裁定者 2019-07-15 15:29:48 |
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>ミカエル
...確かに我は無能だ。貴様の手のひらで踊らないようにしようと、貴様は我のあずかり知らぬ所で何か掌握するかもしれん。故に我のことは好きなだけ愚弄するといい。だが、我以外は全員優秀だ。いずれ何者かに敗北を喫することになるだろう、預言してやる。
(相手を射貫くような殺気立った視線で予言と言う体で断言した。それは確信にも似た勘。そこに具体的な証拠など何もない。だが、何度も死地を乗り越え、自らが死地と呼ばれるまでになったラグエルの、咄嗟の判断の際に最も信頼していたものでもあった)
>サリエル
知っている。我が器用ならもう少し上手く立ち回れていた。
(それどころか、こんな風に追い出されることもなかったのだろうか、と一瞬思って)
善意か、貴様のことだからとっくに捨てたと思っていた。
(そんな失礼極まりないことを口走りながら、左手の親指で鍔を押し、刀身をチラリと覗かせ)
それは頼もしい。ならば―――参る。
(次の瞬間、さっきまでの無気力な表情は何処へやら、鷹と見紛うほどの鋭い目つきへと変わり、口元は厳しく閉ざされた。次に動いたのは、刀を持つ右手ではなく、三対の翼だ。翼をはためかせると、大量の羽が舞い、ラグエルの姿を覆い隠さんとし)
(/そちらは短くなってますかね...こっちは相変わらず長いですが)
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