まいほーむ ／ 非募集

わわ、ッ……は、はぐらかしてなんか…──ただ、( "ガチャ"と鍵を外して窓に触れると同時、背後から伸びた腕は自身の腰に回され普段とは違う低い声色が耳に届けば高鳴る心臓。僅かに残っていた余裕が一気に消え去り、強く抱いてくれる両腕に信頼寄せるよう軽く体重預けては、不意に相手の手を取り自分の左胸に手の平あてがって )俺の方が大人なのに、一緒に居るだけでこんなにドキドキしてる。いっぱい独占して欲しい…けど、このままじゃ颯汰に格好悪い所ばかり見せちゃうよ？

え、─…！？も、もしかして冷たく感じた？そう思わせたなら不安にさせてごめん。そんな事は無いよ、全っっ然無いからどんと来い！…ふへへ、颯汰が先に照れるなよ。( 自然と上がる口角そのままに此方からも頬を挟むように両手添え )……、…うん。( ぶわ、と一気に熱が這い上がり反射的に己の口許を片手で覆い隠しもごもご／またしても録音失敗 )ッ、颯汰にしか見せる相手が居ないよ。( 強引に合わさる視線に困ったように眉を寄せ )…お前、なあ…。…嫌なわけない。俺だって颯汰にシて欲しいんだからな、……"全部"。( 咄嗟に相手の手を掴んで引き寄せると同じように甲に唇を寄せて )