美しい白髪姫と汚れた黒髪執事

美しい白髪姫と汚れた黒髪執事

通りすがりさん  2018-06-07 12:50:01 
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とある小さな村。
その村の子供たちは奴隷がりにあい小さな教会にで儀式の贄とされてしまう。

次々と殺されるなか、赤と青の瞳をした黒髪の少年は願う。(こいつら全員を殺してくれとそうすればなにしたっていい。)神に願っていた。だけど少年の願いを嘲笑うかのように黒いロープをまとう大人が少年を押さえつける。


そしてナイフが少年の胸に刺さろうとするとき。

白い髪をした少女が現れた。
少女は少年に問いかける。

あなたの願い叶えようか?

けど、叶えてしまえば貴方は人間にならず。

化け物になってしまう。そして、永遠に私の玩具となる。

それでもいい?

少女はすっと少年の前に手を持ってきた。

少年は迷わずにその手を掴んだ。

ふふっ、哀れな子。
ようこそコチラノセカイヘ…。



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  • No.61 by 黒い蝶  2018-06-18 14:54:43 

あぁ~ざんねん。目覚めるのが速すぎじゃない?もうちょっと遊びたかったんだけど…

(アゲハもといエレンは笑い。またシュバルツを拘束しようと魔方陣だそうとするが魔方陣がでない。エレンは驚きまさかと呟くと屋敷全体に白いバラが模様の大きな魔方陣が囲い光を放つ。エレンはチッと舌打ちをして降参というかのように両手をあげ後ろの人物に笑い『腕上がったね~シオン』と)

  • No.62 by シオン  2018-06-18 15:01:24 

大丈夫そうね、まったく反撃せずに早く逃げなさいって。まぁ、私も詳しく言ってないのが悪いけど。

それと、腕あげたんじゃなくてあんたが落ちたのよバーカ

(シオンはシュバルツを見ると安心したように悪態をつきため息をついた。エレンを拘束するために魔方陣から鎖を出して手首を縛る。そしていつも言葉使いが丁寧なシオンから乱暴な言葉がでてエレンは可笑しそうに笑いシオンはしまったという顔して咳払いをし『まったく…』と呟き)

  • No.63 by シュバルツ  2018-06-18 17:26:43 

残念ながら仰るように早くは動けなかったので、代理策として時間稼ぎをと思ったまでです。…すみませんでした。
(拗ねたように言いながらも少々気落ちした様子で、付いてもいない埃を払う仕草をして。襟を正しアゲハ改めエレンを見据えれば「何故アゲハと名乗られたのか、私の魂を取って何がしたかったのか、色々お教え頂きたい事はございますが。それよりも、シオン様へご要件がお有りとのお話でしたね。どうぞ、お二人でご歓談下さいませ。」と一呼吸で言い放ち、笑顔で丁寧に一礼しては主人の分の紅茶を淹れに行って。)

  • No.64 by 黒い蝶  2018-06-18 17:35:09 

ん~、理由は簡単。
私たち死神は本名を教えちゃダメなんだよ~
シュバルツくんみたいに普通の人みたいに術が使えなくなるからね~
(エレンはクスクスと笑い、死神界のルールを教えた。そして、『魂は私のただの興味』とハートが飛ぶようにウィンクをした。)

  • No.65 by シオン  2018-06-18 17:41:28 

ちがうわ、シュバルツはよくやった。
こいつがまさか本当にいきなり仕掛けてくるとは…同僚のわたしが恥ずかしくて嫌だわ。
それと、本名の件も言わなかったわたしが悪いわ。

(シオンは最後にごめんなさいと謝りシュバルツがいれてくれた紅茶を飲みあくびをしエレンの拘束を解いた。宝石のことをエレンは趣味と言ったがシオンはため息をつき『わかってるんでしょ』と呆れたように笑いシュバルツもシオンの隣に座るよう命じ話を切り出す)

  • No.66 by シュバルツ  2018-06-18 18:09:27 

…私はあくまでシオン様の所有物です。この魂の一片までも。その旨、努々お忘れなきよう。
(魅惑的なウインクに余計神経を逆撫でされたのか、笑顔は崩さずとも絶対零度の視線で返しスっと顔を背けて。しかしシオンから良くやったという言葉を聞くと、途端にそれも和らぎ「お心遣い、誠にありがとうございます。」と今一度感謝を口にして。それから座るよう命令されれば「私もですか?…失礼致します。」と遠慮気味にソファへ腰を降ろして話を聞く体勢にはいり。)

  • No.67 by 黒い蝶  2018-06-18 18:20:04 

あはは、すごい瞳~

いいの~?ラスラ~執事君も知ることになるよ?

(ラスラという言葉にシオンはガタンと体勢を崩したがすぐに戻して睨みそれをアゲハはケラケラと笑う。知ることというのは死神界のことだろうアゲハは『あなたは知られたくないんでしょう?』と優雅に紅茶を飲む)

  • No.68 by シオン  2018-06-18 18:29:06 

ある程度話しとかないといけないし。
またあなたみたいなクズが来てシュバルツの顔に傷をつけられたら今後こそ、この屋敷は消えるわ

(シオンはそう言いアゲハを睨んだ。アゲハは気にせずにクッキーを食べその光景にあきれてると不意に本名をアゲハに言われ体の力が抜けたがすぐに体勢をもどしアゲハを睨み『それにそのうちバレるしね』と呟きシュバルツの青色の目に手を被せて呪文を唱えると目から青色の魂の宝石が出てきアゲハはおぉ~と感嘆の声をあげシオンは『シュバルツは知らないわ』とアゲハに言った)

