写しであり最高傑作である君と

ほら、よく言うでしょ？笑う門には福来たるって。(ぴんと人差し指をたてて)！ふふ。心配してくれてありがとう。でも私はそんな簡単に潰れるほど弱くないから。(素直ではないが心配してくれていることをどこか嬉しそうにし)

政府からの資料で分かっただけだよ。なるべく貴方達を分かるために勉強してるの。(訝しげに見られても平然とした様子で答えて)

(/おはようございます！いえ、あの後私も寝落ちしたのでお互い様ですからお気になさらずに)

...ふん、そんなのはたかが迷信だろう。笑っているだけで幸せが訪れるなんて、そんな簡単な話は無いさ。( 目を逸らし ) し、心配なんか...！俺はただ、仮にも主という奴に倒れられたら困るというだけだ！( あわあわ/布で顔隠して )

そうなのか...。...俺なんかの勉強をしておくよりも、もっと優先する刀もいただろうに。( 溜息/内心少し嬉しい← )


(/うう、すみません...ありがとうございます...！)

迷信かもしれないけれど心掛けるだけで案外変わってくるかもよ？(ふわりと微笑みかけて)ふふ、それを心配っていうんだよ。ありがとうね。切国。(慌てて弁解する相手にニコニコと嬉しそうに微笑み)

だって、切国も大事な本丸の仲間だもの。仲間の事を知りたいと思うのは当然でしょ？(誰一人かけることなく平等に相手達の事を思っているのかそれが当たり前といわんばかりの言動を吐いて)

(/どういたしまして。あ、そういえば今後の展開はどうしましょうか？欲を言えば恋愛要素を含んだやりとりが出来れば嬉しいと思っています。)

...ま、まあ、俺には関係無いことだ。( 優しい微笑みに目を奪われるもすぐに逸らし ) ...あんたがどう思おうと勝手だが、俺は別に礼を言われることなんかしていないぞ。( 居た堪れなくなりくるっと背中向けて )

......仲間、か。確かに、現状ここの本丸では顕現されている刀は少ないようだからな。名だたる名刀が来る頃には俺になんて興味は無くなっていると思うが...。( おず )


(/希望設定は恋愛ですね、畏まりました。もしかすると原作以上に卑屈になってしまっているかもしれませんが、ご希望に添えるように頑張りますね！)

ふふ。そのうち分かる日がくるかもね。（優しい微笑みを浮かべたままで）親しき中にも礼儀あり、だからね。その辺は人としてしっかりしないと。（例えどんなに冷たい態度をとられようがいずれは打ち解けられると信じているため変わらない態度でいて）

それはないよ。言ったでしょ？切国も大事な仲間だって。それに必要じゃなかったらこうして呼んでいないしね。（自身の来歴や作られた過程か過程なだけに相当卑屈をこじらせている相手にこうして何度も必要だとか言っていればきっと大丈夫だろうと思いながら述べて）

（/ありがとうございます。卑屈で根暗な極前の切国にはじゃんじゃんこちらから積極的に構いたいと思っています。反面そっちから構われた場合は戸惑いながらも受け入れる光景が目に浮かびました。極め後は今度はそちらから構っていただければ幸いです。）

......ふん。( 布を引っ張り目深に被り ) 生憎、俺は刀だからな。ましてや写しになんて、人の考えは分かる訳がない。( 目を伏せて )

...写しの俺なんかを必要とするなんて、やはりあんたは変わり者だな。( ちらっと相手見て ) いいだろう、あんたの気が済むまで好きに扱うといい。


(/極前と極後でここまで変わると、今まで突き放されていた審神者としては涎ものですよね←
了解しました。修行へ旅立つまでの間、暫し卑屈なまんばちゃんにお付き合いくださいませ。)

っと、この本丸はこんな感じだよ。まだ人数が少ないから小さいけれど。（会話しながら本丸内を案内し再び鍛刀部屋への前へと戻ってきて）でも今は私と同じ人の身を得たんだからそのうち分かるかもしれないよ。（厳密な違いがあるもののある程度は人と相違ないため分かるかもしれないと述べて）

うん。言われなくてもじゃんじゃん切国こと頼りにするからよろしくね。（ちょっとは打ち解けることができただろうかと思いながらいつものような柔らかい表情で微笑み）あ、お腹空いていない？もう少ししたら昼餉だから一緒に食べよ。（左手首に巻かれた腕時計で時間を確認してから相手に問いかけて）

