エンジェル・トランペット 【　指名 ／ 3L　】

　＊　指名キャラクター

　名前、性別、種族、年齢。

　詳しいプロフィールが必要な方は遠慮なくお申し付けください。細かい設定がある者には備考がついてあります。また、南部のものの年齢はすべて見た目年齢です。


　【　北部　】

「　金が無いならウチに来ればいい。珈琲くらいタダで飲ませてやる　」

　アルベート ／ 男 ／ 人間 ／ 40
　性格 ： ぶっきらぼうで口調は荒いものの、他人思いの喫茶店店主。一方で時間にはルーズで、勝手に閉店してしまうことも多々。年齢故か自虐的な発言も見られる。幼い頃に両親と死別したため成人までの10数年間を孤児院で過ごした。禁煙がなかなか成功しない。
　容姿 ： 髪は白髪混じりのブラウン。薄萌葱色の瞳はややツリ目で、彫りが深い綺麗な顔立ち。喫茶店の制服、白いシャツに深緑のエプロンといった格好をしていることが多い。ド近眼で普段はコンタクトだが、稀に縁なしの眼鏡をかける。眼鏡をかけると物静かでより落ち着いて見える。身長180cm。


　「　お疲れでしょう？お布団敷いてありますから、ゆっくりなさってください　」

　蛍（ ﾎﾀﾙ ） ／ 女 ／ 人間 ／ 22
　性格 ： 礼儀正しく大人びた、町で唯一の宿泊施設の跡取り娘。男性に対しては畏まった口調だが、女性に対してはやや砕けた口調になる。旅人の話を聞くのが好き。元々生まれは外部の田舎町で、旅行でやって来たこの町を両親が気に入り、もっと人が来やすいようにと宿泊施設を作ったという。そのため時折外部の訛りが出ることも。
　容姿 ： 青みがかった黒髪はさらさらのショートカット、南部で買った花を加工してある髪飾りを日替わりで。ややタレ目の瞳は紺色をしており、何処か幼さが残る顔立ち。服装は藤の着物や藤と萌葱の袴、外出時は白と蘇芳のおおぶりなチェックが入った道中コートに茶色いブーツと和洋折衷。特徴的な街並みの中では服装がだいぶ浮いているが、もっと不思議な服装をしている人もいるため特に気にしていない。身長162cm。


　「　恋に落ちて、愛の逃避行……！素敵じゃない！？　」

　リコリス ／ 女 ／人間 ／ 17
　性格 ： 博愛主義、好きになった人が好き。普段は実家の仕立て屋で接客をしている。よく笑う恋に恋する夢みる乙女。友達でもダメなことはダメ、ときちんと言えるしっかり者で、北部南部問わず友人が多い。ちょっとお馬鹿さんなのが玉に瑕。
　容姿 ： ウェーブがかかったオレンジ色の髪をツインテールにし、前髪は眉下でぱっつん。瞳は黄金色。はっきりとした凹凸を持つ女性らしい体格。白襟、白袖の若草色のワンピースに腰巻きの白いレースエプロン、刺繍が入った編上げブーツ。町の景観と相まってのどかなヨーロッパの草原にいそうな印象。身長158cm。


　【　南部　】

　「　だーッ、力の加減がわかりゃしねェ！全部ボキボキ折れやがって！　」

　ジック ／ 男 ／ 獣人（狼） ／ 24
　性格 ： 短気で単細胞、突発的に物事を始めてしまう困りもの。何でもかんでも力ずく。ただ人間に触れる際は驚く程優しく繊細で不器用。土木関係の仕事をしている。
　容姿 ： 傷んだウルフカットの髪とツリ目の瞳は鉛色に近いシルバー。鋭い八重歯を持つ。気持ちが高ぶったり予想外のことが起きた際には気持ちの度合いによって耳、尻尾、腕、足、顔と変化していく。耳と尻尾は操作可能。身長183cm。タンクトップにダメージジーンズ（ 穴が空いただけ ）、腰には羽織るための黒いパーカー。
　備考 ： 先祖に狼がいたとかいないとか、不幸にもその遺伝子を受け継いでしまったらしい。ある日耳が生えたのをきっかけに森に捨てられ、町長さんに拾われた。本人は生まれた時からこの町に住んでおり、両親とは死別していると思っている様子。


　「　俺にはよくわかんないけど、楽しいことは嬉しいんだって。君もそう？ 　」

　晏也（ ｱﾝﾔ ） ／ 男 ／ 人造人間 ／ 21
　性格 ： 天才ロボット。1度見聞きしたことは何でも出来るようになる。その反面他人の感情を察するのが苦手で、疑問な点はデリカシーなく踏み込んでしまう。ヘラヘラしており悪気はまったくない様子。北部南部関係なく色々なところで活躍している。
　容姿 ： 濃紺の髪に鴇色の瞳、黒いワイシャツとパンツ。寒いのは苦手で時折カーディガンを着用している。金色のペンダントは日本列島のような形をしており（本人はなんの形か分かっていない）、そのペンダントを外すと動かなくなる。身長176cm。
　備考 ： 大都市で作られた家庭用ロボット。製造者の予想以上の頭脳と人間に近い感情を手に入れてしまったことを自覚しており、畏怖の対象となる前に自らこの町に逃げてきた。自分のベースである人間に対して興味津々。


