AB型 2019-08-08 01:31:39 |
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>>2592 晃太
『じゃあ今夜は晃太くんに飯山さんお願いするから。…ただ記憶を混乱させたくないならスマホは壊れたことにして回収したほうがいいかもね、多分君との写真とか思い出が沢山詰まってるでしょ。それ見たら記憶がなくても恋人同士なんじゃないかって疑うと思うから。…あと健二さんの連絡先は同期の川本さんあたりが知ってるはず。…ひとまず事情を飯山さんに話してくる。まぁ…俺のことも忘れてるだろうけどね。』
(里山は彼の話を痛ましげに聞くもその決断を聞き入れて頷き、すぐさま行動に移るとスマホを取り出して川本に何やらラインを送る。そして一旦シェアハウスへ泊まる経緯を飯山に話すために声が聞こえるよう扉は開けたままにして病室内へと戻って。数年前に記憶が後退した自分は当然ながら里山が誰であるか分からなかったが、自分が一時的に記憶を失っていることを告げられ、後から入ってきた医師にも告げられたため疑うことはなく。『さっき飯山さんの傍に居た子居ましたよね。あの子、偶然川本さんの知り合いで信頼出来る子なので今日はその子の住んでるシェアハウスに泊まって貰います。…これ証拠のメールです。』そう言って里山は自身のスマホに川本から送られてきた辻褄合わせのメールを見せるとその間にさり気なく飯山の荷物から飯山のスマホを回収。自分はそのことに気付かずに不安や戸惑い、疑問はあったが小さく頷いて聞き入れることにして。それから自分が医師からの説明を受ける間に里山は彼の元へ戻り『はい、これ飯山さんのスマホ。見てロック画面、君の横顔じゃない。…ご飯作ってるとこ?…愛されてるんだね。音はサイレントになってるっぽいから鳴らないと思う。あ、此処にはタクシーで来てたよね。俺車出せるけどシェアハウスまで送るよ。』里山はスマホのロック画面を見せると嫌味ではなく本心からの嫉妬混じりの優しい微笑みを浮かべる。幸い仕事中はサイレントモードにしているため通知が来ても鳴ることはない。里山はスマホを彼に差し出しながらこの後シェアハウスまでの送っていこうかと申し出つつ彼の反応を窺って)
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