嵐の夜に、君と出会った。

嵐の夜に、君と出会った。

百合  2019-03-21 20:42:40 ID:6b716f026
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それは、酷い嵐の夜のことであった…。
窓から外を眺めていた貴族の「貴方」は、
不思議な少年を見つけた。
たった一人で、嵐の街をゆっくりと歩む少年。
真っ赤な学生服を纏い、レトロな手提げランプを
携えた、10代前半の若々しい少年。
一晩の宿を乞うている旅人と言うわけでも
なさそうで、それどころか嵐であることを
楽しんでいるような雰囲気の少年。

そんな彼に興味を持った「貴方」は、彼を
自らの家に迎え入れることにした…。


不思議な少年
名前 シラベ
性格 若々しい見た目に似合わず老人のような
喋りをし、落ち着いた雰囲気を纏っている
容姿 血のように真っ赤な学生服、
レトロなガラス窓の手提げランプ
年齢 不詳(外見上13歳)
性別 男
セリフ「はは、小生を定義付けたいなら、
シラベとでも呼んでくれたまえ」
「ん?小生の顔に何かついているかい?」

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  • No.90 by レイ  2019-06-29 07:53:46 

シラベが謝る必要は無いだろ。
(目を覆い隠したまま苦笑して)

  • No.91 by 百合  2019-06-29 10:04:02 

「そうかい?」

  • No.92 by レイ  2019-06-29 11:53:17 

ああ。振り返るとシラベを助けたつもりでも結局はお節介だったようだし。つまり全部自分のせいって訳だな…。
(風邪を引いたのも自分のせいだと苦笑して)

  • No.93 by 百合  2019-06-29 12:01:53 

「小生は、ほんの少しだけ嬉しかったがね」

  • No.94 by レイ  2019-06-29 12:56:12 

ん、そうか?
(思わぬ言葉に笑みをこぼしつつ相手を見て)

  • No.95 by 百合  2019-06-29 13:23:43 

「心の隙間に生きる小生を受け入れてくれる
存在がいるなんて思ってもみなかったからね」

  • No.96 by レイ  2019-06-29 13:43:27 

まあ、あの時は完全に普通の子供だと思ってたけどな…。
(笑みを浮かべつつ何となく、帽子の上から相手の頭を撫でてみて)

  • No.97 by 百合  2019-06-29 14:24:08 

「はは、姿は人間だからね」

  • No.98 by レイ  2019-07-01 10:23:15 

本当に人間にしか見えないな…。
(ふと相手をじっと見つめると感心したように呟き)

  • No.99 by 百合  2019-07-01 19:44:14 

「小生は移ろうが、この姿は変わらないのさ」

  • No.100 by レイ  2019-07-02 15:58:16 

移ろう者…ってそういえばだけどいつまでもここにいて大丈夫か?
(移ろう者がいつまでも同じ場所にいても良いのだろうかと思い、何気なしに聞いてみて)

  • No.101 by 百合  2019-07-02 19:49:38 

「別に構わないさ。蘇芳も、移ろうとは
言え街に依存しているからね」

  • No.102 by レイ  2019-07-08 06:22:23 

そうか…?なら俺は嬉しいけど…。
(信じられない事が続き過ぎて訳が分からなくなったのかとりあえず頷き)

(/遅くなってしまい申し訳ありませんでした。

  • No.103 by 百合  2019-07-08 06:34:22 

(大丈夫です)

「小生は、君に興味があるのさ」

シラベはにこりと微笑む。

  • No.104 by レイ  2019-07-08 07:00:02 

俺に?
(きょとんとしてシラベを見つめ)

  • No.105 by 百合  2019-07-09 06:51:44 

「ああ。その優しい所にね」

  • No.106 by レイ  2019-07-09 07:08:57 

ん~…面と向かって言われると少し恥ずかしいけどありがとな。
(照れくさそうに笑みを浮かべつつ軽く頭下げ)

  • No.107 by 百合  2019-07-22 22:28:06 

(遅くなってすみません)


「小生は、君の事が好きなのさ」

(シラベは笑う。お手本の微笑ではなく、
心の底から嬉しそうに、にっこりと。)

  • No.108 by レイ  2019-07-23 14:56:14 

(/いえいえ、自分のペースで大丈夫ですよ。

済まん。ありがとな。
(思いもよらない言葉に驚くが此方もにっこり笑って、つい抱き締めてしまい)

  • No.109 by 百合  2019-07-23 20:27:03 

「はは、苦しいよ。離してくれ給え」

  • No.110 by レイ  2019-07-23 20:39:31 

誰のせいで風邪引いたと思ってんだよ。
(ニヤリと笑み浮かべて冗談を言うと、ひんやりして気持ち良いのか離れようとせず)

  • No.111 by 百合  2019-07-24 08:06:19 

「小生のせいだな。すまない」

(するり、と相手の頬を撫でる。)

  • No.112 by レイ  2019-07-24 08:23:06 

冗談を真に受けないでくれよ…。
(バツの悪そうな表情になり相手の頬を撫で返し)

