(　白ノ部屋　)

──とと、こんなもんかな？来たばかりだから荷物の整理も終わってないや、明日にでも片付けようか。…とりあえず、今日はもう寝なきゃだなあ。睡魔にはどうにも勝てる気がしないよ。( ふう / ベッドに横になり、毛布に身を包み込むと目を閉じて )

──…、よし。一時間前から始めて漸く半分くらい荷物整理終わったなあ、物少ないからもっと早く終わると思ってたんだけど…のんびりしてたからかな。( はふり / 少し片付いた室内見回し、満足げに微笑浮かべ )あ、そういえば桜くんのご飯食べ損ねちゃったな。朝は食欲がわかないから水だけで済ませてしまったしねえ。…次はきちんと食べに行こうか。( ふむ )

…さて。後半分、早く終わらせないといけないねえ。手が空いたら向こうにも顔出せたらいいな。人数多いとのろのろ会話になるから何とかしないとなあ。( うむ / ゆるりと腕を上げて伸びすれば、再び作業開始し )

おっと、色々してたら出遅れちゃったなあ。今から顔出しても中途半端だろうし、どうしたものかねえ。…いっそ今日は部屋で過ごして、明日顔を出すことにしようかな。( ふうむ )──…にしても、すごくお腹空いた。( ゆるりお腹撫で )何か食べる物を置いていただろうかねえ。( 棚がさごそ漁り )

( 軽くドアをノックし扉の前に佇み )…もう寝ちまってたら悪いよなぁ( 頭掻き )

──おや。こんばんは、浅葱君。こんな時間に来客なんてびっくりだよ。( ノックの音に一つ瞬くと、ドアを開いてその姿を視界に映し )ああ、こんな所じゃなんだし、入っておいで。眠れないのかい？( 緩く手招くと様子を見ながら首傾げ )

お、起きてたか( 頬緩め )遅くに悪いな。ちょっと付き合ってくれよ( 片手に持ってきた酒瓶揺らし )いやぁ、寝るつもりだったんだが、いざ寝ようと思ったら目が冴えて来ちまって…歳だな( 肩竦め )それじゃ、お邪魔しまーす( 促されるまま入室 )

あー、下げ忘れ悪い…またやっちまったな( 眉下げ、顔の前で手合わせ )

今日はなんだか、夜更かししたい気分でね。( ふふ )構わないよ。俺も少し話し相手が欲しかった所だし、お前が来てくれて良かった。( 手に持たれた酒瓶にくすりと笑み漏らし )言うほど歳でもないじゃないか。浅葱君はまだ十分若いよ。( ぽん、と肩に手を添え )ん、どうぞ。…適当な場所に座っていいよ。なんならベッドでも構わないし。( ドア閉めつつ床とベッドを交互に指差し )

はは、浅葱君も可愛いミスをするんだねえ。気にしないで、問題ないから。( くす / するり頭一撫でし )

そりゃ丁度良かったな。この前は少ししか話せなかったし、お前さんの事もう少し知りたかったとこだ( ふは )お役に立てたようで何より。ん、これな( 持ってきた猪口差し出し )そうかぁ?此処の奴らが若すぎて俺の年寄臭さが際立ってるような気ぃすんだけど( 首傾げ )じゃ、遠慮無く( 酒瓶床に置き、ベッドに腰下ろし )…にしても、片付いてんなぁ。俺の部屋はまだ本だらけだ( まじまじと室内眺め )

かわ……んまぁ、許してくれたわけだし余計な事は言いっこなしだな( 複雑そうな表情で口閉じ )

俺の事をかい？…随分な口説き文句だねえ。それじゃあ、希望に添えるよう、お前には俺の事を知ってもらわないとね。( ふむ / 薄っすらと口角上げ )ああ、わざわざ持参してくれたんだね。ありがとう。( 猪口両手で受け取り )考え過ぎだよ、お前は年齢なんて気にさせないくらい魅力的な男性なんだから。( 首ゆるり )──そりゃあそうだよ。今日、荷物整理したばかりだからねえ。…っと、そういえば、浅葱君は作家さんなんだっけ？( ほんの少し空けて隣に腰下ろし、首を傾けつつ視線やり )

なんだか余計な事を言ってしまったかな？( ふうむ / 複雑そうな表情見詰め )

あらら、俺まで上げちゃったなあ。これで浅葱君とお揃いだねえ。( ふふ / 肩竦め )

けど、なんつうかなぁ…お前さんは何となくミステリアスな感じだ。中身を見んのは至難の業だな( くく、 )せっかくだしな。こういうのは形も大事なんだよ( 相手の猪口に日本酒注ぎ )ふは、なら良いんだけどな。…しっかし、こんなに褒められんのは久し振りだ。ここの奴らは相当人を喜ばせんのが上手いらしい( 頬緩め )あぁ、一応作家の端くれだ。こんな俺でも大層気に入ってくれてるらしい可愛いのが居たぜ( クス )

