(身体の節々が燃える様に熱い気もするが心身共に興奮状態にある中で活発になったアドレナリンの過剰分泌によるものだろう。既に弾切れになった拳銃を握ったまま勢い良く扉に蹴りを入れれば木が裂かれる音と小さな呻き声、勢い良く開かれた扉の向こうへ倒れ込めば胸の下には確かに何者かがいて。握った拳銃を振り下ろし手関節を強打すれば離れる銃、咄嗟に振り向いて相手を呼び)ーーよしッ!灯夜、一緒に抑えてくれ…!!!