（/極後のシルエットが布なしの状態だったので期待と不安が入り混じっていましたが極後の切国をみてなんじゃこのキラキラ王子は…！と極後の開口一番の言葉に更に沼にはまってしまいました。吹っ切れた切国尊い…！こちらこそ宜しくお願いしますね。）

...ああ、分かった。( 案内された本丸内を頭の中で思い描き ) そう、だろうか...。人の身を得たとて所詮は刀。しかも写しの俺には尚更難しいと思うが...。( 少し心揺れて )

俺なんかを頼りに...？何を期待しているんだか...。( ふう/溜息ついて ) ん...確かにそう言われたら少し減っているかもしれない。( 自らの腹に手を当て )


(/布を取ったらまんばちゃんは一体どうなるんだ...！？と思っていましたが、王子が覚醒しただけでしたね。( 笑 )
ここの山姥切も、早く吹っ切れないかと楽しみにしております。是非ともよろしくお願い致します。もしまた何かございましたら何なりとお申し付けくださいませ。

本体レス蹴り可です。)

切国の部屋は堀川と一緒でいい？薬研も前田も同じ刀派だから同じ部屋にしているし。（此処にいる本丸の刀は顕現した切国、初期刀である加州清光、初鍛刀である薬研藤四郎、維新の記憶の函館でドロップした前田藤四郎、鍛刀した堀川国広の計5振りでさりげなく他の刀の名前を出して）私はね、折角人の身を得たんだから存分に謳歌してほしいの。いずれ役目が終わって刀に戻るとき後悔しない様に。（ふっと視線を相手から廊下から見える手入れの行き届いた中庭へと視線を向けて）

じゃあ、昼餉にしようか。他の人たちは今出陣中だからね。良かったら一緒に作る？（ニコリと微笑みながらどうせなら一緒に作ったほうが早いし料理を覚えやすいだろうかと思いながら問いかけて）

ああ、そうしてくれると少し有難い。( こくり頷き/出された刀の名を覚えようと指折り数え ) ......そうか、そうだな。俺たちが役目を終えたその時は、また刀に戻るんだな。...ただの、写しの刀に。( 相手の視線を追いかけ/溜息をつき )

！？お、俺なんかに料理をさせてどうしようと...？あ、ああそうか、所詮写しは雑用をこなす方がお似合いだからな。( おろおろした後全くの見当違いに自嘲気味に笑い )

あ。因みにここにいる人は加州清光と薬研藤四郎と前田藤四郎と堀川国広と貴方を含めた五振りだよ。（こちらも数え間違いがないように指折りしつつ此処にいる刀剣達を挙げて）でも貴方が国広の第一の傑作だということに変わりはないよ。素人である私から見ても貴方の刀はとても綺麗で美しい。（相手が持っている刀に視線を落としてから相手の目に視線を戻して）

ん？だって折角人の身を得たんだから色んな事を経験してほしいし、それに人数が増えたら私一人じゃ食事の用意するのも大変になるからね。（へらりと軽く笑顔を浮かべながら相手の手を徐に掴むと共に厨へ向かおうとして）

...皆、名だたる名刀ばかりだな。( 挙げられた名前におずおず ) ！...き、綺麗とか美しいとか、そういう事を言うな...。( 気まずそうに布を引っ張って顔を隠し )

そういうのは、誰だか知らんがあんたの選んだ近侍に頼めばいいだろう。...って、お、おい！( 掴まれた手に異議を唱えようとするが振り解こうとはせず )

うん、私もそう思うよ。その中に貴方も入っているからね？（ふわりと微笑みかけて）そう？切国はそういわれることは苦手？（布で顔を隠す相手にきょとんした様子で首を傾げて）

清光は隊長として会津に出陣中だよ。だから私を手伝ってくれる？（近侍である清光は出陣中でこの本丸に居るには己と相手のみなため振り解かれないことをいいことにぐいぐいと相手の手を引っ張りながら歩いて）

...お、俺は名刀なんかじゃない、ただの写しだ。( おろおろ ) 苦手というか...その、とにかく何でもだ。俺は「山姥切」の写し。綺麗な霊剣は向こうだ、俺にはこういう格好がお似合いなんだ。( 益々布に包まろうと )

ぐっ...、わ、分かった。分かったから手を離せ、ひとりで歩ける。( よろよろと着いて歩き )

でも偽物じゃないでしょ？私はどんな事情があったとしてもこの目で見たものを信じるよ。(真っ直ぐ相手の目を見つめて)私はそっちの方は書物でしか知らないしここにいる貴方の事をもっとよく知りたいの。…勿体無いなぁ。そんなに綺麗な髪と瞳をしているのに。(己のようなごくありふれた髪や瞳じゃない相手の容姿を羨ましそうに眺めて)

