次は足の踏み場がもう少しあると、もっとゆっくり出来るかもな。 (相手の言葉に揶揄うような笑みを浮かべて態とそう答えつつ自分も飛行機の後部座席へと。来た時とは違って瑠璃色に染まった空、自分が大空へと羽ばたく機会など滅多にない、この景色をしかと目に焼き付けようと飛び立つ前から窓へと視線を移し。偶然にも島へと配属された中に相手がいて良かったと噛み締めつつもそれを言葉に出すことはなく)