若き将校 2018-03-28 22:31:14 |
通報 |
灯夜?…おい、灯夜、もう限界か。
(投げられた手拭きに軽く笑みを零しては見上げた先には既に眠りに入ろうとする親友の姿。前のめりにな?その先には食べかけのつまみの皿があり慌てて彼の身体を支えるべく両肩を抑えれば隣に回り込み壁に凭れ掛からせるように後ろへと身体を引いて。細くともしっかり鍛えられた身体と長く瞳を覆う睫毛はまるで女性なように美しい顔付きにに見入る事数秒、徐に彼から離れ代金を支払えば扉の向こうから見える臙脂色に染まった空に気が付き。疲労困憊なのだろうと彼の肩を支える形で担げば店を後にして)帰るぞ、勝手に部屋に上がったと文句言うなよ?って、また聞こえてないか。
トピック検索 |