…いつでも泣きに来い、俺を頼れ、俺無しでは生きられなくなるぐらい。 (暫く抱きしめていれば胸元から聞こえてくる寝息に日頃の疲労を含め泣き疲れてしまったのだろうと推測し、目尻の涙を指で拭い。聞こえていないのであれば好都合で呟いた言葉は近頃欲深くなったと自覚するもので。軍のベッドはシーツが薄いが互いの体温があれば事足りるだろう、徐々に温まるシーツの中で再び夢の中へと落ちて行き)