AB型 2019-08-08 01:31:39 |
通報 |
>>2615 駿さん
はい、そうして下さい。…御粗末様でした…いえ、し…飯山さん…片付けは俺が…、…!
(自分のごり押しが効いたのか、はたまた彼が色々考えて納得してくれたのかは定かではないがベッドを使ってくれると告げて貰え嬉しそうに微笑んで頷いて。程なくして彼もスープを完食。水も残さず飲んでくれては後片付けは後で自分が彼を部屋に連れていき休ませてからでも良いかなと思っていたがやはり周りに気を使ってしまう彼は片付けを申し出てくれる。しかし彼は医者から安静を言い渡されている身。止めないと…と思うも声をかける前に立ち上がった彼がフラりとよろめくのに気づき自分の胸に倒れ込んでくればしっかりと受け止めて支えて。謝る彼に首を横に振り「そんなことありません…。…飯山さん…、…大丈夫…大丈夫です…貴方にとって必要なことなら…きっとそのうち思い出せます…そうでなくても…貴方が気に病まないで良いんですよ…貴方が悪いわけじゃない…。…動かないで…このまま…俺が貴方を運びます…そのままで…。転んでどこか打ってしまったら大変です…ね?…俺に触られるの嫌かもしれないですけど…すみません、失礼しますね…よっと…」思い出せない大事なこと…そんな風に彼に言って貰えるだけで…もう十分じゃないか…そう思う自分もいる。恋人でなくとも彼をこうして支えられるだけで自分にとって幸せなこと…。思い出すことが彼の脳に心に負担が掛かってしまう可能性がゼロではないなら…無理に思い出して欲しくない。思い出して欲しいのは自分の我が儘…。でもこれくらいなら許して貰えるかな…。どこか彼が自分から離れたくないように見えたのは自惚れかもしれない…でも…。離れようとする彼にストップを掛けては一言断ってからひょいと彼を横抱きして。そのままゆっくり揺らさないように自分の部屋へと向かっては器用に足で扉を開いてそのまま中へ。ベッドに近づけばそっとゆっくり彼の体をベッドへ横たわらせて。「……居心地…良くないかもしれませんけど…ゆっくり休んで下さいね…」掛け布団をそっと掛けては柔らかく微笑んでそう口にして。つい癖でポンポンと彼の頭を撫でてしまっては「…あ…すみません…」申し訳なさそうに眉を下げて謝って)
トピック検索 |