若き将校 2018-03-28 22:31:14 |
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(偶然か否か、丁度我が親友と童心に返る夢を見ていたようで自分らを縛る枷を捨て武器を捨て浜辺の側で共に海を見るというもの。彼は無知で純粋な笑みを浮かべつつ盛大な夢を語る己に静かに相槌を打つのだ、それが嬉しくあり誇らしくあり、堪らず彼を抱き締める。その感覚があまりにもリアルで温かく目を覚ます事となり。薄っすらと開いた瞳で此方を見つめる泣き出しそうな彼、夢とは相反し現実世界の過酷さを表しているようなそんな気さえ起こす寝惚けた頭で伸びている手首を掴み此方へと引き寄せれば寝起きの温かい身を密着させて抱き締め)ーーー…どうした、泣きたい時は泣いてしまえ、二人っきりの夜ぐらい。
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