AB型 2019-08-08 01:31:39 |
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>>2064 駿さん
…駿さんは…出来ること…全部やってきたんじゃありませんか…?どれだけ苦しくても…どれだけ辛くても…堪えて…一生懸命堪えて…いっぱい…いっぱい…考えて…分からなくなるの、そんなの当然です…。
(彼から聞かされた健二との馴れ初め。初めは幸せそうに話してくれていたが徐々に表情に陰っていき。息を震わせ深呼吸する彼を見ては堪らなくなる。話終えた彼は暗くなった場の空気を明るくしようと引きつる口元を上げてまで笑みを作る。気づけば自分はスープの入った器を置いて彼の目の前まで来ていて。怖がられるかもしれない、不快に思わせるかもしれない…そんな気持ちを考えるより先に体が動いていた。器を持ったままの彼の体を気づけば自分はぎゅっと抱き締めていた──あやすように髪を撫でて優しく語りかけて。「…大丈夫…無理して笑わなくて…良いんですよ…。…貴方が今まで彼との関係をどうにかしようと一生懸命頑張ってきた…でも…彼は変わらない…。だからって貴方が考えて…いっぱい考えて、やってきたことは決して無くなったりしません…無駄じゃないです…。もっと…自分を褒めてあげて下さい…。それに俺、思うんです…愛している人が…苦しんでいるのに…そのまま何もしないで…放っておくことなんて…出来ない…。自分の気持ちだけを押し付けるなんてこと…本当に愛しているなら…出来るはず…ないんです…。…愛しているなら…一人にはさせない…自分が傍に居られる時間は全部…傍にいたい…片時だって離れたくない…」最初は静かに優しく彼に語りかけていた…でも自分の感情もそこに知らずに乗せてしまっていることに気づけずにいたがこれは紛れもない自分の本心。「…俺、さっき…貴方に野菜スープ、美味しいって笑って貰えた時…すごく嬉しかった…。…その時の貴方の笑顔を見て…ああ…素敵な笑顔だなって…烏滸がましいですけど…思っちゃったんです…貴方が本当に心からの笑顔で…幸せだって…言える所にいて欲しいって…。無理して笑うんじゃなくて…心の底から俺は幸せだって…感じられる場所に…。…って……すみません俺…!失礼なことばっかりしてますよね…ほんとにすみません…」体が…気持ちが突っ走った行動をしていることに言い終わってから気づく。バッと彼から離れると眉を下げて頭を深々下げて謝って)
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