執務室でのんびりゆったり

そうだな、その覚悟ならば私も出来ている…せめて今だけでも私たち二人きり、愛の逃避行を…（ゆっくり唇へと口付け、抱き寄せて）

眺めるだけなどと言うな。私が証を贈りたいのだ、他でもないこの世でたった一つの私と翔鶴だけの、な…だからここは私に見栄を張らせてくれ

ん…ああ、幸せです…こんな時間がいつまでも続くといいのですが……でもおかげさまで生き残る目標も意志もはっきりできましたし、今まで以上に私、頑張りますね…！そしてこのことは内緒です♪(口付けに少し緊張の色を見せたものの、恋する乙女の顔で微笑み、これから一層頑張りますと誓って)

<青葉見ちゃいました…！

は、はい…畏まりました。そう言えば陸奥さんも言っていました。…私は男慣れしていないので男性を立てたり男心を理解しとないと提督に要らぬ苦労をかけるかも、と。…私、もっと遊び歩くような事をした方がいいのでしょうか…

なんといじらしく愛おしいのだろう…それならば私は翔鶴のその想いにどこまでも報いなければならぬな、翔鶴のことは私が守る…（愛おしげに相手の顔を真っ直ぐ見つめ、いつまでも身を寄せ合っていて）

ふむ…陸奥がそのようなことをな…確かにその通りかもしれぬが、翔鶴はそのままで良い。私が愛しているのはありのままの今、目の前にいる翔鶴その人だ

…明日の朝刊の一面は決まりか…とはいえどのみち皆には報告をするのが筋というもの、これで良いのかもしれぬ（敢えて見逃したようだ←）

ありがとうございます…♡でも今だけは私だけの提督でも皆さんの前ではちゃんとみんなも守って下さいね…♪……って、提督！…鎮守府内新聞が…『提督秘書艦と愛の逃避行か！？全て捨てて茨の道を進む二人の恋路はいかに…！？』…って特集が…あぁあ、ど、どうしましょう…(オロオロ)

はい、何でも陸奥さんは火遊びがどうの、と…ふふ、ありのままの私を好いて下さるのはありがたいのですが、私だって提督にとって理想の相手となるべく努力は惜しまないつもりなんですよ…♪？

わかっている…皆を守ることも提督としての責を全うするということだ。…しかし、それは少しマズいな…勘違いをそのままにしておけばあらぬ誤解を招くことになりかねない（腕を組み、むぅ、と小さく唸って）

それにしても、だ…翔鶴のような見目麗しい魅力的な女性がふらふら一人で遊び歩くなどというのは私の心臓に悪い。ましてや翔鶴は私にとって特別な女性なのだからな…

で、ではどのように誤解を解いていけば良いのでしょうか…青葉さんを呼び出して訂正記事を書かせるとか…地道に口頭で誤解だと広めて行くか…このままでは私皆さんに恨まれてしまいます…

わ、わかりました…私も一人で出歩くのはあまり……い、いえ別に麗しいとか魅力があると自惚れてる訳ではありませんが、提督の意にそぐわぬ行動はしたくありませんからね…

こうなれば皆の前で正式に私たちの関係を報告する他ないかもしれぬな。そのうえで私たちは責任を放棄するつもりは無いことを説明すれば皆もわかってくれるだろう（しばらく考えた末にそう結論を出して）

わかってくれたようで良かった。だが、私の理想に近づこうという気持ちは素直に嬉しく思う…もう今のままで良いとは言わぬ、これからも私の妻として日々励め

そ、そうですね…これで晴れて公認となりますが…きっかけが青葉さんというのはほんの少し複雑です。皆さんならきっとわかって貰えると思いますが…ど、どうせならみんな集まって式を……ぁ、いえ…こほん//(青葉には困ったものだと苦笑しつつ、告知するならいっそ式でもあげたいと言いかけ、流石に恥ずかしくなって言葉途中に目をそらし)

は、はい！頑張ります！…それにしても良いお嫁さんの条件とは何でしょうね。今のままでとはいいますが、もっともっと提督に尽くしたいので…！

ふむ…報告も兼ねての挙式か…と、なれば広報の為にまた青葉の力を借りるというのも手かもしれぬ。挙式のネタを提供するのと引き換えに誤解を解いてもらえば目先の問題も片付いて私たちも式の準備に集中出来るというものだ（挙式について真剣に考え、そう提案をして）

