愛と死は紙一重

愛と死は紙一重

希望者募集  2018-04-07 11:12:05 
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……君は…僕の白黒の世界に色をくれた。


(お声掛け頂きました、お相手様(23170様)をお待ちしております。)

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  • No.25 by 久遠 将之  2018-04-30 01:35:02 




(時刻は深夜。草木すら眠っているかのような静寂の中、仕事を終えて専用の裏口から建物内へ入れば漸く幾許か気を緩め。あとは薄暗い上に夜間は滅多に人通りのない地下駐車場を通り、非常階段を用いて部屋のある階へ向かうだけ。ひどく簡単で単純な筈のそれがどうにも重労働のように感じられ、肺の中の空気を吐き出すと重い足取りで駐車場の中を進み。一切他の音が無い空間では小さな足音さえもよく響く。何を考えるでもなく靴が地面を蹴る音を聞いていると、不意に先刻処理したばかりの人間のくぐもった悲鳴が脳内で再生された。次いで脳裏を過ぎるのは吹き出す赤色に、肉を断ち切る生々しい感触。現実からかけ離れた光景が次々と浮かんでは頭の中を巡る。ターゲットの死に際を思い出すのは限界まで疲労が溜まってしまった合図であり。あ、と思った時には視界が霞み始め───しかし、体が地面に触れる事は無かった。意識を失う寸前、するりと己の体に回された何者かの腕。背中に感じる体温、より濃厚になった血の香り、すぐ近くで聞こえる忘れられる筈もないその声。状況を理解する前に一気に頭は活動を再開し、その異常事態を認識した瞬間、ぶわりと肌が粟立った。「福田蛍…!」微かに動揺の滲んだ声で呟くのは、たった一日で自分に強烈な印象を残していった男の名前。嗚呼、最悪だ。彼が自分を始末しに来る事くらい、想定しておかなければならなかったのに。すっかり油断していた事に加え、まんまと背後を取られた情けなさから思わず眉間に皺を寄せる。内心自分を叱咤しながら再び仕事用のスイッチを入れると、問答無用と言わんばかりに容赦なく相手の足の甲を踏みつけようとして。)


(/素敵な絡み文を有難うございます! 甘やかな雰囲気の其方のロルに、いきなり穏やかでない絡み方をしてしまい申し訳ないです。勿論避けるなり返り討ちにするなり、好きに対応していただいて構いませんので…! / 汗 。
それでは背後は早々に退場しようと思いますが、現時点で他に決めておきたい事などはございますか?)



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