも選ぶ方が良いだろう、なんて考えて。そうしてればふと視界の端に教室を出て何処かへ昼食を食べに行くであろうとあるクラスメートの後ろ姿が映ったのを切っ掛けに思い出したクラスメートの交際に関する事を告げて)

「あ、そーいや昨日さ、御門のやつスゲェ可愛い女子連れて歩いてたぜ。しかも腕組んでたんだぜ、あれ付き合ってるんだろーな…」

(/お気になさらず！主様に余裕が出来たらめ問題ございませんから！)