(　白ノ部屋　)

確かに、俺が勝手にそう感じているだけかもしれないねえ。( うむ )意外と単純な所もあるんだね。そこもまた、可愛い所の一つだよ。( くすり / 指先で目元なぞり )──…いいや、お前だけじゃないよ。俺だってお前と距離を縮めたつもりでいるさ。…ごめんね、不快な思いをさせる気はなかったんだけれど。( 眉下げ )話せないなんて事ではないよ。ただ、消えたいなんて話を、そうするものでもないだろう？( 困った様に笑み漏らし )…魅力的に思ってもらえるのなら、それはそれで特だねえ。( くふ )

──と、遅くなって申し訳ないね。一先ず返しておくけど、あれだったら蹴ってくれても構わないよ。長く引き止めてしまっていたし、浅葱君を独り占めしてしまうのも皆に悪いだろうからねえ。( 苦笑零し )

微妙にマイナス思考だよなぁ。俺がお前さんにそう思って貰えるように接してるって可能性は考えねぇのかよ( くく、 )…お前なぁ、仮にも年上に言うことじゃねぇぞ( うぐ、 / 妙な気恥ずかしさに視線逸らし )…ん、そう思ってんなら良い。不快でもねぇよ( にぃ / 頭わしゃ )話したくねぇわけじゃないなら聞きたい( 首傾げ )そうだろ?俺はお前さんの手ぇ掛かる部分が見えてきて嬉しいぜ( ふは )


いや、俺も少し用事を終わらせてたから丁度良かった。俺の方も一応返させてもらった。お前さんが良いってんならもう少し話せたらと思うんだが…もし共同スペースに移動したいだとか、落ちるとかあんだったら遠慮無く言ってくれ。ふは、お前さんは俺を買い被り過ぎだ( 肩竦め )

…その考えには行き着かなかったなあ。俺に対する接し方を考えたとして、どうするでもないだろうに。( ゆるり瞬き )年上も何も、愛らしい事に変わりないからねえ。( 左目元の黒子に軽く触れ )今日は少し、上手く舌が回らないみたいだ。余計な事を言ってしまうな。( 目を瞑り大人しく受け )っ、…本当に聞きたいのかい？俺と接する事が面倒になってしまうかもしれないよ。…くだらない理由だしねえ。( 予想外だとばかりに瞳揺らし )お前は変わり者だねえ。…さて。手をかけ過ぎても見放されそうだし、そこは気を付けていかないとねえ。( ふはり )


！…嬉しい事を言ってくれる。今日はここから出るつもりがないから、お前が移動するか落ちる時までお相手可能だよ。なんだか変な所ばかりを見せているし、嫌になったら構わず退散してくれて良いよ。…買い被ってなんかないよ、お前と話したい子は沢山いるさ。( ふふ )

まぁお前さんには分かんなくても俺には色々と良い事があんだよ( くく、 )…生意気( 目元に触れられると視線を相手の方へ戻し / ぽつ、 )いつもより気ぃ抜けてんじゃねぇの。良い事じゃねぇか( ふ、 / 前髪に指通し )それでも俺はお前さんの事が知りてぇって思うんだよ( 微笑んで視線合わせ )見放したりなんかしねぇさ。お前さんは色々考え過ぎだな( ふは / 肩竦め )


いや、こっちこそ今日は長居しちまって悪かったな。けどお前さんが良いってんならもう少し話してようぜ。嫌になんかならねぇから気にすんなよ。…だと良いけどな( 苦笑浮かべ )

…へえ、それを聞いてしまうと一体どんな良い事があるのか気になるねえ。( 片眉僅かに上げ )──っ、…大きな子供みたいだ。( 相手の様子に笑み零し / 柔く頬摘んで )でも、あまり腑抜けた所は見せられないよ。引き締めないとねえ。( ふう / 薄く目開け )作家さんは、知りたがりなんだねえ。…それなら少しだけ、聞いてもらおうかな。( ぽつ )ん、本当にね。普段こういう事はないんだけれど、やっぱり今日は何かが可笑しいのかもしれない。…こんな俺の事は今日限りで忘れてくれよ。( むむ )


