羨ましいな、将来を約束する者がいるというのは。 (司令室まで振り向く事の無い態度で先程想像した事が明瞭化されて行く中で彼の新たな一面を見た様な気がし揶揄い交じりに言葉を吐き。その中には彼と永遠を誓った存在への羨望も入っているが言葉を吐き出す当本人はそれには気付かず。司令室に入れば己が身を潜める場を確認し、懐にしまって置いた拳銃を取り出せば不発弾が無いよう点検をし)