　「 　アタシ薬の調合は天才的ッて言われてるからね、1日あれば大体治る！　」

　盞花（ ｾﾝｶ ） ／ 女 ／ 魔法使い ／ 19
　性格 ： 面倒見が良く優しい反面驚くほど冷静で冷徹な一面も持つ。基本あっけらかんとしており明るい。薬の調合技術、薬ではどうにもならない傷の再生能力（ 四肢切断等 ）が異常に高い。町で唯一の医者。
　容姿 ： 腰まであるウェーブがかかったクリーム色の髪はハーフアップにし、珍しい模様の髪飾りを付けている。真紅の瞳。身長165cm、オフショルニットにレースたっぷりの赤いスカートと見た目はチャラい。仕事中は白い白衣のようなものを羽織る。銀から金へのグラデーションのピアスを常に身に付けている。
　備考 ： 不老不死。どんな魔法でも使うことが出来、特に治癒魔法は過去に類を見ない程の大魔法使い。まだまだ技術が未熟な頃誕生から滅亡までを見届けた国があり、滅亡間近、戦争で死亡した恋人に行った蘇生が失敗、最悪の人間兵器を生み出した過去を持つ。結局その国は他国に呑まれて滅亡し、噂が蔓延る地を離れて平和な土地へと移った。たまに「死にたいなー」と言うのは本気。


　【　教会　】


　「　がちがちにかたくたって、みためがおいしそうならこうきゅうぱんなのよ。じょうほうりょうのきゅうわりはみためからなんだから　」

　マーガレット ／ 女 ／ 人間 ／ 8
　性格 ： 教会内の孤児院で暮らす盲目の少女。年齢不相応な程大人びており、拙い発音の不可解な発言ばかりするためすこし浮いているが、中には天使だと崇拝する者も。教会の庭でよく話している盞花とは仲良し。町長が嫌い。
　容姿 ： 瞳は常に瞼に覆われたまま。雪のように真っ白い髪は盞花の手でふわふわとしたおさげになり、真っ赤なリボンで結われている。身長120cm、淡い水色のワンピース着用。基本裸足。
　備考 ： 前世は偉大な学者であり、断片的にだがその記憶がある。大人びた態度も発言もこのため。元は捨て子だが、町長より先にとある人物に拾われて何故か盞花へと預けられた。その人物の意図を察した盞花に過去の頭脳や記憶を引き出され、元々強い精神力を更に強化させられて今に至る。


　【　北の森　】


　「　覚えておきなさい。あなたの今の格好、特にその古ぼけた帽子。色や形、シミの位置まで全てはっきりと　」

　ニア ／ 女 ／ ？？？ ／ 10代後半〜20代
　性格 ： やや高圧的だが頭の回転が早いのか口が上手で、そこまで威圧感はなく言動からは他人のことを思っているのが伝わる。記憶力が異常な程良く、1度見聞きしたものは忘れない。
　容姿 ： エルフと人間の中間のような尖った耳を持ち、淡い水色の髪は縦巻きロール、前髪は軽く流している。水色の瞳と相まって人形のよう。身長156cm。フリルやリボンがあしらわれた薄紅色の大きいポンチョにハイソックス、白いエナメルパンプス。
　備考 ： 北の森の巨大な林檎の樹の上にあるツリーハウスで暮らす。町から外部へ出るのを見張り、反対に外部から町へやって来る人々へ忠告し町長の元へ案内する。南の森のジーニとは双子で妹。「反吐が出る」程町が嫌いで本当は足を踏み入れたくないという。この町が出来て以来ずっとここで生活している。生い立ちは謎。


　【　南の森　】

　「　あーあーうっざいな、別に何も言わないから好きに森の中でもどこでも行けよ。……生きては帰れないだろうけど　」

　ジーニ ／ 男 ／ ？？？ ／ 10代後半〜20代
　性格 ： 面倒臭がりで適当、その場凌ぎで毎日生きているようなもの。仕事も雑で口が悪い。ただ身体能力は異常であり、ゲーム片手に猛獣の頭を潰したり目にも止まらぬ速度で走ったり出来る。そのため猛獣だらけの南の森で超快適な生活を送る。シスコン。
　容姿 ： 髪と瞳が薄紅色なのを除けば顔立ちはニアとほぼ同じ。水色のパーカーに黒いパンツ、白いエナメルシューズ。身長173cm。
　備考 ： 森の中を転々として生活している。マーガレットを拾ったのはジーニであり、南の森に捨てられてなおかつ猛獣に食べられていない人間は初めて見たからと一種の希望のようなものを込めて大魔法使いへ細工をしたあと町長に預けるよう伝えた。町は好きだが町長は嫌い。ニアの兄。生い立ちは謎。