  • No.113 by 百合  2019-07-25 22:06:45 

「はは、人の冗談はよく分からんのさ。
年寄りなものでね」

  • No.114 by レイ  2019-07-25 22:21:49 

見た目は子供なんだけどな。それにしても…冷たくて気持ち良いな…。
(苦笑しつつも先程撫でた手にひんやりとした感覚が残り、試しにと少し火照った自分の頬を相手の頬へくっ付け)

  • No.115 by 百合  2019-07-25 23:27:08 

「おや、熱っぽいね」

(シラベは苦笑しながら、相手の手の甲に
キスを一つ落とす。)

  • No.116 by レイ  2019-07-26 05:25:49 

…っ!俺を優しいって言ってたけど、シラベもかなり優しいと思うけどな。
(キスを落とされピクリと驚くも、案外嬉しかったようで抱き締める力をほんの少し強め)

  • No.117 by 百合  2019-07-26 06:43:55 

「甘えるの、好きなのかい?」

  • No.118 by レイ  2019-07-26 07:17:49 

いつもはこんなんじゃないぞ。
(図星だったようでギクリとしつつ相手から離れ)

  • No.119 by 百合  2019-07-26 09:44:39 

「さて、どうなのやら…」

(悪戯っぽく笑う。)

  • No.120 by レイ  2019-07-26 10:12:42 

絶対熱のせいだ。間違いない。
(むっとした顔で自分の手を額に当て、氷を取って来ようとふらふら歩き出し)

  • No.121 by 百合  2019-07-26 13:07:37 

「おや、無理をしない方が良いよ。
特に、熱ならね」

(シラベが後を追い、レイの肩に手を置く)

  • No.122 by レイ  2019-07-26 13:59:31 

ゆっくり行けば大丈夫だろ。何だったら付いて来てくれると嬉しいけどな。
(相手の手を自分の額に当て、一息ついてから再び歩き出し)

  • No.123 by 百合  2019-07-26 15:33:38 

「はは、構わないさ」

  • No.124 by レイ  2019-07-26 16:12:52 

ありがとな。
(若干ふらつくがゆっくりと歩いて行き、氷嚢を手に取り。疲れたのかその場に座り、額に氷嚢を当て)

  • No.125 by 百合  2019-07-26 16:24:25 

「ふむ、辛そうだね。
無理はしない方が良いかもね」

(シラベはしゃがみ込むと、背負うような
格好になる。)

  • No.126 by レイ  2019-07-26 16:48:48 

え?いや、無理だろ。座っててくれよ。
(流石に無理だと感じたのか相手の肩を掴んで座らせようとして)

  • No.127 by 百合  2019-07-26 18:07:33 

「これならば、良いかい?」

(いつの間にかシラベの身体が20代くらいの
青年になっており、後ろを振り向いて笑う)

  • No.128 by レイ  2019-07-26 18:19:11 

もう…理解を諦めて良いよな?
(暫く相手を見つめたまま固まり、念の為自分の頬をつねってみて)

  • No.129 by 百合  2019-07-26 20:52:41 

「小生の姿は、一定ではないのさ。
移ろい、揺れる者だからね。姿も揺れ動く。
操ることくらいは簡単になのさね」

(シラベは青年の顔でにっこりと笑う。
端正な顔立ちが大人び、更に作り物のような
美しさを醸し出す。)

  • No.130 by レイ  2019-07-26 21:29:42 

もう…何でもありなんだな…。
(唖然として固まりつつ相手を見つめ、思い出したかのように部屋へ戻ろうと、よろりとしながらも立ち上がり再びふらふらと歩き出し)

  • No.131 by 百合  2019-07-26 21:55:45 

「おや、この姿ではご不満かい?」

  • No.132 by レイ  2019-07-26 22:20:59 

わざわざ友達の手を借りるまでも無いだろ。
(言葉は元気なのだが、ふらふらとおぼつかない足取りで歩き続け)

  • No.133 by 百合  2019-07-26 22:46:10 

「足元が覚束ないようだが…」

  • No.134 by レイ  2019-07-26 22:53:05 

休憩挟んで行けば大丈夫だって。
(一度座り込んで息をつき、相手を見上げてそい言い)

  • No.135 by 百合  2019-07-27 07:55:20 

「そうかい。無理はしないようにね」

(シラベは心配そうに言う。)

  • No.136 by レイ  2019-07-27 08:22:01 

何だか出会った時と逆だな…。
(氷嚢を額に当てながら相手を見上げ苦笑のような笑み浮かべ)

  • No.137 by 百合  2019-07-27 13:45:42 

「おや、言われてみればそうだね。
出会った時は君が小生を心配して
いたんだった」

  • No.138 by レイ  2019-07-27 13:55:34 

まさかあの時はこんな事になるとは…思いもしなかったぜ…。
(呆れたように呟くと相手を見つめ、子供扱いして悪かったな…と苦笑しつつ謝り)

  • No.139 by 百合  2019-07-30 11:36:45 

「ははは、構わないよ。
少年の姿は楽なのさ」

(どこか乾いたような笑い声を上げ)

  • No.140 by レイ  2019-07-30 18:06:39 

だったらそんな格好じゃなくていつもの格好に戻っても大丈夫だぜ?俺は大丈夫だし。
(再び立ち上がると先程と同じように覚束ない足取りで歩き出し)

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