ん、最初から素直に言えば私に強制連行もどきをされなかったんだよ？(相手の言葉にぱっと手を離して)

確かに偽物ではないが......っ。( 相手に見据えられて何も言えなくなり ) だから...綺麗とか言うな。...俺からすれば、あんたの髪の方がよっぽど綺麗だ...と思う。( 気まずそうに/ぽつりと呟くも柄にも無い事を言ったと視線逸らし )

おい待て、その言い方だと、まるで俺がやりたがっていたように聞こえるぞ。( 布を整えながら← )

だから、切国も少しでいいから自分の事に自信をもっていいんだよ。（相手の目を見つめながらニコリと目を細めて微笑みかけて）っわ、私なんかより切国のほうがずっと綺麗だよ…！（不意に自身の髪を褒められれば恥ずかしさと嬉しさからほんのりと頬を赤く染めながら若干上ずった声色で早口に述べ）

へ、あ、いや、そんなつもりで言ったわけじゃ…！（あわあわ/相手に無理強いするつもりなどなかったもようで）

自信、か...。......あんたに言われると、少しは持ってもいいのかもと思えてしまうな。( ふ、と口角上げて/相手の笑顔に絆されたのかぽつりと呟き ) だ、だから辞めろと言っているだろう...！まったく...。( ぐい、と布を引っ張って顔隠し )

...ふん、まあいい。雑用でも何でもやってやるさ。( 諦めたように厨方面へと歩き出し )

ふふ。その調子だよ。(にこにこと相手の笑みに釣られるように笑って)だ、だって、私の方が綺麗だなんて言うから、つい…！(他人の容姿を褒めることは何でもないが自身の事になると慣れていないのか余裕なさげに言葉を紡ぎ)

料理は雑用なんかじゃないよ。人として生活するなら食べることは欠かせないから重要な事だよ。(相手の隣を歩きながら食の重要性を語り)

...思っただけだ。期待はしないことだな。( 自身の無意識な呟きに気付き/ふいと顔を逸らして ) ...俺は見たままを言ったまでだ。その、迷惑だったらすまない。( 顔を隠したまま )

そういうものなのか...。人の体とは面倒なんだな。......ちなみに、どういったものを作るんだ？( 隣を歩く相手をちらりと見て )

でも何も思わないよりは一歩前進だよ。（ぐっと片手で拳をつくりその意気だと励ますような態度をとり）そ、そういうわけじゃないよ！ただ、私も言われ慣れていないから恥ずかしいというか嬉しいというか…。（迷惑という言葉を聞くや否や間髪いれずに否定をしたのち視線を相手から外しながらぽりぽりと恥ずかしそうに頬をかいて）

そうかもしれないね。切国は顕現したばかりでしょ？だからあまり胃の負担になるようなものはさけたいからお粥とか雑炊を作ろうかなって。（顕現したばかりの刀には負担のかからないものを選ぶようにしており料理の種類を答えて）

そ、そうか...。( 少し気恥ずかしそうに顔を逸らし ) ......嬉しい？俺なんかの言葉で、あんたは喜んだのか？( きょとん/相手見て )

写しなんかを気遣っても、何も得はないと思うがな...。それにしても、何も知らない俺がいて逆に邪魔になるんじゃないか？( 料理のりの字も知らないため溜息つき )

ま、まぁ。髪が綺麗って褒め言葉だし、私は嬉しかったよ。（若干照れを含んだ微笑を浮かべて）

…切国、これから卑屈や自分を卑下する言葉は一日三回までよ。自分自身を否定しちゃだめ。（いくらなんでも自分を卑下しすぎな相手にため息をついてから制限を設けると発言をして）そんなことないよ。少しでも料理というか食の大切さを知ってほしいだけなの。（ふるふると相手の言葉を否定するように首を横に振ってから自分の意見を述べて）

そうなのか。...あ、言っておくが、俺がそう思ったのは髪だけじゃないからな！( 髪しか褒めてないという事に申し訳なさを感じたのか慌てて← )

なっ...！？...お、俺は別に卑屈になんか...！( 息をするように卑下する言葉が出ていた為制限によって言い澱み ) ...まあ、あんたの言う事には従うさ。で、俺は何をすればいい？( 厨に着くも棒立ちで )

