…そっか。まあ、そうだよなァ…。( 聞かなければ良かった、と心底思う程に胸の奥が軋むような痛みには気付かぬ振りをするも、此方に向いた眼差しには自惚れない筈もなくぼそぼそと )…、誰の事だよ。 颯汰を幸せに出来るのも俺だけ。( ふふん )お、押し倒──…~ッ、俺、煽ったつもりはないのに…。( 見えない尻尾が見えたような気がして目をごしごし擦り )