それを定義づけるのは難しいな…一つ確かなことは、答えは一つではないのだろうということだ…夫婦の数だけ答えがある。今はそれで良いのではないか？

しかしながら、この戦時中に私だけそんな浮かれた式を挙げてしまっても良いのでしょうか…どの道誤解は解いていきたいですけど…(式に前向きな提督に嬉しさや期待半分不安半分といった様子で)

…はい、どんな形の夫婦であれ私達であれば幸せには違いありませんよね。……てい……あなた(提督の答えに納得して頷き、恥ずかしながら夫婦っぽくそう呼んでみて)

確かに翔鶴の言うこともわかる…だが、厳しい戦時中だからこそ時には明るいニュースも必要なのではないか？皆はきっと私たちを祝福してくれると信じている。それだけの信頼関係を築いてきたという自信が私にはある（力強く述べて頭へと手をポンと置き）

改めてそのように呼ばれると少々こそばゆいな…これが夫婦というものなのだな…

わ、わかりました…提督が信じているものを私が信じないわけにもいきませんからね(手を頭に置かれて少し気恥ずかしそうに頷けば思考を切り替え)…指輪は買って頂るし、場所は敷地内でどうにかするとして、遠征と防衛、艦隊のスケジュールを…(と、秘書らしく前向きに考えだし)

はい、少しくすぐったいですが…幸せを私は感じます。…あーんもしましたし、あなたと呼べましたし、次は…せ、背中を流す、とか…でしょうか(と、言いつつ顔を赤らめ)

今後について色々考えなければいけないこともあるのは承知の上だが、私たち二人の時間も大切にしなければな…（考え込む相手を背後から抱きすくめ顔を寄せて）

ふっ…それもよいな、翔鶴さえ良いのなら遠慮なくお願いしてしまおうか。このようなことを頼めるのも夫婦としての特権だな

そ、そんなこと仰られると貴方の事以外考えられなくなってしまいます…(言いながら手に持った書類も置いてしまって、背中から寄りかかり)…だ、駄目ですからね？色々予定を組んでから…その…//

そ、そ、そ、それははず、恥ずかしいです…(承諾されてしまえばその様子を想像して真っ赤になり)ゆ、ゆくゆくはそんな事も致しますけど…し、式を挙げてから……///(と、自分で言い出した事なのに声がどんどん小さく、恥ずかし気に俯いて)

そう、だな…こんなことではいけないと私自身わかってはいるつもりなのだ。だが、今はやはり翔鶴のことしか考えられぬ…そんな意志の弱い私を許せぬと言うのであれば振り払うがいい（腰に手を回し、ゆっくり後ろのイスへ腰を下ろせばそのまま相手を足の間に座らせ）

ふむ、段階を踏んでということならばそれも良いだろう。時間ならばこの先いくらでもある、ゆっくり夫婦になっていこう

提…督…わ、私があなたを否定なんてとても……できそうにありません…(一緒の椅子にそのまま腰をおろして、抵抗もなく真っ赤のまま背を預け)…あ、あの…恥ずかしい、です…//

は、はい…宜しくお願いします…//お背中を流すのは夫婦となってからですが…ま、マッサージくらいなら…(そのまま何もしないというのも勿体無い気がして、肩くらい揉みましょうかと照れ笑いしながら尋ねて)

自分の気持ちに素直なのは良いことだ…こんなのも嫌いではないのだろう？（相手の肩へと顎をのせ耳元でそっと囁き）

それは嬉しいな。だが、翔鶴も少し疲れが溜まっているように見える…その後はぜひ私からも翔鶴へお返しをさせてくれ（愛情を受けるばかりではなく自分からも何かしてやりたいという想いからそう述べて）

すまぬ、まだもう少し翔鶴とのやりとりを楽しんでいたい気持ちもあるのだが、私の背後が突発的に曙を欲しているようでな…突然なのだが秘書艦の交代を頼めるだろうか？（すまなそうに一つ頭を下げ）
私の方も微妙に性格やキャラを変えるつもりでいる故浮気などの心配はしないでくれ

翔鶴
「ふぁ、…ぁ///…す、好きです…わ、私にもマッサージしてくだひゃい…///(と、最後にはふにゃふにゃになって何もかも忘れていちゃいちゃしていたそうな…)」

曙
「はいはい、私よ。確かに何だかこう…見てて糖分過多って感じだったからね。そろそろかなとは思ってたからかわまないわ。それにあれだけキャラが変わるとそもそも浮気もクソもないし。あくまでも妬くのは……こほん、別にそれも私には関係ないし？…で、クソ提督が駆逐艦呼ぶなんて珍しいわね？どういった風の吹き回しかしら？まぁいいけど！」