そんなの構わないよ。寧ろお前が居てくれて気が紛れた、感謝したいくらいさ。ん、喜んで。…そっか、ならもう気にしない。…自信なさげだねえ？少なくとも俺は、お前ともっと話していきたいと思ってるよ。( ぽん、と肩に手を乗せ )

それは教えてやんねぇ。自分で考えな( 口角上げ )こぉら、大人を揶揄うんじゃありません( 無抵抗ながら不満そうに訴え )まぁ、息抜きしたくなったらいつでも俺んとこ来いよ( 手下ろし / へら )ん、教えて( 頷き )さっきから無理言うなって、んな簡単に忘れられねぇよ。なんなら印象的な方だからな( クス )


ふは、お役に立てたようで何より。そりゃあ光栄だ。ならまたお邪魔するかな。お前さんもまたいつでも来いよ。あんな薄暗い部屋で良ければ、だけど( ふは )

自分で考えろと言われてもなあ。…お前にとって良い事なんてそう浮かんでこないよ。( 首傾げて考え込み )ああ、悪いね。あまりにも可愛らしかったものだから、つい。( くふ / 無抵抗を良い事にむにむにと頬を弄り )ん、そうさせてもらうよ。お前も、いつでも頼ってきてくれて構わないからね。( 一つ頷き )──本当に大した事じゃないんだけど…たまにね、複数人でいる時にどうしようもない虚無感に襲われて一人になりたくなるんだ。だから部屋に戻るんだけれど、次は一人でいる事に苦痛を感じてしまって…そこからは負の連鎖だよ。最終的にそんな自分に苛立って、暫くロクな会話もできないんだ。子供みたいで笑っちゃうよね。( ぽつり話し始め / 苦い笑みを浮かべて視線落とし )ええ、それは困るなあ。今すぐにだって忘れて欲しいのに。( ううむ )


是非、また気軽に遊びにおいで。一人で篭ってたら気が滅入りそうだしね。…勿論、お前の部屋にもお邪魔させてもらうよ。薄暗くたっていいじゃないか、落ち着いた雰囲気の部屋で俺はすごく好きだよ。( ふはり )

っと、上げてしまった。ごめんね、浅葱君。…気が緩んじゃったのかも。気をつけないといけないなあ。( 眉下げ / 苦笑 )

そんな真面目に考える事じゃねぇだろ。あんまり気にしないでくれ( ふは )はいそこまでー。俺に可愛いって言うのはもう禁止でーす( む、 )あぁ、ありがとな。たまには頼らせてもらう( にぃ )…笑わねぇよ。よく頑張ってるな、お前は。そんなしんどい思いしてんのにいつも笑顔で。良い子良い子( 相手の言葉に無言で耳を傾けた後、微笑んで頭を撫で )良いじゃねぇか、誰にも言わねぇからさぁ( くく、 )


ふは、あんな部屋好きになってくれんのか。そりゃ有り難ぇこった。ついでにまた酒も飲もうぜ、何だかんだゆっくり飲めてねぇし( へら )

俺に謝る必要はねぇじゃん。それに俺の前だと気ぃ緩めてられんだなって勝手に優越感にも浸れるし、全然平気だぜ( 頷き )

一度気になったらちゃんとした答えが知りたい。同じ男なら分かってくれるだろう？( 薄く口角上げ )おっと、禁止されてしまったなあ。…それじゃあ、代わりに愛らしいと言ってもいいかい？( くすり )…今日の醜態からあまり頼りになりそうには見えないだろうけどねえ。( 微妙な表情で呟き )違うよ、笑ってないと酷い事を言ってしまいそうになるんだ。お前が思ってるほど、俺はできた人間じゃない。…なんて、自分を卑下し過ぎかな？もうこの話は終わりにしよう、嫌な気持ちにさせてしまう。( 受けた言葉に安堵すると、撫でる手に頭軽く押し付け )そういう問題ではないんだけどねえ。…明日には綺麗さっぱり忘れてくれる事を願ってるよ。( ふう )


