若き将校 2018-03-28 22:31:14 |
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畏まりました、のんびりと残りの二人の人生を紡いで生きましょう!
それでは、やはり千鶴さんの事が少々気に病みますので簡単にお話ししようかと思います。場面としては、灯夜さんが姿を消してから丁度半年が過ぎ頃にしますね!
(彼が姿を消してから数週間後、日本は戦火に包まれ争いの歴史に爪痕を残す事となり何千と国民を失い壮大な敗北となって終焉を迎え。ーーそこからまた数ヶ月後の事。親友の許嫁が働いていた店の前へと訪れたのは左半身に重度の火傷を負い包帯に包まれた男の姿であり、幾度と使用したせいか既に馴染んだ松葉杖と当時と変わらぬシャツとズボンといったスタイルで荒んだ街を背にして。許嫁が解消されたとは把握していないが、姿を消したぐらいなのだから彼女にも何らかの連絡を入れてあるとは大方予想が付いており、緊張した面持ちで消息の確認がてらかつての味を思い出そうと)ーーー総一郎だ、あいつの、灯夜の友人であった。まだこの店は現役だろうか。
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