AB型 2019-08-08 01:31:39 |
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>>2591 晃太
事故……そう、だったんですね。すみません。…って大丈夫ですか?手が震えて…、あ…ちょっと!……、
(見知らぬ彼から告げられた事実、全く身に覚えがないことに戸惑いながら助けてくれた恩人に警戒の目向けてしまったことを敬語に変えて謝るも、彼の表情や手の震えを見て瞠目して。同時にズキリと頭に刺すような鈍痛がして眉を寄せてはキリキリと痛む胸に片手を当てる。なんだ、この胸の痛みは…彼とは初めて会ったはずなのに酷く落ち着かない…そう不審に思ううち、彼が切なげな笑顔を浮かべて次の言葉を発して止める間もなく出ていってしまい。去り際に彼の左薬指に光るリングに何故か目を奪われてはまた痛み出す頭を押さえては短く息を吐き出す。──泣きそうだった。そう思った時に自分の左手に光る指輪の存在に気付いて…)
『あ、晃太くん、飯山さんは…って記憶が?……ちょっと待った。着替えは渡すってまさかこの後飯山さんに会わないつもりなの?晃太くんがショックなのは分かるけど身を引こうとか考えてないよね?……俺は健二さんとの話は川本さんから少し聞いたくらいだけど関係は終わってるって聞いてる。……晃太くんがもし“駿さん”のためを思って離れるつもりなら俺は手を緩めないよ。』
(病室の外で待っていた里山は彼が出てくると声を掛けようとするも彼の話を聞いて驚愕して。理解が追いつくのに数秒要したが咄嗟に去ろうとする彼の手を掴んで引き止めては少し険しい表情をする。今の彼が酷く傷ついて狼狽し、追い詰められながらも飯山を想い、感情を押し殺しているのは理解できたが、“誤魔化す”のなら彼の考えもはっきりとさせなければならない。記憶が戻るまで飯山と距離を置くのか…それでは彼の心の行き場は何処になるのか。今の飯山を支えられるのは悔しいが一人しかいないのを知っている。色んな感情が交錯するも敢えて煽るような言葉を選んで彼が今何を想いどうしようとしているのか聞き出そうとして、手を掴む力を強めてきつく見据えて)
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