へぇ？具体的には私の事どう思ったの？（髪だけじゃないと慌てていう相手にちょっと悪戯心が芽生えたのかどこか楽しげな様子で口元に弧を描きながら問いかけて）

…無意識だと尚更タチが悪いわね。（あからさまに呆れた様にため息をついて）まずは、料理を始める前にその布を取ってくれる？そのままだと料理の邪魔になるし引火するかもしれないわ。（布は本科と比較されない様にしており酷なことかもしれないがもし仮に布に火がついたら惨事を引き起こすため棒立ちの相手にどこか申し訳なさそうな表情で述べて）

...俺なんかが褒めていいものか分からないが...。( 困ったように視線逸らし ) 肌は白いうえに整った顔立ちだと思うし、何よりあんたの瞳は真っ黒で...その、綺麗だ。あと...何故だか、あんたの側にいると落ち着く。( 気まずそうに視線逸らしながら語り )

ああ、俺は写しだからタチが悪いんだろう、分かっている。( ずーん ) ！？い、嫌だ！布を取るくらいなら料理なんかしない！( 体を包むように布をぎゅっと押さえ← )

切国に褒めてもらえるのは嬉しいよ？（こてりと首を傾げて）…へ。（相手の口から出てきた褒め言葉と最後の発言に信じられない様な表情で瞳を瞬かせたのち、時間が立って理解したのか見る見るうちに耳まで真っ赤にさせその顔を見られない様に顔を俯かせて）

あ、いや、別に切国の事を責めたわけじゃ…！（己の発言に落ち込んだ相手を見て慌てたようで弁解して）あのね、私は本科の事は資料とか書物とかでしか知らないから貴方と比べようもないの。もし布に火が移ったら危ないし。（むすっと納得がいかないと言ったような表情で述べて）

...どうした？......やはり俺なんかが出過ぎた事を言ったからか...？( 突然静かになり俯いた相手におろおろと/時折顔を覗き込もうとするが思いとどまり )

いや、いい...。あんたの言っていることは正しいからな...。( どよーん← )
うっ......そ、それなら、邪魔にならないように纏めるから、取るのだけは勘弁してくれ...！( フードの部分は被ったまま、下に伸びている長い部分を一纏めに縛り )

…違う、違うよ。ただ嬉しすぎてちょっと言葉が出なかっただけ。（しばらく顔を俯かせたままだったが顔の火照りも大分冷めてきた頃合いに静かに顔を上げ若干赤みを帯びた状態で理由を述べて）

た、正しくなんてないよっ。貴方を落ち込ませる言葉なんて。（今だ落ち込んだままの状態の相手に必死な様子で言葉を紡ぎ）…まぁ、それなら妥協点ね。それじゃ、始めましょうか。まずは手を綺麗に洗って？（ぼろぼろの布を邪魔にならない様に纏めた相手を見て渋々納得したように頷くとお手本を見せるようにシンクについている蛇口をひねり水を出すと慣れた様子で薬用のハンドソープを用いて手を洗って）

な、なんだ、驚かせる...な...。( 意を決して相手の顔を覗き込もうとしていた所、不意に顔を上げられた為間近で目が合ってしまい )

落ち込んでなどいないさ、あんたの言っていることは本当だ。( ふ、と自嘲気味な笑いを浮かべ )
分かった。( 相手の一通りの所作を見た後同じように繰り返し )

ご、ごめん、ね…。（丁度顔を上げたタイミングで相手がこちらの顔を覗き込もうとしたため宝石のように綺麗で透き通った瞳とかちあい思わず唾を飲み込んだのち無言になって）

で、でもっ。（これ以上自分に何が言えるのだろうか？と自分の語彙力のなさに無力感を覚えながら何か言いたくてもそれが言葉にできないもどかしさを感じさせる表情をし）手を洗ったらここの手拭いで手を拭ってね。（と手を洗い終えたため備え付けの手拭いで手を拭うと料理中邪魔にならない様に巫女服の袖にいれてあったヘアゴムで高い位置でポニーテール状に髪を結って）

い、いや、こっちこそ...。( ふいと顔を逸らし/少しばかり耳が赤く染まっており )

...あ、...すまない。あんたにそんな顔をさせたかった訳じゃないんだ。...その...き、気にするな。( おずおずといったように、ぎこちない動きで相手の頭を撫で )
ああ。...それ、いいな。( 言われた通り手を拭き、相手の髪型にちらりと目をやるとぽつりと呟き )

