主 2018-03-15 23:29:04 |
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>>アリス様。
(己が注文した料理が出されては右手のみを使い、バランスを崩さないようにゆっくりと歩き。と言うのも左手はもう自由には動かぬ木、行き場のないその手をトレイに添えるも殆ど意味を成しておらず。片手で持つのは些か重いと思わず眉潜め怪訝な表情を浮かべており、いつもの嘘っぱちな笑顔は消えていて。ゆっくり時間を掛けて彼女の元へと進み、向かい合わせに座ろうと椅子に手を掛けるも、そこでふと己がそこに座ってしまっては彼女が食べづらいのでないかと思いを巡らせ。折角のひと時を苦痛で終わらせてしまうのも何だか気が引けると目の前ではなく2、3個ズレた場所へと移動し腰掛けて。)
冷めちゃう前に食べよっか、アリス。
>>アンジェラ様。
それを言うなら僕もギリギリ含まれているよ。謝るつもりもないけれど、馬鹿にしてるつもりも無かったんだけどね?
(己の単調な言葉からか、皮肉や冷たい、怒っている等とそう思われてしまうことは多々あるのか、もう慣れてしまっている。かと言って直すつもりも更々ないと普段と変わらず平坦な言葉と笑顔で取り繕って。“そうだよ、からかっていたんだ。簡単に引っ掛かったから驚いたけどね。”先程の嬉々とした表情は何処へやら、次に浮かべたのはあからさまな不服感。彼女は己と違ってコロコロと表情が変わるから面白いとじっと見詰めて。“…枯れてくれるんだったら僕も大助かり何だけどなあ。”花が枯れる、それは極々当たり前のことだが己の躰から溢れる花は枯れることを知らない、何処と無く心に突っ掛る物があるのか、そうぽつりと呟いて。)
>>漆様。
…僕の症状がへんてこりんなのは否定出来ないよ、だって僕は違うって思っていてもアンタの想いは想いなんだからそれを否定出来ないし。
でも御前だって僕と同じくらいへんてこりんでちっぽけで気持ち悪くて変な症状だよ。
(もう日も落ち月明かりの中、何やら言い争っている2人の患者。己の躰から咲く花と木化している左腕、それ等が気持ち悪いと難癖を付けられてしまっては、此方としては愉快なものではなく、どちらかと云えば不愉快である。怒りというものがふつふつと湧き出る中でもにっこりと笑った笑顔は絶やすことなく浮かべており、怒鳴ることもせずに只只目の前にいる患者を言葉で捲し立て押さえようとしており。患者も患者で思い当たる節があるのか、ぱしり、と己の頬を強く叩いた後、その場から立ち去ってしまい。叩かれた頬を押さえながら遠ざかる彼の背を見送ろうと目線を泳がしていたところ、虚空を眺める彼の姿を捉え。先程の喧嘩が無かったかのようないつもと変わらない雰囲気で話し掛けて。)
仕事、終わったの?
(/初めまして、早速絡ませていただきました!
よろしくお願いします!)
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