亜人少女 2018-10-19 19:15:50 ID:dc9cacd2c |
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あ、う、……悪いッ!!
(青空を背景に東からの日光を反射して、振り上げられた銀の刃がこちらに振り下ろされてくるかと思えば、突如、太刀筋がぶれ。自分の脳天の代わりに先程の優男の太股が切りつけられたことが分かると、庇われたという事実も察せて我に返り。他の連中が武器を放ったり仕舞い込んだりしつつ、駆け寄ってくるなか、ほとんど反射的に謝罪を口にし、身を翻してその場に立ち上がれば、次の瞬間には耳障りな音が辺りに響く。思わず、眉をしかめ、耳に手を当てたくなったが、それは馬や他の連中も同様だったらしい。動揺した馬の悲鳴とバランスを崩した馬車が倒れる音が続いて、連中も動きを止めた刹那、逃亡を指示する優男の声とともに体勢を立て直した背中に圧を感じれば、そこからは深く考えずに感覚のみで。少し身体に力を入れると、皮膚はまるでぞくりと波を打つよう。周囲にはほんの一瞬、こちらの身体が揺らいだように見えたことだろうか。瞬く間に全身を黒曜石のような黒紫色の鱗が包み、身体のサイズも横転している馬車とそう変わらなくなる。背には翼が生え、指先には鈎爪、尾も太く丈夫な鞭のよう。正真正銘、怪物としか言い様のない姿に変化し、後方を振り向けば、さっきまでノリノリでこちらに襲いかかってきていた連中が目を剥いていて。1人が悲鳴をあげ、別の1人は『なんだ!?なんだ…!?化け物か…!?』と見たままの感想を述べ。挨拶とお礼の代わりに一声吼えて、奴等の頭上を目掛けて脅し程度の火を吹けば、すぐ近くにいる優男の腕を掴み、少々乱暴な体勢ではあるが、そのまま羽ばたき。宙に浮かび上がるとすぐさま、その場は後にし、道から逸れてたまたま空から目についた炭鉱跡の一角に降り立てば、相手を下ろし、少女の姿に戻って。振り向くや否や、心配そうな瞳を向け)
悪かった…!足……今も痛い?
(/先のレスについて、なるほど…! 修正を承知しました。正直なところ、結構、派手なロルが来たなぁなんて思っていましたw← 鞘だったと聞いて納得です。それではこちらが回した>25のロルの《喉笛から鮮血》の辺りもノーカウントでお願いします。/蹴りはご自由に)
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