【戦闘/3L】黒き森の悪魔の城【初心者、途中参加歓迎】

【戦闘/3L】黒き森の悪魔の城【初心者、途中参加歓迎】

ランド・スチュワート  2018-04-13 16:16:42 
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天高くそびえる霊峰の麓に広がる広大な樹海は生い茂る木々により昼間でも夕暮れのような僅かな木漏れ日しか通さず、「黒い森」と呼ばれている。黒い森の地下には莫大な量の魔力(マナ)が流れる地脈が通っており、黒い森の中心地の巨大な湖に地脈点が存在している。

その地脈点のまさに中央、湖を天然の堀としてその中央に聳える城は、最高位の悪魔が建造した難攻不落の要塞の様相を呈している。最高位の悪魔自身の強さに加え、城の内部の幾重にも張り巡らせた罠や高い戦闘能力を備える使用人たちが行く手を阻んでいるためだ。

それ以前に黒い森の中で乱れに乱れた魔力が黒い森を迷いの森へと変貌させており、入ったら最後、二度と出てくることは不可能とまで言われている。(実際はそうでもないが)

そのため、強大な悪魔が存在していることがわかっていながらも周辺諸国はなかなか手が出せずにいた。徒に兵を送り込んだところで領土の弱体化を進めるだけだった。故にここ何百年もの間、黒い森に足を踏み入れるのは富と名声を求める冒険者のみであった。

しかし、近年になって変化が訪れる。全ての生きとし生けるものはいつかは必ず死ぬ。それは最高位悪魔とて例外ではなかった。城の主だる悪魔が死に、黒い森に満ちた魔力が一時的に薄くなったのだ。これを機に悪魔の城を攻め落とすべく、領主の騎士団や冒険者たちが黒い森へ足を踏み入れることとなる。


一方、悪魔の城では最高位悪魔に使えた使用人たちが、後継者たる”お嬢様”が力を蓄えるまで、なんとしてもこの血を守る必要があった。それは主人たる最高位悪魔に対する忠義であり、また、まだ幼子であるにもかかわらず前代未聞のポテンシャルを秘めた”お嬢様”に対する恐怖からでもあった。

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  • No.51 by チェレステ  2018-04-18 18:20:05 



名前:チェレステ
種族:魔族
所属:悪魔の城
役割:庭師
年齢:判定不能
性別:オス

性格:自らが感情を包み隠さず明らかなまま騒ぎ出す事は滅多になく、普段から落ち着き払っている姿を窺える。言葉遣いや行動は悪い意味で視線を集めるような煩わしさは見られず周囲の人物に対してその態度は穏やかであり、加えて他者の心や物理的な範囲などのプライバシーに値する領域にまで土埃のついた不躾な足で入り込む事はせず、かと言って露骨に距離を置かない気さくながらも礼儀に満ちた関係性を保つためか周囲の人物とは親密な間柄を持ちやすい。悪魔の城にとって最上位の存在であるお嬢様だけでなく、まるで自分以外は上の者なのだとでも言うように振る舞いは礼節を重んじているが、そこにはわざとらしさも義務的な印象も受けられない自然かつ素と思しき部分が優しく溢れている。

容姿:簡易的な全体像は長毛種の猫。前足は人間に近しい特徴も持ち合わせてはいるが、ほとんどは何でもない生粋の猫と酷似している。体長はおよそ190cmで、尻尾は長く真っ直ぐなタイプ。長さも勿論、毛の密度はかなり濃いため触れば質感が十分なほどに伝わってくる。ふっくらとした顔立ちに凛々しく立つ三角形の両耳、緩やかな曲線を引いた白いヒゲ、主張をしすぎず、それでいて酷く控えめとも言い難い薄桃色の鼻と肉球を持つ。大きく開かれた丸い眼はガラス玉を連想させる深い青。鋭く先端の尖った牙に爪は獣ならではの印象を漂わせている。淡い灰色と白い体毛に包まれており、灰色の部分の模様は頭部のハチワレに尻尾全体、そして背中にはただでさえ淡い色合いがよりじんわりと滲むように広がっていてこれら以外は艶やかに真っ白。

