(彼を乗せた飛行機は何処までも高く高く飛翔して再び雲の中へと。厚めの雨雲を向ければ既に満点の星空が広がっており数多の星々が機体を照らして自然のライトと化し。滅びに向かって青や白に光り輝く様がガラスを通してよく見えて、機内の通信のスイッチを押して背後にいる親友へ上へ向くよう声を掛け。)ーー良い空だろう、ただそこに輝くだけでこんなにも美しいんだ。…まるでお前みたいだな。