  • No.69 by シュバルツ  2018-06-18 21:22:16 

シオン様?…ええと、ご本名は、ラスラ様なのですね。
(エレンの発した単語で挙動不審になった主に、一瞬気遣わしげな表情をするが、すぐにその意味を理解して静かに呟き。片目の視界が閉じられたと思えば見覚えのあり過ぎる色の宝石に「こ、これは、一体?」と明らかに狼狽した様子で尋ねて。)

  • No.70 by シオン  2018-06-18 22:07:12 

ちょっ、あのね~シュバルツ~
本名呼ばない!私を倒したいのかしら…。
この宝石は魂の宝石。ちなみに生まれたときか赤ん坊ときかわからないけど、狂信者が埋めたと推測するわ。アゲハ…。あなたこのことを聞きに来たんでしょ?それとも止めに来たのかしら?


(また不意に呼ばれてガタンと力が抜ける。小さな呟きでも本名を呼ばれたら金縛りに合う。シュバルツに睨み私を殺したいならそれを使いなさいと言いアゲハに向き直り簡単に宝石のことを説明し)

  • No.71 by 黒い蝶  2018-06-18 22:16:38 

魂の宝石。私たち死神にとっての力の源。
死神になりたいなら、それを貰うか奪うかで成り立つ。執事君と話したけど彼まったく知らないそうだから白だとわかったけど。最近、回収しようとする死神達が魂を抜かれて消えていくとボスが言ってたわ、そして、その魂は狂信者に渡され人間に埋め込まれて最高の贄として私たちを呼び込む

(アゲハは嫌な話だわと呟き紅茶を一口飲む。シオンはそれを聞きながらシュバルツの瞳に魂の宝石を戻しアゲハは続けて推測する『魂の宝石を埋め込んだ人間の魂は赤色の宝石つまり最高級の宝石ね。死んだ人間もよみがえるぐらい』そう言いアゲハはだから、執事君もそうかなーってごめーんと謝るき無しの謝罪をし)

  • No.72 by シュバルツ  2018-06-18 22:57:24 

おっと。以後気をつけます。
(注意を受ければあまり反省していない雰囲気で軽く肩を竦めて、宝石を戻して貰い。二人の会話を聞きながら、今まで知らなかった情報を脳内で少しづつ整理して行くと、「つまり、私は宝石を二種類持っていて、片方は人為的に埋め込まれた物。その埋め込まれた宝石は、元々死神の持ち物で何者かに抜き取られたもの…という訳ですか?」と最後に確認をとって。)

  • No.73 by 黒い蝶  2018-06-18 23:13:34 

ピンポーン大正解。
本当はもし執事君の目の方の魂を回収するはずなんだけど、無理っぽいね。シオンにあげるわ。

(エレンは話がついたみたいにすくっと立ち上がり帰ると言った。『今日は偵察とからかいに来ただけ』と満面の笑みで言われ)

  • No.74 by シオン  2018-06-18 23:17:18 

…ほんとおせっかい…。
出口まで送るわ。シュバルツは片しといて。
(シオンも立ち上がりアゲハを見送るために出口に向かった。シュバルツに見送らず食器を片すよう命じ歩き、アゲハのからかいに来た発言に苛立ちながらも微笑み『そう…』と呟く)

  • No.75 by シュバルツ  2018-06-19 01:22:21 

はい、全て下げておきます。アゲハ様、道中気を付けてお帰り下さいませ。
(主人が立ち上がると自身も腰を上げ、部屋を出て行く二人へ深く一礼しては食器の片付けを。命じられていた作業が済むと、シオンの元へ歩き出して「…あの、お聞きしたい事が。」と神妙な面持ちで声を掛け。)

  • No.76 by 黒い蝶  2018-06-19 05:14:26 

じゃあね。

またわかったら報告するわ~
たまにはお茶会参加しな、ボスもさみしがってるし。
ほら、執事君がきたよ、
(エレンはクスクスと笑いピンクの魔方陣を出すと自身は黒い蝶へ変わり帰ていく、シオンはため息をつきパチンと指をならし屋敷全体に結界をはると)

  • No.77 by シオン  2018-06-19 05:17:02 

あら、珍しい質問だなんて…。
なにかしら?

 (滅多に理由を求めてこないシュバルツから質問されてびっくりしたような顔をしたがすぐに微笑みシュバルツの頭を撫で『なにかしら?』と聞く)

  • No.78 by シュバルツ  2018-06-19 19:28:51 

アゲハ様のお話にあった、死神から魂を抜き取っている犯人について。シオン様はどうお考えですか?死神を返り討ちにするような存在に心当たりは?
(その正体がシオンと同じ死神なのか、それとも別の存在か。何も知らない自分よりは何か見当がついているのでは、と主の安全もかかっている事から真剣な様子で質問を投げ掛け。)

  • No.79 by シオン  2018-06-19 19:53:52 

…見当はついてるわ。だからアゲハが言ってきた。わたしが狙われてるのもわかってるし。犯人も哀れなあいつしかいない。

(シオンは心配そうなシュバルツを見て頭を撫で安心させるように笑いそれでも納得しないかとシオンは仕方ないとため息をついて『来なさい』と手招きして屋敷に入り地下通路の道へ入り)

  • No.80 by シュバルツ  2018-06-19 20:45:24 

あいつ…?
(ハッキリと犯人が分かっているらしい主の言葉に、不思議そうな表情をして首を傾げ。手招きに着いて、地下へと繋がる階段を降りると初めて立ち入る場所というのもあり「此処に何があるのですか?」とキョロキョロ辺りを見回して。)

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