服装:仕事を行う時は用意された作業着を身にまとっている。薄手の上着は灰色がかったほんのりと控えめな水色であり、ズボンは色素の薄い滑らかなベージュ。足などを十分に覆っている長めの裾や袖。どうという事はないデザインだが、唯一の例外は尻尾を通すための穴が空いている。
休日を過ごすための私服は主にテーラードベストとよく似た形状の青鈍色に染まっている衣服を着用。丈は胴体をすっぽりと包んでおり、正面はいくつかのボタンによって留められていて中央辺りには黒いベルトが一本、金色の金具を用いて巻き付かれてある。

武器:忍ばせたり持ち歩いたりしているような武器はないが、何か挙げるとするならば己の爪と牙、以前と狂いの生じない身体能力や瞬発力を活かしたその肉体を扱うと考えられる。

能力:自分の身体を面積共に丸ごと変化させる、いわば拡大と縮小を行う事が出来る。どれほどまで可能となっているものは最小で一般的に知られているイエネコの成猫と同等。最大の場合は体長4mを限界とする。これらは常に状態を保ったままでいられるという訳ではなく、経過していけばいくほどチェレステの魔力は減り続けていくため長時間にわたって使用したならば何かしらの前触れも現れずに元の大きさへ戻ってしまう。

魔術:欠けている箇所も錆びも一切ない、白銀に輝く鎖を生み出すという物体生成。魔力が豊富にあれば限りないほど伸縮し、そして数は無尽蔵だといっても過言ではない一方で、やはり魔力の減少に伴いその威力も少なくなる。通常の鎖と比べて物体そのものは非常に丈夫であり一般的な人間では太刀打ち出来ない事は明白。地面、空中などから出現させ対象へ捕縛を行ったり、力強く縛り上げ肉体に食い込ませてにじり寄るような痛みを与える。生命体に直接生やす事は出来ず、同時に鎖による追尾と捕縛をする場合は目視が必要。

備考:一人称「私」 二人称「貴方、敬称」
悪魔の城にて庭師を務めるCランクへ位置する魔族になった者。彼の仕事ぶりは周囲から満足に認められ、容姿が相まってお嬢様の方から幾度も戯れようと近付かれては時間が許す限り相手をしている様子が見られる。立場を考えれば下でしかない自分に気取る事なく話しかけてもらえる姿に好感を持ち、けれども忠義を纏う態度は変わらず崩さないように振る舞う。普段から二足で歩いているが、走ったり建物から建物へ移動する時は四足。色覚は人と同じく豊かになり、それは食事に対しても同様。本来なら猫が口にする事など叶わない食べ物も問題なく味わえる。

過去のチェレステは以前、城で大好きな花々を愛でながらも庭師として十分な働きをこなしていた魔女ヴェロニカに飼われ、長命の術がかけられ時には使い魔の義務を果たす猫だった。その魔女は他と比べて寿命は人間に等しく、事故に遭う事もないまま実に穏やかに年という年を重ねていったが彼女が息を引き取ったと共に通常よりも少し賢いばかりの猫であったチェレステの姿が意図不明の魔法が発動したためたちまち変化し、明瞭な人格を埋め込まれ現在に至る。また、チェレステの持つ魔術はヴェロニカが幾度か使っていたものと全く同じ。魔女の遺書には「私の愛する素敵な子を、どうかよろしくお願いいたします。」と慎ましやかに加えられていた。その他の細やかな説明は書かれていない。そこいらへ放っておく訳にもいかず、遺書の通りに今も城に置かれている。
古くから魔女を知る人物は、チェレステに接しているとかつて彼女の恋人であり、バトラーだった不治の病に侵され早くに亡くなってしまった彼を思い出すと述べている。


(/声掛けもなくいきなりのpf提出ですが、参加希望です。少し風変わりな過去と特徴を備えたキャラクターのため、不安な点もございますが不備などありましたらご指摘をよろしく願いいたします。)


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