…っ。（先程から心音がいやにうるさく高鳴っており何を話したらいいか戸惑いこちらも相手から視線を外して）

！ふふ。切国に撫でられると落ち着くね。（ぎこちない動作で頭を撫でられれば驚いたように相手を見てからへにゃりと目を細めて微笑みかけて）へ、この髪型が？（ただ単に髪を纏めた状態なのできょとんと不思議そうな表情をし）

あー......す、すまない。( 相手を見ようとしないまま一言だけ絞り出し )

...俺なんかが撫でて落ち着く？...やはりあんたは変わった奴だな。( 相手の微笑みにつられるように頰が緩み )
あ、いや...ずっと下ろしていたから新鮮で...。その、あれだ、馬みたいだな。( 思わず呟いてしまった言葉に反応されて戸惑い/咄嗟に出た感想は名前の通りのそれで )

！い、いや、こっちこそ、ごめんね？（どこかぎこちなく途切れ途切れに言葉を絞り出して）

…うん、落ち着く。その、たまにでいいからまた撫でてくれる？（頬が緩んだ相手の表情に見惚れるものの変に思われない様に何とか相手との繋がりをもとうと些細な約束ををして）普段はおろしているけれどこうして髪を纏めることもあるの。ふふ、この髪型はポニーテールっていって意味は馬の尻尾なの。（高くまとめた自身の髪に触れつつ髪型について説明して）

いや、あんたは悪くない...。......？( 心臓が早鐘のように鳴っていることに気がつくと首を傾げ )

...俺なんかで良ければ、あんたが望むくらいのことはしてやるさ。...こんな事で良ければな。( 未だ撫で続ける手の動きは少しだけスムーズになり )
なんだ、見た通りの名なんだな。( 暫し観察するも満足したのか視線は料理台へと移し )

…どうしたの？（胸の高鳴りも幾分か収まってきたので相手の方に視線を向けると首を傾げていたので怪訝そうな表情を浮かべて）

えへへ、私にとってはこんな些細なことでも嬉しいよ。（大人しく撫で受けつつどこか子供のような無邪気を感じさせる表情をし）
そうそう。っと、料理をしないといつまでたっても昼餉にありつけないね。（コクコクと相槌を打つように頷づくと相手に説明し手取り足取り教えながら卵粥を相手と共に作って）

い、いや...よく分からない。( 相手に聞こうとするも徐々に動悸は治り、残されたのは疑問だけで何とも言えない表情で )

...そうか。( 無邪気さという見た事ない相手の表情に目をぱちくりさせ/相手を喜ばせる事が出来たという細やかな満足感を感じて )
これで、出来た...のか？( 最後に薬味を飾り付けて完成したそれは柔らかな色合いと優しそうな香りで、己の胃に初めての「空腹感」をもたらし )

分からないことがあったら何でも言って？私が分かることなら答えるし。(少しでも相手の助けになりたいため何でも聞いてくれて構わないと言う言い方をして)

切国の撫で方も最初に比べれば随分スムーズになったね。(と相手に撫でられたいたためその手付きの良さを褒めて)
うん。これで卵粥の完成だよ。広間に運んでたべようか。(ふわりと一人分の土鍋にいれられた卵がもたらす優しい香りと色合いに満足そうにしながら鍋つかみで自分の分の土鍋を持ちながら相手を促して)

...少し、ここに違和感があったんだが、今はもう何も無いから良く分からないんだ。外傷はないが、手入れをした方が良いのだろうか？( 自分の胸に手を当て不思議そうに首傾げて )

ふん...写しでもこれくらいのことは出来るさ。( 褒められて少し気恥ずかしくなり手を引き← )
あ、ああ...。( 相手の真似をして鍋つかみで土鍋を持ちそーっと運び )

胸に違和感が？具体的にはどんな風に違和感を感じたの？（不思議そうに首を傾げている相手に原因を突き止めようと問いかけて）

…あ。（撫でていた手を止め己の頭から手を引こうとされれば名残惜しさを感じたため咄嗟にその手を掴もうとするが寸前で思いとどまる様に手を引っ込めって）
よいっしょ、っと。（共に広間まで運べばすでに鍋敷きが置いている所に土鍋を置くと鍋掴みを取り土鍋の傍に置きながら正座の状態で座って）

この...今も動いている、心臓？の動きが少し早くなっていた気が...。( 胸の辺りの服を軽くぎゅ、と握り )

...？何だ？何か問題でもあったか？...それともやはり、俺なんかがあんたを撫でるだなんて生意気な事をしたからか...。( 相手の行動に一抹の不安を感じ )
あ、あつい......！( 同じように土鍋を机に置き、相手と向かい合うように座り )