──…勿論だよ、次はお前にゆっくり付き合わせてもらうね。浅葱君は強そうだけど、俺は飲み過ぎに注意しないとなあ。( ふむ )

はは、でも今話してるのはお前だし、変な話をしている最中に上げてしまって申し訳なく思っちゃってねえ。…お前のそういう所、結構好きだな。俺もそのくらい考えられるようになれたらいいのに。( くふ )

返せなくて悪いんだが、そろそろ眠気が限界になってきたから部屋戻るな。今日は一日すげぇ楽しかった。また話そうな。
それじゃ、おやすみ。

ん、大丈夫だよ。なんだか無駄に長くなってしまってるし、返信考えるのも大変だよねえ。( ふふ )うん、俺も。長い時間話せて楽しかったよ、次はお酒でも飲みながらゆっくり語らいたいねえ。…っと、本を読んだ感想を忘れてたなあ。それに、本も返しに行かないと。
…それじゃあまたね、おやすみ。

──…寝過ぎた。( 目覚めるなり微々たる声量で呟き )んン、…もうこんな時間かあ。やろうと思っていた事はいくつもあったのに、何も出来ずに終わってしまうところだった。せめて部屋の掃除はしておかないとねえ。( 気怠げに瞼伏せ気味なまま立ち上がれば、のんびりと清掃を始め )

…あれ、まだ昼じゃないんだねえ。休日は予定がないと昼近くまで寝てしまうのに。( 机の上にある時計の針の位置に小首を傾げ )──さて、と。今日は一日どうして過ごそうか。そろそろ浅葱君に本を返さなければいけないしなあ。…一先ず、部屋でのんびりしながら考えよう。( ふうむ )

おはよーございまーす( 軽くノックし )寝てっかなぁ…( ぽつ、 )

！──…噂をすればなんとやら、だねえ。( ドアの向こう側から聞こえた声に笑み漏らし )おはよう、浅葱君。また来てくれたんだね。( ドア開き姿確認すれば、目で入室を促して )

お、起きてたか( 頬緩め )まぁそろそろ俺が居なくて寂しがってんじゃねぇかと思ってな。お邪魔しまぁす( へら / 部屋に入り )はい、これ土産( 手に持っていた袋から玩具の鯉幟取り出し適当な場所に立てかけ )

いつもは寝坊助なんだけれど、今日は何故だか目が覚めてしまってねえ。( ふふ )…そうだね、最近会えていなかったからなあ。──うん、寂しかったよ。( 小さくぼやいた後、至って真面目に告げ )鯉幟か、久し振りに見たなあ。…俺が貰ってしまって良いのかい？( 鯉幟珍しそうに見詰め )

あぁ、俺もだ。珍しく六時半くらいに目ぇ覚めて…まぁ朝飯食ってる途中で寝ちまってさっき起きたとこなんだけどな( ふは )……そんなら会いに来て正解だった。ほんとは冗談だって言ってやろうと思ったんだがなぁ( 面食らって数秒黙るもへらりと破顔し )あぁ、それこの前打ち合わせ行った時に街で配ってたやつだから。行きと帰りで二回通りかかったら二本貰っちまって、お前さんにやろうと思ってたんだ( 袋から取り出した焼酎テーブルに置き )

六時半…すごく早起きだなあ。…それにしても、食べてる途中で寝るなんて、器用だねえ。( ほう )本当は俺の方から会いに行こうと思っていたんだけど、先を越されてしまったなあ。──…冗談？あれ、今のは笑って流すべき所だったかな。( 一つ瞬き / 首傾け )俺にかい？それは嬉しいねえ。人とお揃いのものを持っている、なんて、不思議な気分だ。( ふむ / 焼酎に目がいけば、くすりと頬緩め )