もう十分だろう、あいつの話は。 (何故そこまで許嫁のことを知りたがるのかと思いつつ相手が着いてくる足音を聞きながらも気恥ずかしさから振り返ることはせず司令室へと。先程入り口は厳重に施錠しており、もう裏切り者は外へ出る事も叶わない上に周りの兵士が寝静まるまで行動を起こす事も出来ない筈だと、相手と共に司令室へと入り)