うーん。心臓の動きが早まるのは運動した時もだけれど心から生じる場合もあるの。例えば、特定の人に恋慕を抱いている、とか。(相手の言葉に顎下に右手を添えつつ思いつく限りの原因を述べて)

あ、いや。な、何も問題はないよ。(へらりと何でもないと愛想笑いを浮かべて)
そりゃ、出来たてだもん。じゃあ、いただきます。(相手が座ったことを確認してから手を合わせて食事前の挨拶をしてからレンゲで粥を掬い息を吹きかけて冷ましながら食べ始めて)

恋慕...。...顕現したばかりの俺にはよく分からない話だな。( 視線をちらりと相手にやっては首を傾げ )

そうか？それなら良いが...。(.怪訝そうに )
...いただきます...。...！( 相手の真似をして挨拶済ませ、一口運ぶとぱあっと顔を輝かせ )

まぁ、私が挙げたのはあくまで可能性の話だしもしも変化があったら教えてね？（顎下に添えていた手をとくと首を傾げている相手に述べて）

…私は主なんだから容易に甘えてはだめ…。（ぼそり/相手に聞こえない範囲で呟き）
ふふ。美味しい？（きちんと口の中に入れたものを咀嚼してから顔を輝かせている相手に微笑ましいといったような表情をして）

あ、ああ...分かった。...とりあえず手入れは必要無いんだな？( 恐る恐るといったように問い )

...その、こんな事を言うのはおかしいかもしれないが...その......あ、あんたの髪はとても気持ち良かった。また触ってもいいか？( 布で顔を隠しながら/最後の方は小声になりつつ )
これが、飯...。なるほど、これは生活する上で必要になりそうだ。( 1人で納得するようにもぐもぐと口を動かし )

その点は心配しなくていいよ。そんな些細なことで手入れ行きなんてないから。（相手を安心させるよう表情と声色で述べて）

！き、切国がそれを望むのならば私は構わない、よ。（相手からの思いがげない言葉に対して恥ずかしそうに視線を外しながら若干早口で返答し）
納得してくれてよかったよ。その、時間が空いた時にでもいいからさ。またこうやって食事の支度手伝ってくれる？（こてりと首を傾げながら無理強いにならないような言葉を選びながら問いかけて）

そうか...。まだ出陣もしていないのにさっそく手入れは御免被りたいところだからな。( 何処かホッとした表情で )

...良かった。断られるかと思った。( 相手の言葉にふ、と双眸緩めて )
お、俺なんかで良いのか？もっと他に適任がいそうなものだが...。( 相手の提案に驚き/おろおろ )

切国の出陣は明日からだよ。それに練度が低いうちは手入れ部屋のお世話になることが多いから。(今の所部隊の練度が低いため高確率で怪我を負うことが多くどこか申し訳ないと眉をさげつつ述べて)

…その、私もまた撫でて欲しいって思ったから同じ気持ちで嬉しい。(ふわりと照れを含んだ微笑みを浮かべて)
ええ。無理のない範囲で手伝ってくれれば、私としても大助かりだから。(一人や二人くらいならまだなんとかなるがそれ以上の人数分ともなると流石に人手が欲しくなるため些細な事でも手伝ってくれれば非常に助かるので相手の言葉を肯定するような言い方をし)

明日か...分かった。...顕現したばかりだからな、練度に関しては仕方のないことだ。あんたが気にすることではないだろう。( ふいと顔を逸らすも、申し訳無さげな相手を励まそうと )

...そ、そうか...。う、写しなんかに撫でられたいなんて、あんたは本当に物好きだな。( 相手の言葉と微笑みに少し赤くなった顔を隠すように布を引っ張り )
......俺は、あんたの刀だ。あんたがさせたいように扱うといいさ。( 手伝いという役割に自分を選んでもらえた嬉しさを誤魔化すように )

…うん。頭では分かっているんだけれど、実際怪我をして帰ってくるところを見ると、ね。（審神者という職についたからには避けて通れないのだが、それでも罪悪感や申し訳なさを感じずにはいられず苦笑交じりの表情を浮かべて）

はは、確かに貴方にとっては物好きで変わり者かもね。（相手の言葉を受け止めるように自分の事を相手が評した言葉を使って認めて）
うん。今後ともよろしくお願いします、なんてね。（きちっと姿勢を正し真面目な表情で礼儀正しく頭を下げたのち、頭をあげつつへらりと真面目な表情から一変していつもの表情で微笑みかけて）