そうだな、可愛いってのは全く言われ慣れてねぇ。それと、頭撫でられんのも( 困ったように笑み )ふは、確かにお揃いだ。ならこれでお互いチャラだな。

ミステリアスか…なるほど、お前にはそう見えているんだねえ。──それなら、浅葱君には俺の中に踏み入ってもらわないといけないね。応援しているよ。( くふ )確かに、雰囲気作りも大切だしねえ。思っていたより、お前はきっちりした子なのかな。( 注いでもらうと緩く首前に傾け )喜ばせる、というより…単なる事実だと思うなあ。そう思うから口に出して伝えるんだ。少なくとも、俺はそうだからねえ。( 瞳細め手を顎に添え )作家さんかあ、その響きだけですごい存在に感じちゃうよ。…身近なファンが居てくれて良かったね、心強そう。俺もお前の書いた本、読んでみたいなあ。( ふふ )

あれ、そうなのかい？ついやってしまったんだけど、もしかして不快にさせてしまったかな？( 瞬き一つ )綺麗に清算されたねえ。お互い気負わなくて済むなら万々歳だよ。

お前さんの場合、誰が見てもそうな気がすっけどなぁ。…そりゃどうも。まぁ、精々頑張りますよ。手が届き難いもん程知りてぇと思うのは男の性だからな( 口角上げ )きっちりはしてねぇな。ただの酒好きだ。…俺にも酌してくれよ、別嬪さん( くく、 / 酒瓶差し出し )…だとしたら、とんだ人誑しだぜ。こりゃお前さんにハマっちまったら一苦労だな( 肩竦め、小さく笑い )少なくとも俺はそんなすげぇもんじゃねぇよ。作家一本でやっと食っていけるくらいだ。あぁ、有り難ぇこった。ふは、読んでみるか?こうやって改めて知り合いに読ませんのはちっと気ぃ引けんだけどな( ふは )

いや、不快ではねぇよ。俺の経験値不足ってとこだ( くく、 )だな。けどまぁ、繰り返さねぇように気ぃ付ける。

自分では普通に話してるつもりなんだけどなあ、周りから見るのとでは印象が違うみたいだね。…っはは、そこまで知りたいと思ってくれてるんだねえ。素直に嬉しいよ。( 微かに肩震わせ )好きな事だけでもちゃんとしてるなら十分だよ。…本当、お前は口が上手いねえ。( はふり / 酒瓶受け取り猪口へ注ぎ )人誑しなんて出来るほど、出来た人間じゃないよ。それに、俺にハマってくれる子が現れるかの方が問題だろうし。( 僅かに眉尻下げて笑みつつ悩ましげに呟き )それでも、食べていけるくらいに売れているんだから、すごいよ。お前はすごい。──！…良いのかい？浅葱君さえ良ければ、読んでみたいな。( 軽く相手の方へ身を乗り出し )

…それなら良かった。じゃあ、その経験値不足を俺が補ってあげようか。一番年上だからと言って、年下を可愛がるだけはお前も疲れるだろうし。( ゆるり食指立て )そうだね、俺も気をつけるとするよ。

っと、悪い…急に眠気がピークになってきた。今日はもう寝るわ。少しだったが話せて良かった。またお前さんのこと教えてくれ。それじゃ、おやすみ( 手ひらり )

ああ、タイミング被っちゃったねえ。──ん、丁度俺も眠くなってきてた所だよ。( ふふ )これからお互いの事をよく知っていけると良いねえ。今日は訪問してくれてありがとう、また暇があればいつでもおいで。勿論俺も、浅葱君の部屋にお邪魔させてもらうからさ。…それじゃあ、おやすみ。( 手ゆるり返し )

ん──…ああ、寝過ぎちゃったな。一日の半分近くを寝て過ごすの、そろそろ直さないとダメだなあ。折角の休日なのに勿体無い。( 眠たげな目元緩く擦り / ふうむ )結局、また朝食を食べ損ねてしまったねえ。楽しみにしてたのに、残念だ。…さて、暫くしたら共同部屋の方に行ってみようかな。( 癖毛と寝癖の混ざった髪柔く撫でやりつつ、ゆったりとベッドから降り )

ただいま、っと。もうこんな時間かあ、思っていたより長居しちゃったな。( 自室に帰るなり時計を横目に呟き )──…さて、と。睡魔には抗わず早く寝てしまおうか。( ふむ / 早速ベッドへ横になれば、静かに目を閉じていき )

──お風呂に入るとさっぱりするなあ。…しかしあれだねえ、眠気が少し飛んでしまったよ。( 濡れた髪タオルで緩く拭きつつ室内へ )さて。折角だ、寝るまで昨日借りた本でも読みながら過ごすとするかねえ。( ふう / 床に座りタオル肩に掛けると、本を手に取り読み始め )